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どもども、鹿之介でございます

我が母校『龍谷大平安』が、苦しみながらも『旭川工業』（北北海道）を破り、夏は2003年以来の勝利を挙げることが出来ました

▽1回戦

　　旭川工　　002　020　400　0 0　8
龍谷大平安　110　011　202　01X 9

旭川工：官野、大田、黒川－生田
龍谷大平安：田村、武本、杉本－平城
本塁打：井澤（平）2
三塁打：菅家（旭）、久保田（平）
二塁打：梅田（平）

取っては取られの乱打戦を制しての劇的なサヨナラ勝ちでしたが、ホントに9回2死無走者からよく逆転してくれたと思います

でも試合自体は完全に負け試合でしたよ
井澤選手の先頭打者本塁打で先制パンチを浴びせ、2回にも追加点を奪いながら、ことごとく走塁ミスで自らチャンスを潰し相手に決定的なダメージを与えられなかった
先発の田村投手も京都大会で見せた投球とは程遠い出来で、直球は140㎞にも満たず、高めに浮いたフォークボールをことごとく痛打される
原田監督の継投策についても、素人の小生が見ても首を傾げるような采配で、そのまま負ければ、進退問題にも発展するんじゃないかと本気で思うぐらいでした

最後の最後で『旭川工業』が勝負を焦ったのと『龍谷大平安』の

絶対に勝ちたい！

という想いが、相手を上回って土壇場で同点に追い付き、そして逆転のサヨナラに繋がったんだと思います

▽旭川工業戦（其の壱）


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試合は3時間を超える大熱戦でした

▽旭川工業戦（其の弐）


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この試合で高校通算43本塁打の高橋選手を差し置いて、2本のアーチを架けた井澤選手

▽旭川工業戦（其の参）


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主将で3番の久保田選手のバッティング

▽旭川工業戦（其の四）


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4番の高橋選手は鋭い打球で4安打の大活躍でした

▽旭川工業戦（其の五）


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敗色濃厚の9回裏に同点打を放った有田選手でございます

▽旭川工業戦（其の六）


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11回裏に嶋田選手が殊勲のサヨナラ打を打った瞬間

▽旭川工業戦（其の七）


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京都大会では背番号12番だった平城選手は甲子園で晴れて正捕手の座を掴みました

▽旭川工業戦（其の八）


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先発の田村投手、この試合は6回途中降板の不本意な内容でした

▽旭川工業戦（其の九）


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京都大会ではエースナンバー1を背負った杉本投手が試合を引き締めてくれました

▽旭川工業戦（其の十）


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サヨナラのベースを踏んだ梅田選手を迎える高橋選手

▽旭川工業戦（其の十一）


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バックネットのスコアボード、点を取り合うシーソゲームでございます


▽あとがき

試合終了後の監督インタビューで、原田監督が自身の采配ミスを選手たちに謝罪したうえで、選手たちの奮起が逆転勝利に繋がったと話しておられたのが印象的でした
今回の勝利で、京都勢6季連続初戦敗退の不名誉な記録をストップさせると共に『龍谷大平安』の夏の勝利も2003年以来9年振りにもたらしてくれました

2003年と言えば、1回戦で2001年の全国優勝校『日大三』（西東京）を8-1で破り、2回戦は2002年の全国優勝校『明徳義塾』（高知）を2-1の接戦で退け、3回戦は今やメジャーリーガーのダルビッシュ有投手がいた『東北』（宮城）と、服部投手が延長11回の大熱戦
を演じ、服部投手がダルビッシュ有投手の15奪三振を上回る17奪三振を奪いながら0-1Xのサヨナラ負けでした



次戦は『成立学園』（東東京）を破った『東海大甲府』（山梨）です


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140㎞台の速球派の神原投手は、初出場とは言えレベルの高い東東京を制した『成立学園』を完封したのですから、強打を誇る『龍谷大平安』も初戦のようには打てないと思います
原田監督も監督インタビューで何度も言っておられましたが、一にも二にも投手陣の奮起を促していました
初戦はややちぐはぐな攻守が垣間見られたので、そこを修正しないと次戦はやられちゃいますよ

どもども、鹿之介でございます

どうやら、小生がぼんやりしている間に我が母校『龍谷大平安』の対戦相手が決まっていたんですね

▽龍谷大平安（其の壱）


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対戦相手は北北海道代表の『旭川工業』みたいですね

旭川と言えば『旭川龍谷』が『龍谷大平安』と兄弟校ということを高校時代に聞いたようなな気がします
最近は野球に限らず、どんなスポーツでも事前のスカウティングで相手のストロングポイントやウィークポイントを洗いざらい調べるので、兄弟校の誼で情報を提供してもらうんでしょうかね
まあ、正々堂々がモットーの高校野球なんで、そこまではしないんでしょうかね…

