縦型タンデムマスターにする その1
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
他車種(国産軽自動車)のマスターシリンダーをマスターバッグごと流用しようとしたものの多くの加工を必要とするため、ブレーキの信頼性低下に不安を覚え、計画を中断しました。
代わりに縦型タンデムマスターシリンダーを買いました。
クラッチマスターシリンダーの隣に立てて設置するタイプです。
当然マスターバッグはなくなります。
エンジンルーム右側がスッキリして、軽量化にもなりますね。
仕様は異径タンデムでフロント17.8mmリア19.0mmのシリンダー径となっています。
ブレーキの効きがどうなるかは取り付けてみないと分かりません。
2
困ったことにこのマスターシリンダーはフレアナットのサイズが前後で違います。小さい方(フロント)はノーマルマスターに付いてた物(M10/P1.0)がそのまま使用できますが大きい方(リア)は別途用意する必要があります。サイズは(M12/P1.0)です。
3
マスターバッグ仕様のブレーキペダルには入力を横向き変換するためのリンクがあり、ペダルの後端にはプッシュロッドが付いています。その接続が割りピンの入ったクレビスピンではなく、かしめタイプだったので一旦ペダルを外し、かしめ部を削ってプッシュロッドを外しました。
マスターの接続穴は8mmのクレビスピンが入るようになっているのですがペダル側の穴は10mm位あり、そのままでは適合しないのでガタが出ないようなスリーブを製作して対応しました。実際、板厚も合ってないような・・・
ペダルとシリンダーの関係は画像のようになります。
旧タイプのペダルだともっとすんなり付くんでしょうね。
4
マスターを設置する穴です。ノーマルだとここからプッシュロッドが突き出していますステディロッドアッパーブラケットが旧タイプなら穴が大きいのですが新タイプは小さいのでマスターシリンダーのブーツが干渉して入りません。削って拡大しました。すんなりとはいきませんね・・・
5
ペダルを元に戻してマスターを設置し車内からクレビスピンで接続します。狭くてかなりてこずりました。
ノーマルとはブレーキパイプの取り回しが全く変わるので新規に作成します。パイプは一般的な外径4.76mmのスチール製です。配管作成にはフレアリングツールが必要です。チューブベンダーも重宝しました。
6
マスター~Pバルブ間の配管を取り付けたら設置完了です。
夕方になってしまったのでエア抜きはまた後日です。
マスターバッグの負圧配管は栓をするなどしてインマニが2次エアを吸わないようにしておかないとエンジンがまともに動きません。
マスターバッグブラケットが無くなったのでエアコンのレシーバドライヤーが固定できなくなりました。配管だけで支えてるのでぐらぐらです。ステーなどを作成して固定する予定です。
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