中間マフラー修理(4回目)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
2
3
<中間マフラーの穴の状態>
前回塞いだ部分は穴が広がり(約25→30mm)、さらに下側にもう一つ穴が増えていました。
ガンガムの強度云々の問題ではなく、マフラーの表面がどんどん錆で朽ちつつある気がします。
4
ところで、整備手帳「下廻り点検(8回目)」以降、ある時から一気に音が大きくなりました。
中間マフラーの穴が増えたか、それとも穴がつながったのかと思ったのですが、見てみるとそんなに変わっていないんです。
ということは、他の場所に穴があるはずなので、マフラーを出口側からくまなく確かめていきます。
5
<マフラー底>
中の遮音板が錆で朽ちてしまい直管になっているマフラー。
底の部分にも錆が広がり、今にも穴が開きそうな感じです。
しかし、ここは未だ穴が開いていませんでした。
6
ミラーで映しながらパイプの上側も確かめていきます。
<パイプ1>
以前修理した部分より中間マフラー寄りを見たところ…
7
<穴の開いたパイプ>
「うそでしょ、ぱっくり割れてる!!」
パイプの溶接部分が錆びて、縦に割れていました。
朽ちた部分は剥がれ落ち、8mm程の穴となっています。
他に穴はなかったので、どうやらここが大きな音の原因のようです。
8
<マフラーテープ>
幸いパイプの部分なので、以前使用したマフラーテープの残りで対処できそうです。
9
<パイプ清掃>
まず、パーツクリーナーで穴とその周辺の汚れを取り除きます。
10
<パイプ2>
次に、ミラーで映しながら穴と錆のひどい部分を確かめ、マジックで印を付けます。
少し余裕を持って17cm程の範囲にマフラーテープを貼り付けることにします。
11
<マフラーテープ加工>
パイプの径がφ45なので、1周巻くには約142mm必要となります。
テープが重なるよう、160mm程の長さに切ることにしました。
4枚用意しましたが、残っていたテープはこれで丁度、使い切りました。
12
<マフラーテープ貼付>
端からマフラーテープを貼り付けていきます。
17cmの範囲に貼るため、50mm幅のテープを10mmずつ重ねて、4枚貼り付けます。
13
<マフラーテープ貼付後>
こんな感じで仕上がりました。
一応、穴を塞ぐことができました。
14
次に中間マフラーの穴を塞ぎます。
やはり使うのはガンガム。
前回の数倍の量をマフラーの中に押し込みます。
<ガンガム>
実は大分硬化が進みチューブが固くなっていたので、足で踏んで押し出しました。
チューブから出してしまえば、水を付けて軟らかくすることができるので、問題なく使えます。
そして、ガンガムを穴に何度も繰り返し押し込んでいきます。
半分位使ったかも。
15
<ガンガムを塗った状態>
こんな感じに、てんこ盛りで塗りました。
多くをマフラーの中に押し込んだのですが、はみ出したものも結構表面に付いています。
16
<15項赤枠部拡大>
穴の形が分かります。
この部分に大量のガンガムを押し込みました。
17
<ガンガム乾燥>
今回は時間もあったので、ヒーターガンで10分程、ガンガムを乾燥させました。
少し硬化してからエンジンを掛ければ、簡単には吹き飛ばないでしょう。
18
<ガンガム乾燥後>
早くも、表面の一部が盛り上がってきました。
中に含まれる水分等が気化して膨らんでしまうのかな?
一応、穴は開いていません。
19
エンジンを掛けると、今までの音がすっかり消えてなくなりました。
まるで、マフラーを交換したみたい。(笑)
いや、冗談なしで、そろそろマフラーを交換しなければ…
今回の費用:0円
(他の工具・材料は持っているものを使用)
関連パーツレビュー
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク