ぴらめきーがのブログ一覧

こんにちわ、ぴらめきーがです。



最近、毎週末天気がグズグズして何処にも行っていないような気がします。


まさに梅雨模様。


そんな季節が来ると思い出す事があります。


ま、例の不思議なネタなんで苦手な方はスルーしてくださいね。




久々なのに、不思議ネタかよっ（汗）












あれは、今から15年前の梅雨の季節だった。


当時私はよくドライブに出かけていたのだが、その日は綺麗な海を見に行こうと思い、伊豆半島にある某海岸を目指す事になった。

初夏の朝の静かな海が見たくて、私と友人は日付が変わる前に友人の軽自動車で出発する事にした。

夜の伊豆半島は交通量も少なく、快適なドライブが出来た。

そして、夜の2時を過ぎた頃にはかなり目的地に近づいてきたのだった。



少し仮眠しておこう。



そう思った私は砂浜が綺麗な海岸の先に数台停めれる駐車場があるのを思い出した。


街灯の少ない道を記憶を頼りに進むと、やはり駐車場はあった。


車を駐車枠におさめて、窓を少し開けるとエンジンを止めた。


割りと夜は涼しいので、締め切らなければ快適に寝れると判断したからだ。


シートを全開に倒して目を閉じれば、静かな闇に紛れ、眠りにつくのは容易い事だった。









そして



気がつくと辺りはうっすらと明るくなってきていた。



隣の友人は寝ている。



車の時計を見ると4:30頃だったと思う。





顔を少し上げて、フロントガラス越しに外を見ると



30mほど先で、誰かがこちらを見ていた。





この近くには民家なんてないのに



男の人？



いや、黒い影だった。



しかし、確実にこちらを見ている。



何故か男の人だと思った、その時。









全身が動かせなくなった。





さすがに怖くなった私は目を閉じ、必死に金縛りを解こうとした。



窓も開いてるし（汗）




ま、ビクともしないんですけどね。



でも今回は頑張ってみた。




そして



瞼を開けてみた。



くわっ！



視界に入ってきたのは




すぐそばまで近づいきて、車を覗き込む、その影だった。



















どれくらいたっただろう。





意識が戻ると辺りは完全に明るく、梅雨の合間の太陽が顔を出していた。




車の窓は開けっぱなしだった。




面倒だし、隣の友人には黙っておくか。



しかし、確かに私が見たアレはいったいなんだったのだろう。