
『SPケーブルはその長さ
1センチ単位で音が変わる』には賛成ですが『ケーブルの
エージング』には反対派ですw
以下 私信ですので、あまり真剣に受け取らないで欲しいのですが、
『オーディオって最悪の趣味』ですね(爆)
趣味として釣り、カメラ、それに伴う車イジリ&DIYなどしてますが、いずれも
結果を求めるものばかり・・・
大した魚も釣れず、大した写真も撮れない日に疲れた体を
良い音で癒したい・・・
もちろんいい結果が出れば、いい音楽で
バカ騒ぎしたい・・・・
で?始めたオーディオですが、やりだすと自分の求める音とは何ぞや?と言う、
これまでに体験したことのない
迷宮への入り口でした・・・汗
もうこのソースでしか味わえないアーティストの息吹をそのまま聞いてみたい、
と思ってせっかく色々と機材も揃えたし、っていじりだすと
まー、大変なこって。
一つは昔、自身がベーシストの端くれだった、てのも余計に
タチが悪いです。
写真は高校時代、卒業ライブにて。
目指してたのはビジュアル系w、
女装は趣味じゃありません。
(セッション時は皆そろって女装ってアナウンスに騙されて・・・涙)
やった曲は
『Wine & Roses』 だった?
(顔出しだけど今と
だいぶ様子が違うのでいいかな?www)
やっぱり若いころに身に染みた
癖(お
っと・・) 現場の音って、根深いところに記憶があるんですね。
オーディオもちょっといじり出すと、信じられないことに昔聞いていたそれっぽい音・・・・
つまり、今ウチに『Acoustic社Model 118B』
46㎝ウーハー①発のベースアンプがありますが、ベースに関してはこれと同じ音量なら聞き分けが付かないような音がオーディオから出始めました。
それを聞くまで、あくまで現場の音と収録された音は全く別物って思ってました。
しかし、保存されたCDにはある程度圧縮されているにしても、入ってるんですねこんな音が。
だったら問題は再生環境か・・・
そっからがホントの
地獄のような日々でした。
結局 私が望む芯が強い、実在感のある音を出し続けるにはSPに限界を感じ、
だったらPA用でしょ!って購入したのが以下
EV社TX-1152です。
このTX1152については書きたいことが
山ほど あるので、また機会を見て後ほど綴ることにしますw
今回はとりあえず鳴らし込むのが大変だったことで、その作業内容を以下に綴ります。
まず必要になるのがSPスタンドでしょうw
これに合わせて
こんな感じで
スタンド作ったり。
次に必要になるのが当然SPケーブルですが・・・
前スピーカー使用時からそのポテンシャルは感じていたAE線(1.2ミリ銅単線)、
これをまず15m、
32m、45mの左右3セットを準備しましたw
が、いずれもハイ上がり。
結果さらに買い足して全部繋ぎ合わせ、そのスピーカーケーブルの総延長たるや左右合わせて
484m!!・・・汗
(間違えた・・・584m これって
Knock Nevisを軽く超えてますw)
これでもハイ上がりは収まらない・・・
では、ってことで芯材の芯径を変えてみる、AE線0.9ミリ200メートル
線を細くしたことで余計に高域が強くなりました・・・涙
でもこれで線が細けりゃその長さに関わらず音は固い、太けりゃやわらかいの傾向がつかめたので1.6ミリを20メートルほど・・・
うん、これはこれでいい。
・・・・
で やめときゃいいのに
『じゃ2ミリの音ってどうよ?』
(^o^)丿
左右を5メートルでセットしましたがイマイチ固い、しかし音は素晴らしい・・・汗
じゃあもっと長く・・・・
結果 片側50メートルから切り詰めていくとベストな長さは5メートル20センチに収まりました。
それからSPのNEUTRIKプラグを外してネットワーク直結にしてみたり。
当然ネットワークからSPユニット側も直結にしてみたりw
そうすると音に合わせてSPケーブルの長さはまた変わるので、それをまた合わせ直す、の繰り返し・・・汗
その他のケーブルワークについては以下の通りです。
PC-USBを
『AY電子datausb2Improved』
これ繋いでみて分かったけど、W4S DAC2ってUSBのホット線が要らないんだね、
つまりデータ送信に電源は不要。
だったら ってことで電源ユニットとホット線を省いたやつを新たにAYさんに特注で作ってもらいました、可能な限り短く。
『データ専用USBケーブル(OFC) 20cm』
隣はその前に使っていたProcable、『ベルキン(belkin)社のUSBケーブル 15cm』
やっぱ無駄なホット線は無い方がS/Nが良い❤
それからDAC-Macin’間のアナログケーブルは同じくProcableの
BELDEN ベルデン 8412
BELDEN ベルデン 88760
BELDEN ベルデン 8423
ノイマン neumann ケーブル
など試してこれ以上のケーブルはないだろうな、と達した答えは
BELDEN ベルデン 88770 だった。
が、
2芯ながらこれを軽く超える
『MOGAMI2803』に出会う。
これは凄いです。
出来ればこれの4芯タイプを出してほしい、モールド品で。
音源のPCの方はメモリに16Gbを積んでオンチップ再生です。
結局 オデヲをやってる人の好みって様々で、そんな中私が目指したのはそのステージと同じ音量で聞けばこう聞こえるだろうなって音です。
大げさに言えば、それをそのままリビングに持ってきて、
この場で生演奏をしてもらう感じ・・・・その再生音がいかに生っぽいか?
だから多分、一般的なオデヲに比べれば相当
ヤカマシイですw
ていうかそこまで音量上げないと本領発揮されません・・・汗
良いオデヲは音量小さくても美しく聞こえるってよく言いますが、
そんなのこの際関係ありませんw
でも、食事をとるテーブルではいい感じに緩くセッティング出来たのではないかと思います。
・・・と
ここまでやって ついにきました、
Xデー
何がって、これまでにシロウマ亭には様々な方がオデヲを聞きに来てくれました。
7D変態やみんカラお友達をはじめ、現役音大生やピアノ講師、元ミュージシャンのオッサンなどw
でも今回は究極。
ナントSir W. Julian・・・・
このお方、英国生まれの
Gentleman、東京にレコーディングスタジオを構える現役プロデューサーなのです。
年に何回かお仕事で来鹿されますが、ちょっとしたきっかけで仲良くなりましたw
で、
『うちのオーディオ聞いてください❤』って訊いてみると、
言ってみるもんですねーwww
その忙しい合間を縫ってホントに来てくれました。
もちろん当日は
シロウマ亭お昼のコースでおもてなしw
ウチの奇異なオデオにはとっても興味を持たれたようで、
『何で
PA用(TX 1152)使ってんの?』とか、
『電源は
200ボルトでアイソレートなんだね?』
『アストンマーチン カッコいいね!』とか
(いや、それは関係ないし・・・)
『ケーブルワークもまじめだね、ウチのも
モガミ使ってるよ』
って、再生前に機材チェック・・・・
流石っす。
最初に『Englishman in New York』をしばし聞かれた後、
『うん、Pure AudioでPA用を鳴らしてるの初めて聞いたけど、すこし歪んでるのが
生っぽくてアリだね!この曲に関しては定位もバランス(周特)も完璧だと思うよ』
って実に
萌なお言葉。
そのあと約2時間ほどの
爆音パーティ、その間に色んな業界話を聞かせてくれました・・・汗
せっかくなので同席した
音楽家に記念撮影を頼むと・・・
やっぱ
餅は餅屋っていうか・・・・爆
Sir Julian わざわざのお越し、ありがとうございました♪
(この記述は今年1月半ばのことです)