カーズ@のブログ一覧

とても快適な夜ですが、何故か眠れないので。（書き始めは午前3時）

ちょっとおっさんの昔語りです。
キモイと思ったら今のうちに引き返すべき。









じゃあ、はじめましょうか。
E36に乗り始めて約4年。
その間3台に乗っているわけですが、そもそもの出会いは弟がZ3を買ったことでした。




E36/7 Z3 1.9ロードスター AT。

紆余曲折あり、弟から私の元へやってきました。
約2年間所有。
ほぼノーマルで乗っていましたが、クソッタレな人生を変えてくれるくらいには最高なクルマでした。
乗る時は、土砂降りでも来ない限りは常にオープン。
クルマと道と風と景色と一体になるコトは、何物にも代えがたい喜びでした。
AT由来の遅さすら、「楽しい」と思える要素でした。
（とはいえ、もし今Z3を手に入れることが出来るなら、1.9のMTを探します）


手放した理由は、幌の修理代金が車体購入価格を上回っていた、ABS・ASC+Tの修理がデーラーにもお手上げだった、車体の錆が酷かった…等。
手渡された時の状態が悪かったこと、私の経済状況が悪くなったことが無ければ、もっと乗っていたいクルマでした。



Z3を手放してから半年…実は手放してちょっと経ってから、私の状況は一変しており、私のカラダは「楽しいクルマ」を欲していました。
条件は、NA・FR・2リッター以下・MT・クローズドボディ。
通勤にも使える、長く（維持しやすい）乗れるクルマということで探しました。
この時はBMWにこだわって探していたわけではなかったのですが…
※318isという存在を知ったのは、お友達のなおisさんによるところが大きいです。





E36 318is MT。

楽しいクルマを探し始めて3日後。
このモントリオールブルーの個体を見つけました。
今もお世話になっている、クールランニングの在庫車でした。
週末には試乗に向かいました。
サンルーフレスで1オーナー。とても16年オチとは思えないくらいに状態が良かった。
しかもZ3と同じモントリオールブルー。


これしかない。


土砂降りでの試乗で、今でも強く印象に残っています。

今現在でも所有しているわけですが、「遅い・安い・楽しい」の3拍子が揃ったクルマです。
軽いかと言われるとそうでもないですし、決してエンジンパワーも大きくはありません。
M42エンジンは高回転型と云われますが、ノーマルはもっさりしています。（国産と比べたらトルク重視）
堅牢なボディ故に、遅さは際立っていると思います。
だからこそ楽しい、ということでもあるのですが。
私にとっては、等身大の実力で走らせている感じが、たまらなく心地よいのです。


このisをコツコツと自分の理想に仕上げていく、というのは本当に楽しい。
サーキットでは「遅いクルマで速い人」を目指していました。
しかし…





E36 M3 MT。
いわゆるM3Cです。
2013年3月、私の人生で最も大きな転換があった…のですが、それに伴うカタチでクールランニングのご好意もあり、破格の値段で私の元にやってきました。

isとほぼ同じ見た目なのに、もう何もかもがブッ飛んでいるクルマ。
どんな状況でアクセルを踏んでも加速する。
とはいえ、公道では凄さがまったくわかっていませんでした。
サーキットに持ち込んで初めて、「すげークルマだ」と実感しました。

ただ同時に、「遅いクルマを抜く方法」がわからないことに気づきましたが。

結局は一度サーキットを走らせてそれっきり（2回目はほぼ走らずに終わった）ですが、またカラダが治ったら走らせたいな、と考えています。



どのE36もたまたま私の元に来た、というところではあるのですが、私はE36に惚れ込んでいます。
それぞれに良さがあり、その居心地がたまらなく好きだったりします。