
F1
モナコGP決勝
予想に反して面白いレースでした。
可夢偉は審議対象に成っていましたが
スーティル・小林可夢偉、双方に戒告処分
これで可夢偉の5位入賞が確定しました!
ハミルトンは終盤にマルドナドの接触で20秒加算のペナルティー
7位のスーティルは周回遅れなので、順位は6位のままです。
可夢偉と争ったウェバーのコメント
彼はなかなか手強い相手だし、うまく対応しなければいけない
レース中盤、僕は25周ほど彼の後ろを走っていたけど、
彼はコース中のほとんどのフェンスにヒットしていた。
すごくプッシュしていたからトンネル内は楽じゃなかった。
可夢偉のコメント
すごくハッピーです。
予選ではすごく苦労したんですが、
チームがピットストップ戦略で素晴らしい仕事をしてくれました。
タイヤ変更のタイミングは完ぺきでしたよ。
長いスティントをスーパーソフトで走ることには何の問題もなかったですし、
もっと長く走ることさえできたかもしれません。
スタートの後はトラフィックを抱えたんですが、
彼らがピットストップを行ってからは僕にとって良い状況になりました。
唯一のピットストップを終えた後は
エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)の後ろについたんですが、
同時にマーク・ウェバー(レッドブル)の攻撃からも防御しなければなりませんでした。
こういった状況ではタイヤをマネジメントするのが少し難しいんです。
リスタートがなければ4位でゴールできたでしょうね。
でも終盤にマークがすごく接近してきたので、
ポジションを守ることができませんでした。
それでも、難しい週末の締めくくりに5位という結果を得られたのは最高です
ペーター・ザウバー(チーム代表)
再び可夢偉がファンタスティックなレースをしてくれ、
タイヤを本当にうまくマネジメントしたしマシンも強力だった。
彼にとってふさわしい結果だ。
可夢偉を称えたいし、マシンを完ぺきに準備してくれたチームにも感謝したい。
モントリオールではいつものドライバーペアと共に戦うことを願っている
ジェームズ・キー(テクニカルディレクター)
モナコではいつものことだが、レースはさまざまなことが起きた。
セルジオがレースできなかったため、われわれは可夢偉だけを出走させた。
われわれの期待が可夢偉にかかったのだ。
1ストップ作戦を展開してソフト(プライム)でスタートすることにし、
第2スティントにスーパーソフトを履かせることにした。
可夢偉はいいレースを戦ってくれた。
パフォーマンスの面でもチェコ(ペレスの愛称)のクラッシュのことを考えても、
複雑な週末の締めくくりとしてポイントを稼げたのは素晴らしいことだ。
このポイントをチームとして彼に捧げたいし、
モントリオールではいつもの戦いができることを期待する