
工人舎(KOHJINSHA)という会社の SC3 シリーズパソコンを持っているのですが、BIOS のアップデートの操作ミス(別機種のBIOS を当てた)をしてしまい、キーボードが使えなくなってしまいました。
そこから復旧させたので、経過を自分用の記録として書いておきます。
なお、お決まりですが、私のパソコンではこうなったということであって、他の機器においてどうなるかは全く分かりませんし、当方は何も保障しません。
機種 工人舎(KOHJINSHA) SC3WX06A windows XP sp3 モデル
障害内容
工人舎のサポートページに、2010年3月の BIOS があがっていたためアップデートを試みる。
windows 上からアップデートできるのだが、BIOS のアップデート中に、いきなり再起動した。
「そういう挙動なのだろう」と気にしなかったが、起動後に「新しいデバイスが見つかりました」との表示で幾つかのデバイスのインストールが始まり、またタスクトレイにあったはずのアイコンの幾つかが表示されていない。(有線 LAN電源、サイレントモード、画像の回転 等のオリジナルのユーティリティソフト類)
しかも、キーに書かれている文字とは全く関係の無い文字が入力されてしまう。
起動時に F2 キーで BIOS 画面を出そうとするも、この時点でキーボードを正常に認識できないようで、BIOS 画面を見ることもできない。(なお、windows は普通に起動し、タッチパッドはちゃんと使える)
ここで重大なことがおきていると気がつき、ダウンロードした BIOS の文書を読み直してみると、別機種である SX シリーズ用の BIOS だったことが分かる。
SC シリーズ用の BIOS をダウンロードし、書き換えようとするが、「FILE ID が違う」とかいうエラーメッセージが表示され、書き換えもできない。
復旧作業
AFUWIN、AMI Winflash あたりのキーワードで、google 検索をしているうちに、「File ID」を無視してくれれば良いのだからコマンドラインオプションで何かできないものかと思いつく。
(BIOS ユーティリティである AFUWIN には、「File ID」を無視する機能があるのですが、工人舎で配布している物は、BIOS のイメージファイルと一体化した(?) ユーティリティになっているためかオプションの設定が一切できず、また、それを AFUWIN から BIOS イメージファイルとして開くこともできない)
そこで、ためしに、BIOS アップデートユーティリティ(SC11H.exe)を「ファイル名を指定して実行」から 「/?」 を付けて実行すると、なにやら、コマンドオプションの表示が出る。
その中に、DONT chhck ROM ID というオプションがあることを発見。
その他のコマンドラインオプションは良く分からないものの下記のサイトを読み、次の5つのオプションを付けて実行してみた。
/P Program main BIOS image
/B Program Boot Block
/N Program NVRAM
/C Destroy CMOS checksum
/X Don't Check ROM ID
http://nova-memo.blogspot.com/2009/02/msi-dka790gx-platinum-bios.html
http://www.fastcorp.co.jp/product/j&w/rs780uvdam2_bios.html
具体的には、スタート > ファイル名を指定して実行 とすると出てくる空欄にBIOS のアップデートソフトをドラック&ドロップすると「"C:\Documents and Settings\******\kjs\drivers\KU01110\SC11H.exe" 」 のように表示されるので、その文字の後ろに、「 /P /B /N /C /X」を入力し、リターン。
すると、黒い画面に白い文字で進行状況が表示され、終了すると、パソコンが再起動した。
このとき再起動時の工人舎のロゴ画面で停止してしまい、肝を冷やしたが、バッテリーとAC アダプタを抜き、電源スイッチを何度か操作して内部の静電気(?)を解消してから、再度、電源を入れると正常に起動。
起動後は、タスクトレイのアイコンが復活しており、キーボードも正常動作していることを確認した。
念のため、もう一度、通常の手順で BIOS のアップデートを行うと、今度は正常にアップデート作業が実行された。
再起動後、BIOS 設定画面を開き、初期設定値を読み込ませ、終了。
いやー、あせりましたが、良かった良かった。
Posted at 2010/12/14 12:11:54 | |
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