日産さん。本来の道理からすれば、対象期間の車両は全てリコールなはずでは？

１．検査資格のない人が、車検検査項目を検査していたという事。
２．無資格検査員が検査していた項目へ正規の検査員の印鑑を捺印し偽装していたこと。
３．全工場でシステムとして行っていたこと。

詳細を書くとですね。
メーカーは工場の最終出荷前に
完成車両を御国の替わりに車検します
その検査は一般の車検と同等であり
検査する人は資格が必要なんですが
今回は無資格検査＋印鑑偽装を会社全体で行っていたわけです。

当然、完成検査が偽装となりますと燃費偽装より問題です
新車で購入したにもかかわらず車検証が正しい物ではないとなります。
その車検証は偽装された車検証と同義となりますので
道路交通法では車検が正しくされてない車両は日本の道路を走れません。
そんな車両を新車でユーザーへ渡していたんです
それもミスじゃなくて故意です。
車両が正しく品質に問題がなくとも、
それを公式に証明する書類が偽装されていたことになります。
無車検車が新車としてユーザーへ販売されていたことになります。

なので、御国が「信用できないので完成検査を御任せできません」と言えば
日産は全工場で生産が出来ないことを意味します。

という経緯を考えると、今回のリコール対策は
車検をユーザーが行っていた車両をリコールからはずすのは道理としてちがうんｊｙないかな？と。
それはリコール費用をユーザーに支払わせた事に他なりませんし
メンテパックに入っているユーザーも同様に知らない間にリコールをユーザーの御金で行われたことにもなります。
また、車検が近いユーザーなどは、ディーラー整備でリコール後に車検を行う場合
リコールで保安基準適合状態になったあとの、同じディーラーで車検を行う場合は
リコール点検箇所と同一の車検整備を繰り返すことはないでしょうから、
ディーラーはメーカーからリコール費用を貰い、ユーザーから車検整備費用を貰えることになります
これは整備費用の両取りにもなりかねませんので怒るユーザーもでてくるんじゃないでしょうか？

尚、完成車検査を書かれているところがありましたので参考まで。

車検参照url https://clicccar.com/2017/10/06/518317/