前回の加速騒音試験合格を持って、ようやく車検のステージにまで到達しました。
とはいえ、ユーザー車検でやるような継続車検とは異なり新規車検となるため、そのまま陸運局にクルマを持ち込む訳にはいかず、まず書類審査から始まります。
この部分、これまで2回やった個人輸入では業者に予備検取得をお願いした上で本登録だけ自分で実施した為、最初からやるのは今回が初めてです。
必要書類はその自動車の区分によって若干異なるのですが、今回の392は”不明”扱いとなり、以下となります。
・並行輸入自動車届出書(第1号様式)
いわゆる申込書です。
・自動車通関証明書
輸入手続き時に発行してもらった書類です。
・製作年月日の判定資料
運転席側Bピラー下に貼ってあるFMVSSラベルの写真を添付します。
・車両諸元概要表(第2号様式)
その名の通り、各種寸法、原動機、制動装置、灯火装置などその車についての詳細を記載します。細かい所が分からず苦戦しました。
・車台番号またはシリアル番号の様式の解説資料
製造者、車両形状、ブレーキ、車重レンジ他17桁からなるVIN No.のコード解読資料を添付します。
・外観図
前後左右から撮った写真が本来必要ですが、本国カタログのコピーで代用可能です。
・原動機等に関する資料
本国FCA発行の車両諸元(Specification)の中に原動機情報が入っている為これを添付します。上記車台番号解説資料とのセットで、この車両に搭載されている原動機と判定されます。
・騒音規制への適合性に関する書面
先日
歯を食いしばって?取得した加速走行騒音試験結果成績表です。
・排出ガス規制への適合性に関する書面
こちらも
先日取得した自動車排出ガス試験結果成績表です。
・技術基準等への適合性を証する書面
アメ車の場合は基本FMVSSとなります。
・技術基準等宣言書(第6号様式)
保安基準の項目毎に、どの基準と適合しているかを示す書類です。アメ車の場合はFMVSSだけでは全てをカバーしきれないので非破壊検査を併用します。
・座席ベルト比装着時警報装置構造確認書(第8号様式)
先日取り付けた後席シートベルトリマインダーの作動状態の写真を、純正の前席のものと合わせて添付します。
・・・今こうやってしれっと書いていますが、当然すんなりと提出出来た訳もなく。
事前に陸運局には足を運んで記載方法について相談に行きましたし、提出した書類の不備のために呼び出されもしました。さらに訂正した書類にもまだ不足があったりして結局書類は(今のところ)3回送っています。
書類審査の結果は2週間以内に連絡がある、とのことで、それまでは先に進めず。引き続き保安基準対策を進めます。。
・・・誰も興味ないでしょうが、上記の審査要領は
こちらとなります。97ページものの超大作で、最初見た時は、まさかこれを全部読み込むことになろうとは思っていませんでした。。
こちらが相談先となる関東検査部。車検レーンの間に事務所があって、実際にラインに流れてくる車両の検査の合間に相手をしてくれます。
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個人輸入 | クルマ
Posted at
2023/08/14 10:10:22