2010年09月02日
中国政府な統計によると1995年の都市部の平均年収は約5000人民元。大体55,000円程である。
それが右肩上がりを続けており、08年のデータによると2万8898人民元であるという。大体、375,000円程である。最早、右肩上がりどころの騒ぎではない。僅か13年の間で凡そ6倍である。
現在、20万の給料をもらっている人が13年後には110万程貰えるようになっておりそれが平均的な数値だと考えれば、最早異常なのでは…とさえも思ってしまう。もちろん、先進国と途上国を比べる程、バカな話は無いわけであるが。
しかし、これらは中国の勢いも都市部に限られた話で国全体を見ればどうということはない。これをどう捉えるかは別として、都市部に限るということは、すなわち他の地域に関してはまだまだ伸び率があるということに他ならない。
その為の課題は山積みではあるが。
国税庁の統計によれば、1995年の平均年収は467万円。08年は430万円。
37万という数値、そして430万円という数値を見比べれば何の脅威でもないわけではあるが人口の差を考えると大雑把に言えば10倍の差がある。つまり、既に60万円程の差しかないと考えることも出来ないだろうか。
中国中国と騒いでいるが、インドもそう。寧ろ、インドの方がこれからは伸びるような気もする。中国は自称資本主義であると私は考えます。となればインドの方が自由な資本主義社会が成り立っており、中国同様に人口も10倍近くであるし…と少々話がズレました。
アジアに置ける先進国としての日本はどう対応して行くべきであるのだろうか。中国経済を利用するのが効率的かもしれないが立場が逆転すれば、成り立たなくなる。しかし、国内でのビジネスも困難を極める。追い討ちを掛けるように少子高齢化。中国は一人っ子政策によって滅びる(人として不十分な子供が増えている為)という経済学者も居ますが、残念ながらこの点は日本に置いても同じであり、なんとも皮肉なことである。
一方、政府の対応は如何程かと言えば、円高なので内需拡大?いやいや、国内でのビジネスに関しての政府の対応が酷いにも関わらず、勝手なことを言われても困ります。といったレベル。
民主党をどう評価するかは個々の考えがあるとして、また色々な見方もあります。しかしながら、日本経済という一つの視点から見れば民主党は残念きわまり無い。
ようやく円高対策として動いたつもりではあるようですが、遅すぎます。更に、完全に見透かされています。これだけ引っ張っておいて、見透かされた当然のことをやろうとした所で、衝撃など無く大きな効果が得られるはずもない。それくらい、分かっておられるはずであろう。
予想は着いたところで、政府がどうするのか予想出来ない、未知の未来。そんな荒波の日本経済にこれから出るべき身である人はどうすればいいのであろう。
ハッキリとしたことは何も言えないが、一つ言えるとすれば、日本経済に拘らず、広い目を持つことが必要であると考える。つまり、愛国心というものが無い人は日本に見切りをつける、というのも一つの考え方ではないだろうか。
単位は残念ながら取れていない。というのも大学の授業はとてもつまらない。しかし、こうも言ってられない。というのが現状です。秋からは独学ではないく、型にハマった勉強にも身を投じようと思っています。こんなこと、毎回言っているような気がしますが・・・笑;
Posted at 2010/09/02 04:30:39 | |
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