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新聞で佐藤優被告の上告棄却により有罪確定を知りました

起訴休職外務事務官という一度聞いただけでは何の事かよく分からない肩書ですが、今回の罪状確定より外務省を失職されたそうです

佐藤氏は鈴木宗男議員をめぐる事件で有名になりましたが、本書を読んでみて（まだ半分ぐらいしか読んでいませんが…）氏がロシアのエキスパートであった事を今更ながら感じました

また大学で教鞭をとるほどの知性は、ある種思想家と思わせるような記述で内容は構成されています

有罪確定により外務省は失職になりましたが、作家としての地位も確立しているので今更失職しても別に痛くも痒くもないんでしょうかね。

これで身軽になったので、小林よしのり氏と本気で論争（戦争）を始めるのでしょうか
小生としてはそんな事をして何の得があるのかなと思います
どちらの主張も理にかなっているし、優劣を決める事自体に意味があるのでしょうか…

この様な不毛な論争をみていつも思うのが、偉大な仏教者であった『最澄』と『空海』が『徳一』との論争に臨んだ時のお互いの対応の違いです。

『最澄』と『空海』が『徳一』に対してどの様な態度で臨んだかについてはここでは敢えて書きません。それは皆様でお調べ頂いた方が良いと思いますので…

小生の座右の銘にしていますが『大人の対応』が大事なのではないかなと思います