6月…旧暦でいうと水無月(みなつき)ですが、先月に続き下町ではお祭りが盛んに行われてます。
第一週の土日である1・2日は、台東区の東南エリアにあるいくつかの神社がお祭りで賑わうので、先月に続きデジイチ片手に見に行きました…
昨年と同じ、蔵前から浅草橋にかけての神社を巡りました。

まずは蔵前神社です。
ここは江戸時代に回向院や富岡八幡宮と共に勧進大相撲が行われていた場所で、大相撲と所縁のある神社です。
蔵前と言えば、私たちの世代では蔵前国技館を連想しますね(~ー*~)b

神輿庫の中には本社神輿が鎮座されています。
神輿の大きさの目安となる“台輪幅”は2尺8寸です。

大きなお神輿ではありませんが、蕨手等の彫刻がとても見事で立派です。
その美しい造形は、暫く見ていても飽きないです(*'▽'*)
次に訪れたのは

JR総武線浅草橋駅のすぐ裏手にある、1062年創建の銀杏岡八幡神社です。

境内には所狭しと露店が出ています。

子供の頃にはよくやった覚えがありますよ( ̄ε ̄〃)b

神社の奥には本社神輿の姿が…
神輿の大きさの目安となる“台輪幅”は2尺5寸です。
全体的にバランスの取れた、良いスタイルだと思います (*゜▽゜*)〃
それからまたまた移動です♫

浅草橋と言うと、こういう装飾関係のお店やビーズのお店、花火の問屋さんが多いです。

続いては、第六天榊神社です。
昔は第六天神と呼ばれていて、鳥越の丘に2万坪もあった鳥越神社の広大な敷地内にありましたが、江戸初期に江戸城の工事や隅田川の埋め立てに鳥越の丘の土や砂利などが徳川幕府によって没収された為、移転しその後この地に構えたそうです。
天神と言ってもお馴染みの天満宮で有名な天神様ではなく、第六天魔王(天魔)を祀っています。
織田信長が自らを“第六天魔王”と記したのは有名ですね。
神紋は鳥越神社と同じ七曜紋です。
そして鳥越神社と榊神社の宮司さんは、平安からの下総の名門大名でもある千葉氏一族の出で、兄が鳥越で弟が第六天神の宮司に納まったと言われてます。

こちらも境内に露店がずらり♬

境内の奥にある神輿庫の中には、迫力ある本社神輿が鎮座されてます。
神輿の大きさの目安となる“台輪幅”は4尺2寸です。
鳥越神社の千貫神輿の4尺3寸とは1寸違いですが、こちらも堂々たる迫力ですね。
どっしりしたシルエットで、屋根には七曜紋。
やはり鳥越の本社神輿と雰囲気が似ていて、とてもカッコ良いです(*^。^*)
しかも鳥越同様、渡御される際には瓔珞を付けたまま担ぐので、シャンシャンとした音やキラキラ揺れる姿がとても美しいです(=~∇~=)
惜しまれるのは、鳥越や三社の様に毎年渡御されるのではなく、担がれるのが不定期だと言う事でしょうか…
本来ならば二年に一度の本祭りの際に渡御されるはずですが、ここ数年は担がれない年が多い様です。
また担がれる雄姿をこの目で見てみたいですね。
駆け足で周りましたが、今週末はいよいよ我が氏神様である鳥越神社の例大祭です。
毎年梅雨入りの時期と重なって天候が危ぶまれますが、昨年同様今年も天気は良さそうなので漫然の状態でロケに挑みたいと思います。
特に本社神輿の渡御が行われる9日(日)は一日中歩き回ると思うので、体力さえ持ち応えれば、久しぶりに宮入りまで見たいと思います。
今から楽しみです(*^-゜)b
Posted at 2013/06/06 23:57:19 | |
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