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いつもお世話になっているフレンチのお店からワインの夕べが催されるということでお誘いをいただきました。

またまた今回も私なんぞではいくら背伸びをしてもとうてい届かないようなセレブな集まりのようですが、そんな私ごときにもこういう修行の機会を与えてくださるオーナーに感謝しつつお邪魔させていただきました（＾＾；





今回、お店のワインを一新されたということで開催されたこの会、もちろんおいしい料理といっしょに飲み比べ？です。

「あれ？お酒飲めないんじゃ？」と思われたあなた！いつもブログを見ていただきありがとうございます（＾＾；

まあ基本飲まないので酒に関する薀蓄はまったくわかりません。

あーこれはどこの畑で何年にとれたなんという葡萄をつかってなんたらのシャトーのつくったものですね
この年は天気がどうで・・・・

なんてことはわかりませんが、大事なのは自分がどう思うか？あくまで主観で判断させていただくことにして、美味い料理がメインです。

ということでまずは乾杯のシャンパン。。。。
ではなくてスパークリングワイン。



ラクリマ・バッカス・レセルヴァ・ブリュット　＜スペイン＞です。

辛口のカヴァのようですが、蜂蜜のような甘い余韻をほのかにのこすものでした。


海の幸の前菜をいただきながら、出てきたワインはこれ




ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ　＜フランス＞

ミュスカデってマスカットのことだと思っていましたが、厳密には違うようで・・・甘酸っぱい香りとそのままさっぱりした味で前菜の繊細な風味を壊さない感じ。でもちょっと物足りない？かな？（＾＾；


次の料理、きのこと貝柱のガーリックバジルソースとでは完全に負けてしまっている・・・。
先に出てきたカヴァを一口・・・（＾＾；
これは単に料理との相性の問題でしかたないですね。

生牡蠣、太刀魚のムニエル-フルーツトマトのミルフィーユ仕立て-と続いて

出てきたワインがこれ。




サンタ・アナ・トロンテス　＜アルゼンチン＞
じつはこの日一番びっくりしたのがこれでした。本当にぶどうで作ってるの？香料使ってるんじゃないの？と思わせるほど強烈で派手な酸味と甘みのある香りを持っていました。これは食事の時には。。。と思いましたが、辛口のものなので後味は意外とあっさりしていて、けして嫌味な感じではなく、けっこう気に入ってしまいました（＾＾；

これで前半戦の白は終了。


赤のトップバッターはこれ。




マルサネ・ルージュ　＜フランス＞
いかにもフランス、赤の一番手といった感じ。フルーティーでさわやかな風味はその色鮮やかな色ともよくマッチしています。どんな料理にもよく合う素直な印象でした。


さて続いてお肉料理といっしょに出てきたのはこのワイン。



モンテプルチャーノ・ダブルッツォ　＜イタリア＞
こちらは先ほどのマルサネルージュを少し熟成させた感じ。色は若干濃く深みのある色合いですが香りはさわやかでフレッシュなまま。後味にほんのすこし少し渋みがあるかないか・・・。すごい上品なんだけど、ちょいワルってかんじかな。


お肉料理をいただき終わる前にもう一本。



ジネステ・ボルドー・樽熟・ルージュ　＜フランス＞
肉料理、赤ワインといったらやっぱこれでしょう！！といった、とても力強く味も香りもしっかりとした存在感があります。余韻もしっかり楽しめてワインを飲んだという気持ちにさせてくれます。
やっぱりワインはフルボディでしょ・・・とおもったらミディアムでした（＾＾；；


いじょうで今日のワインは出揃いました。
皆さんおもいおもいに歓談されながらワインと食事を楽しまれています。


ここでオーナーがもうひとつワインを出してくださいました。




シャサーニュ・モンラッシェ・ルージュ　＜フランス＞

モンラッシェといえば白ですがこちらは赤。4割は赤もあるとか。
赤ワインの最初に出てきたマルサネ・ルージュと同じピノ・ノワールを使って作られています。
色は同じように鮮やかですが、香りはもっと奥行きがあります。ただ味はかなりとんがった印象を受けました。
もっと年月を重ねていけば化けるワインかもしれませんね。
それよりびっくりしたのはこれがフルボディであるということ。
あの重たいジネステ・ボルドーはミディアムでこっちはフル？
ほんとうに難しいですね（＾＾；

ということで、あっという間に時間はすぎ、デザートをいただいて帰りました。
難しいことはよくわかりませんでしたが、いろいろお話を聞けて、おいしい料理をいただけて
大満足でした。

あ、おいしいワインも（＾＾）

サンタ・アナは今度かってみたいとおもっています。