番場蛮のブログ一覧

こんにちは
夏休み明けのF1ベルギーGPで起きてしまった事故
F2クラスでアントワーヌ・ユベール選手が事故により亡くなりました。ご冥福をお祈りします。
ホンダのピエール・ガスリー選手やフェラーリのシャル・ルクレール選手はユベール選手と仲が良く今回の事故でとても悲しそうでした。


F1のマシンは毎年事故があったり、レギュレーションで姿を変えてきていますが、開催をするコースはどうだ？というと路面の補修などは行われていますが、安全性においては大幅に改善されてないのが印象です。

ドクターカーや医療技術の部分ではなく

サーキットのクラッシャブルゾーンや減速目的のグラベルゾーンなどは90年代から大幅に変わっていない部分がほとんどです。
それもそのハズ　マシン側がある程度セーフティーを考えて作るならシャシーを開発するコンストラクターが負担すればいいこと

じゃコース側が最新のクラッシャブルゾーンや高速化に対しての整備をすると莫大なお金が必要でそれをFIAが出してくれるかというとそうじゃないので進まないのが現状だと思います。
国内のサーキットでもそうでしょ？筑波やSUGO最近はトイレが新しくなった程度で狭いピットのクラッシャブルゾーンは昔のまま　SuperGTであんなことになっても改修しない・出来ないのである。


今回の事故で言えば、クラッシュしたマシンをクラッシャブルゾーンに留めておくことができれば、後続のコレア選手（パンクしていて制御不能で衝突）はぶつからずに済んでいた可能性があります。

もちろん欧州フォーミュラーに詳しい人達がいうのにはコースでもなくマシンでもなくドライバーのモラルが低下してると話す人がいますね。

近年のフォーミュラーカーF4.F3.F2などジュニア層のマシンも安全性が上がっています。へんな話ちょっと雑にバトルしてクラッシュしても相手生きてるよね？と
F3の時ランス・ストロール先生はクラッシュしてコース外に・・・
レースディレクターから「マシンが安全だからってカートみたいな動きしたら君等は死ぬぞ」と言われたぐらいです。
昔のチューブラーフレームならぶつかったらヤバイって頭にあるので引くことが多いんですけど、カーボンモノコックになってからは派手なクラッシュしても生きてることが多く、心配だが平気だろうと思ってるドライバーは多いと

ベルギーGPの開催サーキットであるスパフランコルシャン＝SPAは伝統あるコースでレイウトの変更は考えていないでしょう。鈴鹿の130Ｒがダブルヘアピンになったら誰も来なくなってします。
来年は22回開催の長丁場、マシン開発もそうだけどコースの安全性を考える年も作ってはどうかな？