
今週末は私が生まれ育った、台東区鳥越にある鳥越神社の例大祭がありました。
1年間待ちに待ったので、この2日間楽しみたいと思います(*'▽'*)
白雉2年(651年)の創建で、都内では浅草寺(推古36年=628年)に次ぐ歴史のある神社仏閣です。
江戸時代以前は、約2万坪(66,000㎡)もの敷地があったそうですが、江戸城築城と江戸城の城下町を形成する為、はたまた旗本や大名屋敷の御用地とするために 幾度となく幕府に土地を没収されて今の規模にまで縮小されたそうです。
2万坪なんて想像つきません。
ちなみに東京ドームで言うと、約5個分です。。。
鳥越神社の御本社神輿は、台輪幅が4尺3寸ある巨大な神輿です。
最近では、一般的に4尺以上の神輿を“千貫神輿”と言うようになっていますが、元々“千貫神輿”と呼ばれるようになったのはこの神輿が元祖です。
千貫とは約3750㌔gであり、よく大雑把に4トンあるなんて言われますが、実際には定かではありません。
それと言うのも、昔から「神様の乗るお神輿の重さを量るなんて恐れ多い」って言う事で、まともに量らなかったと言われてますし、そもそも江戸っ子はそんなに細かい事まで気にしない性分だったからとも言われてます。
もっとも子供の頃から、「4トン、4トン」って聞かされていたので、それが当たり前になってしまいました。
この神輿の特徴は、屋根や台輪に比べて胴が太くどっしりしているところです。
また、下町の狭い路地を渡御する為に担ぎ棒が太く短いので、担ぐ人数が限られ一人当たりの加重が大きく激重です。
私の場合、翌日肩にミミズ腫れが出来てとても痛かったです。。。
もう一つの特徴は装飾が綺麗で、すごく細かい手の込んだ物になっています。
特に瓔珞などは細工が素晴らしく担いでいる時にキラキラ輝く様はとても美しいです。
境内はたくさんの人で賑わっていました(~ー*~)b
続く。。。
Posted at 2010/06/08 09:59:46 | |
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鳥越祭り | 旅行/地域