▽龍谷大平安（其の弐）


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『龍谷大平安』が入ったブロックですが、春のセンバツを超高校級の藤浪投手で制した『大阪桐蔭』や、左腕№1投手の呼び声も高い濱田投手を擁する『愛工大名電』とは違うので、少なくとも準々決勝までは対戦しませんね
だからと言って他の学校が与し易いかと言えば、去年の『新湊』のこともあるので決して油断は出来ませんね

どもども、鹿之介でございます

7/26のことなんですが、我が母校『龍谷大平安』が2年連続32回目の甲子園出場を果たしてくれました
執筆するのが遅くなりましたけど、後輩たちの雄姿を紹介致します

▽決勝戦

　京都両洋 　000　100　000　 1
龍谷大平安　100　100　20×　4

京都両洋：横垣、中井－川勝
龍谷大平安：田村－平城
二塁打：釣井(両)

戦前の予想通りと言ってはなんですが『龍谷大平安』が「勝って当たり前」の京都大会を制して2年連続32回目の甲子園行きを決めてくれました

試合は1回に4番の主砲、高橋選手が『京都両洋』の横垣投手からあっさり先制点を奪い主導権を握る
準決勝の『福知山成美』戦からの連投になる田村投手が「相手は踏み込んでコンパクトに振って来る」とみるや、内角を突いて打たせて取る
『福知山成美』戦でも効果的だったフォークボールで要所では三振を取り、バックも伝統の堅守で盛り立て、5回以降は三塁を踏ませなかった
4回に勝ち越すと、7回には高橋選手の適時打で突き放す、最後は田村投手が原田監督から「全国に向けてエースナンバー1を獲りにいってほしい」と成長を促すメッセージに1失点完投で応えた

▽京都両洋戦（其の壱）


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夏は過去31回出場していますが、連覇は実に42年振りだったんですね

▽京都両洋戦（其の弐）


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決勝戦のスターティングメンバーでございます

▽京都両洋戦（其の参）


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『龍谷大平安』は田村投手が準決勝からの連投で登板しました

▽京都両洋戦（其の四）


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『京都両洋』のエース横垣投手の力投

▽京都両洋戦（其の五）


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高橋選手の先制打で『京都両洋』の出鼻を挫く

▽京都両洋戦（其の六）


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先制のホームを踏んだ井澤選手

▽京都両洋戦（其の七）


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サード、前本選手の守備

▽京都両洋戦（其の八）


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7回裏、盗塁を決めた梅田選手

▽京都両洋戦（其の九）


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全身で歓喜の瞬間を表現する田村投手

▽京都両洋戦（其の十）


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激闘を終えてお互いの健闘を称えあう

▽京都両洋戦（其の十一）


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当日、一塁側スタンドには1,000人以上の方が応援に詰めかけたそうです

▽京都両洋戦（其の十二）


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原田監督の胴上げでございます

▽京都両洋戦（其の十三）


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全国の活躍を心に秘めて表彰式に臨む選手たち

▽京都両洋戦（其の十四）


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危なげない試合運びで連覇を達成した『龍谷大平安』でございます


▽あとがき

決勝戦の結果『龍谷大平安』は昨年、甲子園に忘れて来た勝利を取り返しに行くチャンスを掴むことが出来ました
ただ、京都勢の甲子園での戦績は6季連続で初戦敗退中、昨夏の『龍谷大平安』もミスを重ねて『新湊』に苦杯を舐めさせられました
昨夏の甲子園を経験している高橋・久保田・田村選手らにとっては、甲子園での勝利の想いは並々ならぬものでしょう

『京都のレベルは低い』

全国の高校野球ファンの人たちに思われているかも知れないので…

『今年の龍谷大平安はモノが違う』

という活躍を見せて下さい

どもども、鹿之介でございます

我が後輩たちが今大会最大の難敵『福知山成美』を退け、2年連続の決勝戦進出を決めてくれました

▽準決勝戦

福知山成美　100　000　000　1
龍谷大平安　010　400　01× 6

福知山成美：仲村渠(健)、仲村渠(康)－響
龍谷大平安：田村－平城
二塁打：原井(福）、嶋田、久保田(平)
三塁打：有田(平)　

準決勝の先発は4回戦に登板した田村投手でしたが、初回に先制点を奪われる展開に思わず昨年の甲子園での苦い思い出が…

昨夏の甲子園『龍谷大平安』は初戦で富山代表の『新湊』と対戦、1-1で迎えた終盤8回に1死1塁3塁の場面で、先発の太田投手の後を継いで田村投手が2番手登板する
140㎞を超える速球に内角を鋭く突くピッチングで、相手チャンスの芽を摘み取ることが期待されましたが、甘く入った直球を痛打され決勝点を奪われてしまいました
スピードはあるが勝負どころで甘くなるボールに、精神面の強さが要求される救援投手は任せられないといった評価でした

