
4年前に某公園に行った時の事です。
当時、双子の息子達は4才で、娘は4ヵ月でした。
公園に入ってしばらく行くと池があって、他の子供達がザリガニ釣りをしていました。
池の周りには草木が茂っていて、息子達は虫捕りに夢中でしばらくすると満足したらしく、
来た道を戻ろうとしたら上の方から見知らぬおっさんが、
おっさん: 「こっちに蝉がいっぱいいるよ」 と。
息子達 : 『捕りた~い』 というので行くことに…
見知らぬおっさんがいる所に行くには、木の根っこが階段になっている急な斜面を登って
行かなくてはなりません。嫁さんは娘を抱っこしてて危ないし、来た道を戻れば合流出来る
との事だったので、自分と息子達で登って行きました。
上に登ると歩く所は石畳になっていて、両側にはデカくて太い木がずぅ~と並んでいました。
息子達と登ってる間に嫁さんと娘がどこら辺まで進んだか下の方を気にしながら、自分は息子達よりも何十メートルか先を歩いていました。
しばらくすると息子達が泣きながら『お父さ~ん』と走ってきて自分に近づいてきました。「離れて歩いてたから置いてかれると思ったのかな?」なんて考えてましたが、この時はまだこれから体験する出来事には気づきません。
『お父さーん』 『お父さーん』
ブゥーーーーーーン ゥーーーーーーン ブゥーーーーーーン
『ハチ~っ!!』
Tシャツにスズメバチをいっぱいくっ付けて走ってきました。『止まるな~走れーっ!』 と怒鳴りながら自分は中腰で一緒に走りました。空一面スズメバチだらけ、息子達に付いてるハチどもを手で払いながら必死で何とか逃げきれましたが、二人一度には振り払いきれず、双子の兄は5ヵ所、弟3か所、自分1か所刺されました (T_T) 息子達が刺された箇所をすぐに毒をしぼり出して水で洗い流しました。他に4家族くらい襲われ上半身裸の子もいて聞いたところ、Tシャツがハチだらけで脱ぎ捨てて来たとの事。両側に並んでたどこかの木のくぼみにスズメバチが巣を作ろうとしてた所があったらしいです。襲われた時は人生終わりかと思いました。 数十分後、到着した救急車数台に相乗りで病院へ…。
その後しばらく、遠くから聞こえるバイクのマフラー音に
≪ビクッ≫ 目の前を通り過ぎるトンボに
≪ビクッ≫ っと怖がってました (^_^;)
あの時、見知らぬおっさんに声を掛けられなければ…
みなさんも、ハチと見知らぬおっさんにはご注意を!! m(__)m
Posted at 2009/07/30 03:02:34 | |
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スズメバチ | 日記