先日から続々と情報が出ているTVアニメーション版リトルバスターズ。
とうとうこの日が来ました。
夢ではないんだな。
ずっとずっと原作を大切にし、愛して制作してこられたビジュアルアーツ様、key様。
一番最初に「Little Busters!」という曲を託していただいたときからそれは身にしみて感じながらすごしてきました。
「Little Busters!」という曲と一緒にあるからには、この曲に作品に恥じないようにリトバスを歌っているボーカリストはいいなぁと言っていただけるように、底力をつけなくちゃいけないと考えてきた4年間でした。
うまくいかなくて楽屋で泣きはらしたり極度の緊張からふらふらになったり声が出なくなって点滴のお世話になったり、たくさん皆さんにご迷惑をかけながらも気の小さい度胸のない私がKSL Live Worldという舞台をふませていただき自分の力では立つことが出来ない大きなステージの経験を積ませていただきました。
確かに私はLittle Busters!とともに成長させていただいたと言えます。
そしてまた、ひとつの夢をかなえてくださいました。
ビジュアルアーツの馬場社長はじめ会社スタッフの皆さま、麻枝さん、折戸さんはじめkeyスタッフの皆さま、ここまで連れてきてくださって、本当に本当にありがとうございます。
私は皆さんなしではここにたどり着くことはできませんでした。
声優さんはじめ、私もそうですが、今まで携わってきた人間を残らず連れて素晴らしい世界を見に行こう!と言って下さっているような気がしました。
今まで私が携わってきた作品も、アニメ化になった段階で歌唱担当が変更され続けてきました。
決してここでは書かないでおこうと思っていましたが、心の中ではどうして私ではないんだろう、私はどうしてだめなんだろう、と悩んでいたことも事実です。
悔しいと思ったことももちろんあります。
でも、そういう世界なんだ、もっと売り出されるべき素晴らしい人たちがいるんだ、と
自分に言い聞かせて悲しいなと思いながらもどこにも本当の思いを伝えるすべもなく、決まったことは淡々と受け入れるんだと思っていました。
そうやって受け入れることに慣れてしまっていました。
でも、今回こうやって正式に決まって、私がこの文章を書きながら涙が出るのはなぜだろう。
やっぱり、私はリトバスを歌いたかったんです。
ずっとずっとリトバスを歌っていたいんです。
私にとって大切な曲だから。私のからだの一部ともいえるくらいに。
変更をしないで制作を決めてくださったアニメ制作スタッフの皆さんにも感謝を申し上げたいと思います。
そんな思いもいっぱい込めながら…まだ詳報はこれから出てくると思うので、お待ちくださいね。
皆さんと一緒に楽しみに待っていようと思います。
よりいっそう、これからも大切に大切に、Little Busters!を歌っていこうと思います。
http://ritarita.jugem.jp/?eid=2225
ritaさん…