そんな酷評とも言える評価を下されながらも、1年経って最後の夏に背番号10の田村投手が今大会最高の仕事をしてくれました

▽福知山成美戦（其の壱）


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勝ち越しの場面のワンショットです

▽福知山成美戦（其の弐）


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本日の対戦表、公立校は全て敗退し、今年もベスト4は私立校が締めました

▽福知山成美戦（其の参）


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スタンドではベンチ入りが叶わなかった仲間が選手たちに熱いエールを送る
後にはチアガールも垣間見えます
小生が応援に行った2回戦には、チアガールはいなかったです
やっぱり、チアガールがいると華がありますね

▽福知山成美戦（其の四）


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昨夏の京都大会ではエースナンバー1を背負った田村投手のピッチング

▽福知山成美戦（其の五）


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仲村渠（なかんらかり）健太投手のピッチング

▽福知山成美戦（其の六）


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三塁打を放った有田選手の全力疾走

▽福知山成美戦（其の七）


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勝ち越しのホームを奪う高橋選手

▽福知山成美戦（其の八）


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最後のバッターの打球をセカンド梅田選手がダイビングキャッチし喜ぶ田村投手

▽福知山成美戦（其の九）


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いよいよ、残すは決勝戦のみとなりました


▽あとがき

今年の準決勝戦は昨年と同じ顔合わせとなりましたが、今年も結果は昨年と同じく『龍谷大平安』の勝ち残りでした
決勝戦の相手はここ数年で急速に力を付けて来た新鋭『京都両洋』です
彼の学校は、小生が20代の頃奉公していた『い○○く』の近所にあり、ネコの額ほどの小さなグランド（校庭）？で、選手たちがキャッチボールをしている姿を見て…

「平安の練習環境とは、大違いやな」
「この学校やったら、100回試合しても100回とも勝つやろな」

なんて思っていましたが、小生が京都を去った10年で相当なレベルアップをしてきたようなんですね

でも、我が母校『龍谷大平安』は昨年の王者として、新鋭『京都両洋』に格の違いを見せつけて、まだまだ京都を制するのは時期尚早ということを見せつけてくれると思います

7/26の決勝戦は後輩たちの活躍を信じて、遠い但馬の地から応援させてもらいます

どもども、鹿之介でございます

いや～、我が母校『龍谷大平安』が準々決勝戦の、対『北嵯峨』戦でも投打に圧倒して7回コールド勝ちを収めてくれました

▽準々決勝戦

北　 嵯　 峨　001　000　0　1
龍谷大平安　016　200　X　9

北嵯峨：神田、山下－福永
龍谷大平安：武本－久保田
二塁打：水野、河津（北）、有田２（平）

準々決勝戦はエース杉本投手ではなく、武本投手が先発し7回イニングスを投げて1失点に抑えました
例年の『龍谷大平安』はエースの登板は準々決勝戦からというのが定石なんですが、今年はエースが初戦から登板しているんで、いつもの流れとはちょっと趣きが違います
これも『原田英彦』監督の策なのか、それとも杉本・田村・武本投手どの投手も実力が拮抗しており、便宜上で杉本投手がエースナンバーを付けているのか
細かい事情は存じませんが、後者であれば嬉しい限りでございます

▽北嵯峨戦（其の壱）


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う～ん、オッサンの小生に比べたら若造ですが、頼もしい顔が揃っています

▽北嵯峨戦（其の弐）


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本日の対戦表
誰が言ったか忘れましたが、高校野球は準々決勝戦が一番面白いそうです
なぜなら、実力が拮抗した強豪校の対戦が1日に4試合も見れるからだそうです
言われてみれば、そう思えますね

▽北嵯峨戦（其の参）


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ヘッドスライディングで盗塁を成功させた高橋選手、顔に泥が付いても一所懸命なんで気になりません

▽北嵯峨戦（其の四）


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ショート、基村選手のスローイングです

▽北嵯峨戦（其の五）


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主砲、高橋選手が死球を受ける
やはり長打力を警戒して、際どいコースを責められるから、どうしても厳しくなってしまいます

▽北嵯峨戦（其の六）


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福知山成美　×　龍谷大平安
東山　×　京都両洋

いよいよ、2012年夏の京都大会もベスト4が出揃いましたね

『龍谷大平安』『福知山成美』『鳥羽』が今大会の3強だったんですが、既に『鳥羽』が4回戦で『京都両洋』に敗れているので、準決勝戦の『龍谷大平安』と『福知山成美』の勝者が全国行きの切符を手にする可能性がかなり高いと思われます
準決勝戦での『龍谷大平安』と『福知山成美』の対戦は昨年と同じで、その時は『龍谷大平安』が快勝し、その余勢を駆って京都大会を制しました
ただ今年の春季大会では『福知山成美』に準決勝戦で2-9という、悔しいコールド負けを喫しているので、今度の対戦が最終決着の場になりますね

とにかく、あとふたつ何とか勝って、夏32回目の優勝を果たして頂きたいと思います