東洋のベニスと言われる大阪(ホンマ?笑)
その大阪でも今年の夏は、下町風情のある町で飲み歩くことになりました。
まずは天満。
天満は大阪天満宮の地名転化。低湿地だった土地を秀吉が城下町整備として開拓。堺の商人が誘致され、寺を集約した寺町ができた。大坂夏の陣以降、江戸幕府は大坂の復興に努め、天満は商業の街として拡充することになった。ウィキペディアより
昨年末までバンコクに赴任していた大学時代の先輩が帰国したので天満で会うことに。
この先輩、学生時代からバンコクのカオサンが故郷だと思っているような人でして、
住む場所は、東京にいた頃は下北沢を選び、大阪に戻ったら天満(てんま)を選びました。
つまり庶民向け酒屋が揃っている場所を選びます。
僕は大阪に11年間いましたが、天満駅で降りたことがありませんでした。
今回始めて天満駅周辺を歩いてみましたが、先輩が天満を選んだ理由が良く分かりました。
寿司屋、焼き鳥屋、焼き肉屋など小さなお店がたくさん立ち並び、
活気に満ちあふれる夜のシーンは、東南アジアを連想させます。
こんなに面白い場所だとは知りませんでした。
道をそれれば少し寂しいけどなんだか落ち着く路地もある
そう!タイやベトナムみたいです。
まずは寿司屋に入り腹ごしらえです。
関西の寿司は、醤油は刷毛で塗ります。
面倒やから刺身も塗ったれ! キモ盛り合わせ
最近ご無沙汰していた魚介内蔵、美味かった!
2人でたらふく食べて飲んで5000円程度というのも庶民の値段。
その後、静かなバーでこれまでのお仕事内容の拝見。
先輩の仕事はジャーナリストですので、バンコク動乱や、アフガン紛争、インド洋の津波、そして今回の東北の震災の写真を見せてもらいました。ロバートキャパにも負けない衝撃的な写真ばかりでしたが、真実を語っているけども世間を騒がすような写真は上部が扱ってくれないとかで・・・なんだか世間の矛盾を感じてしまいました。
あまりにも衝撃的な写真だったので、空気を変えるために3件目。
焼き鳥屋の路上テーブルにて生肝と焼酎を飲んで、フラフラしながら終電で帰りました。
でも嫁の実家の前では、背筋をピシッです。爆
続いて京橋。
すでにオフレポが上がってますように、家飲会メンバーが集まってくれました。
「きょーばっしは♪」と口ずさめば、関西人ならその続きが歌える有名な町です。
イスタンブールがヨーロッパとアジアの玄関口ならば、
京橋は京都から大阪中心への玄関口?というと大げさですが(笑)、
JR東西線、JR環状線、京阪電鉄が交わりながらも下町風情が残る町です。
大阪、それも南側の皆様に失礼のないように、
正しい大阪弁講座
を電車で見て、復習して戦闘モードに入る予定でしたが、
この講座で紹介している言葉は僕にはディープすぎて使えまへん!!
。。。。。。
「もうかってまっか?」、「ぼちぼちでんなぁ」 → 訳「元気ですか?」、「はい、元気です」
英語の"How do you do?" "fine" のような使い方で、『それがこのごろ赤字続きで……』というような返事はダメとされてます。ちなみに僕が新地でアルバイトしてたバブル崩壊後期は、「あきまへんな」という返事が流行っているように見受けられました。(笑)
しかし、このやり取り、普通は日本語ではあまり使わないと思うんです。
僕は「最近どうですか」つまり外人のHow's it going? 的な挨拶されると、『それがこのごろ赤字続きで……』と答えてしまいたくなりすごく困るんです。やはり普通に「お久しぶりです」「暑いですね」などが助かります・・^^;
。。。。。
話を戻しまして、家飲会 in 京橋。
駅に着いてグランシャトーを眺めながらウロウロ歩いていると、
ほたやん、
じゃいかめはん、
kitaはん(大阪弁講座に習ってこう呼ぶことにした)がすでに集合してました。
「ほな、ぼちぼち行きまひょか〜」
kitaはん御用達の焼き鳥屋へ向かいます。
しかし、お客さんがぎょうさん居て、しばらく待ったけど入れまへん。
諦めて弁天町にするか、天満もアリ?など迷ったあげく、20m先の別の焼き鳥屋さんへ。
kitaはんはお仕事帰りということで、ブログで印象的な帽子姿とは異なりパリッとオールバック。他のみんなはラフなスタイル。
そこで大阪弁講座にあるような大阪風ジョークを頑張って飛ばしてみました。
norick「端から見れば、若い部下3人を連れ回している嫌な上司にしか見えまへんなぁ」
kita「はは(苦笑) よくそんなこと言えますねぇ#」
じゃい「何かましとんねん、寒い空気が流れたやんけ! 奥歯抜くぞ!」(僕の耳元で)
norick「えっ、えらいすんまへん・・・」
と言うやり取りがあったようななかったような・・・ま、まだまだ修行が足らんゆうことですわ
ようやくビールが来て乾杯
やっと、このシーンの仲間入りできました♪
しかし、皆集中できないようでして・・・
やはり先ほど逃した店が気になるようだったので、早めに切り上げて先ほどの店を覗いてみたら、
空いてるんとちゃう?
・・・ということで再び焼き鳥を食べました。笑
〆は花京さん
遠心分離したら、半分くらいが沈殿物として出てきそうなスープ。
こってりというけど、味はくどくなくさっぱり目。
関西風(京都風?)のラーメンと言えば、このようなドロドロ系のスープは代表格だと思います。
ラーメン屋でも乾杯するの?とドキドキしてましたが、
さすがに二件目で沢山飲んだようでビールの注文は誰からもでませんでした。笑
で、フラフラ〜と電車に乗りましたが、玄関前ではビシッと!^^
ごっつぁんでした!
Posted at 2011/08/19 18:48:31 | |
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