セルモーター交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
ちょっと前から朝一でエンジン掛けた時に「キュルル~!キュキュー!!」と甲高い音がするようになってました。ベルト鳴きだろうな、と思ってましたが、車検のときに車屋さんに聞いたら、「どうもセルが鳴ってるみたいですよ」とのこと。ホンマかいな…
でも放置してセルが回らなくなったという情報もあり、この際だから交換してしまうことにしました。
本当はリビルド品でも使えばいいのでしょうが、貧乏な私はオクで3000円にてポチッた中古品をつけてしまいます。
私のSは寒冷地仕様なので、型式は23300 AA300となります
日立製。R33スカイライン(たぶん寒冷地)から外した中古品を落札しました
年式やグレードによっては三菱製もあるみたいです
2
さて、車体からセルを外します。ボルト2本を抜くだけなので全く簡単ですが、隙間が狭くて工具を動かすスペースがあまりありません。
とりあえず上側のボルトは、ブレーキマスターシリンダーの脇から腕を突っ込んで、14mmのメガネで緩めます。結構なトルクで締まってますが、一度緩んでしまえばあとはラチェットでOK。ヒーターホースが邪魔で、工具をあまり振れませんので、ラチェットの角度の細かい工具じゃないと緩めるのが大変。
私は安物の工具だったんで、殆どボルトが回らず、非常に苦戦しました
また、周りにはブレーキパイプやクラッチのパイプが縦横に張り巡らされてます。強引にやってパイプを折ったりすると大変なので、気をつけましょう
3
下側のボルトは車体の下にもぐって緩めたほうがいいです。
上からはボルト自体が見えません。
上側のボルトに比べればスペースに余裕があるので楽に外せます。
ただ、考えなしにボルトを外してしまうとセルが落下してくる恐れがあります。フロントのペラシャがあるのでいきなり顔面に落下ということにはなりにくいですが、結構重量があるし、ゴツゴツした形状なので、これを頭に喰らうとたぶん大怪我します。
気をつけましょう
ボルトを外したら、コンデンサ後部につながっている配線を外せば、セルを車体から外すことができます。
(というよりボルトを外す前に配線を外したほうが良いと思います。私は忘れて、あとで配線を外しました)
そうそう、作業を開始する前に、忘れずにバッテリーを外しておきましょう。
4
外したセルは車体の下側から取り出します。
上はスペースが狭いので、たぶん取り出せないと思います。
くれぐれも頭に落下させないように。
しかし下回り汚いな~
5
左側がステから外したもの
右側がオクで購入したものです
当然ながら同じ品番で、形状も同じです。
新しいほうは掃除したのできれいですが、ステから外したほうは結構汚い。クラッチのダスト?で真っ黒です。外側もなにやらバッチイ
しかしピニオン周りを見ても、特にどこかと干渉して削れたり、曲がったりした形跡はありません。
本当にセルが鳴ってたんだろうか…???
6
とまれ、元のように取り付けて作業終了。
ここが一番大変でした。
というのも、スペースが狭いので腕が一本しか入らないんです。
セルを支えてないとボルトを入れられないし、でも腕一本じゃセル持ってボルトも入れてって無理だし。
右手の指がそれぞれ攣りそうになりながら30分ほど試行錯誤した結果、なんとか上側のボルトをちょっぴり回すことに成功。
あとは簡単です。
下のボルトを締めこんでセルを固定し、上のボルトもきちんと締めます。
配線を戻し、試運転して本日の作業は終了。
とりあえず鳴き音はありません。
が、もともと朝一以外は鳴いた事なかったんで、直ったのか変化ないのか、現段階ではちっとも分かりません
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