2010年11月08日
息子よたくましく育て!
みなさん!お久しぶりです(汗)
7月から息子が野球のスポーツ少年団に入団したと同時にコーチになってしまい、野球漬けの日々を送っている”なべ☆キング”です。
そんなこんなで忙しいくも楽しい日々を送ってきましたが、週末には今シーズン最後のイベントとなる「T-ボール」の大会がありました。
「T-ボール」とは低学年の子供達が、楽しく野球に親しみながらルールなどを覚えられるということで、ここ2、3年で広まっている競技で、夏には全国大会も開かれます。
今回は3年生以下の大会ということで、うちの息子達がメインで出場しましたが、なんと親父も監督として出場しました。
監督として出場するのは10月の大会に引き続き2回目となりましたが、前回は2戦2勝と全勝しながらも、得失点差で決勝トーナメントに進めないという悔しい思いをしましたので、今回は十分に作戦をねりリベンジに燃えておりました。
ここで一つ問題が。。。
監督としてチームの勝利を優先すべきか、父親としての気持ちを優先すべきか。。。
3年生以下は14名、試合に出れるのは10名、4名は補欠。。。
我が息子は11番目か12番目。。。
父親としては我が息子が頑張る姿を少しでも多くみたい!メンバーを決めるのは自分、息子を先発メンバーに入れても誰も文句をつけないだろうが。。。
なんて事を真剣に悩み、妻の意見も聞いてみたりした結果、息子は補欠に。
そして迎えた大会は順調に進み、4試合戦って3勝1敗!1敗はしたものの前回の大会で3位になったチームに勝利するなど期待以上の成果を発揮し、残すところ最終戦のみ!
相手は全国大会で3位、前回の大会も優勝した超強豪チーム!子供達にもこの試合で全力を出し尽くそうと激を飛ばし試合に望みました。
試合が始まると我がチームの子供達は、実力以上、いや実力通りの力を発揮し、優位に試合を進めていました。
これは勝てる!
そう思った次に浮かんできたのは、「勝利の瞬間息子をグラウンドに立たせてあげたい!」
そして大丈夫!と自分に言い聞かせ、最終回息子をグラウンドへと送り出したのです。
試合は進み、苦戦しながら相手チームの最終バッターを迎え、点差は1点、ランナー2、3塁の場面を迎えました。緊迫感たっぷりの場面です(汗)
そしてバッターが打ったボールは息子の所へ!
息子のグローブからこぼれ落ちるボール。。。
焦れば焦るほどボールは手に付きません。
結果2人がホームに返りゲームセット。
1点差の逆転負け。。。
それでも応援に来た父兄は強豪チームに善戦したことで大満足♪そんな大人達に迎えられ悔しいながらも、どこか自慢げな子供達。。。
その中で一人だけ、顔を真っ赤にし、今にもこぼれ落ちそうな涙を必死にこらえている子供が一人。。。
我が息子でした。
それを見た瞬間、子供達に勝たせてあげられなかったという思いと、息子にとんでもない屈辱感を与えてしまったという、なんとも言えない思いが込み上げてきました。
帰りの車のなかでもなんと声をかけていいのかわからず、どことなくよそよそしい雰囲気が漂う中、息子が、
「お父さん!僕もっと練習して今度はエラーしないように頑張る♪」
チャレンジ精神という言葉には無縁で、「無理!」という言葉が口癖(汗)、担任の先生からも努力してできるようになろうという気持ちが少ないとまで言われた息子が。。。
思いがけない言葉でした♪この瞬間私のモヤモヤした気持ちはスーッとなくなりました。
試合に負けたことは監督としては非常に残念でしたが、父親としては息子のちょっとした成長が感じられ、大満足の出来事でした♪
これからも親子一緒になって成長できるようにがんばっていこうと思います♪
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Posted at
2010/11/08 11:17:41
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