マニュアルトランスミッションのシフトフィール改善についてはマジック5注入によって良好な結果が得られたところですが、エンジンについては前オーナーさんのオイル管理状況が不明であり、走行距離から見てより良い状況にしたいと考え、ペンシルバニア原油から精製されたアマリーの10W40を規定量入れ100km程走行後ドレンし、再びアマリー10W40と新たにWAKO’Sのエンジンオイル添加剤 CORE502を入れました。
今まで色々な添加剤を試してきました。モリブデン系 フッ素系 特殊金属系など、入れた当初はそれなりの効果があったのですが次回オイル交換時に注入しないと滑らかさが低下したように感じていました。しかしCORE502注入後5000kmごと2回の計10000km走行し、追加注入しなくても良好な結果を維持しています。
金属表面に強固に付着したか或いはドレンしてもEngine内に留まったオイルに含有する量で保護が継続されたのか詳細は不明ですが、感触的には当初添加し効果を実感できた状態は維持できたと自分は感じています。近日中にオイル交換を実施する予定ですが、その際に状況の変化等がありましたら、追記事項としてレポートを書きたいと思っております。
オイル交換をして僅かな距離で抜いてしまうのは勿体ない気もしますが、以前従事していたヘリコプター整備では整備完了試運転後ドレンし、少量のサンプル採取後にオイルを補給しテストフライを実施していました。サンプルはオイル内に含有される金属の種類を分光分析セクションに送付し、本来含まれてはいけない金属がある場合、エンジン換装を実施し航空機の安全を確保していました。
エンジンの滑らかさを確認するために、いつも通う河川敷の道で30km/h3速で走行し、計測を開始のためアクセルを離して20km/hになるまでの時間を計り、次に増速して今度は30km/hでクラッチを切って停止するまでの時間もだいぶ延びました。フリクションロスもだいぶ減ったように思います。
補足説明
このエンジンカットから停止までの時間を計るやり方は、ヘリコプター整備ではコーストダウンタイムと言い、エンジンカットから停止までの時間計測で内部のベアリングやギアなどに拘束が起きていないか確認して、臨時整備実施を判断する一つの基準として実施していました。
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追記事項2018年10月21日01時58分
赤字の部分を追記しました。
下記に細部説明を記します。
記
クラッチを切って停止する時間を計るのはエンジンからの駆動を切り離し、デフ プロペラシャフト ハブベアリング等の状況を確認するためです。ユニバーサルジョイントやベアリングが悪くなっていたり、デフギアのかみ合わせに問題があればスムーズさが失われ、良い状態の時より抵抗が増し早く減速するからです。
3速にままアイドリングで走らせるのはエンジン内部のフリクションの状態を確認するためで、ベアリングやメタルに問題があれば早く減速するからです。
今書いていて思い出したのですが、ランクルBJ42KCYJに乗っているときに足回りを改造し、同じように走らせて時間を計りました。2インチのリフトアップです。内容はロングシャックル カントリーサス ディックシーペックラジアルMCの幅広タイヤですがプロペラシャフトの角度が急になったことにより抵抗が増し、減速時間が短くなりました。サスストロークは増したし、走破性としては良くなったけれどユニバーサルジョイントとか早くに摩耗するのではないかと心配になったことです。リフトアップしてから長期間乗らなかったので各部の摩耗状況は確認できなかったですが何らかの影響はあっただろうと思っています。
Posted at 2018/10/19 21:26:15 | |
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