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お友達とお友達のガレージでお友達のロードスターのホロ交換作業をしました。

今回の患者はこちら。



いつもきちんと手入れされていて個人的にはとても良い状態だと思うのですが、リアのファスナーが壊れたりその他もろもろでやはり経年劣化はすすんできているもよう。。。。


とりえずはずさないことには始まりません。




さくっとはずしてみました。

やっぱりこういう作業は二人いるとぜんぜん楽です。

ホロを骨ごと交換作業なら何度もやっているのですが、今回はホロのみの交換。

ココからが本番です。



ホロをとめているパーツというパーツを作業を分担してはずしていきます。

こういう機会にしかお目にかからない隠れパーツはピカピカですｗ


サクサク行かなくなったのがこの部分。



後ろ側のウェザーストリップを固定している部分。

プラスチックのピンが劣化＆ステーのさびで固着。

たった２本のピンですが結構てこずりました。


そしてホロを引っ張っているワイヤーをはずします。




リア側はこんな感じでスプリングで引っ張ってあります。

ワイヤーは



骨組みのこんなところを通り抜けてフロント側に。




ココで留めてあります。




さあ、これで古いホロとはおさらば！

新しいホロをかぶせる準備です。

その前にちょっとブレイク。

今日は天気はいいのですが、結構寒い。。。。



やっぱり現場には焚き火は必須ですねｗ


少しあたたまったので作業再開。

まず、真ん中の骨にはホロを傷つけないようにキャップを装着するようになっていました。



でもこれって結構硬いしとがっているのだけどｗ


続いてこれ。




このストラップなんだと思います？

現場でも取り付け位置でかなり迷いました。

２本のリベットで止めるのですが、短いほうは購入したホロに附属していたもの。

でもこれでは心もとないということで長いものを準備しました。


そして取り付けた状態がこれ。




後ろの２本の骨をつないでさらに後ろ側に伸びています。

わかりました？


そうです、これでホロの骨を後ろ側に引っ張って固定するためのストラップ。

つまり

ホロの内側にはこの２本を固定するベロがないのです！

なんて画期的！ｗ

と微妙な空気の中作業を進めます。


ホロを広げて骨組みをおきます。

いよいよ張替えですが、ちょっと問題が。

本来ワイヤーの通っている部分になんとタコ糸のような白い紐が・・・・。

え？これで引っ張るの？

強度は？

固定方法は？

こんなところでコストダウン？




なんてその場では真剣に考えてしまったのですが・・・・・

答えは




元のホロについていたワイヤーを通すための紐

でしたｗ


こんなんで張れるのか？
とか
コストダウンか！？
とか言っていた自分が恥ずかしいｗ

たいへん親切な商品でしたごめんなさい。


そうこうしているうちに無事？に骨とホロが合体！



見えにくいかもしれませんが後ろの２本の骨はホロに固定されていないのがわかります。

さあ！

いよいよ新しいホロの取り付けですが

その前に。。。。

タンク周りのカバー装着。




さびさびになったいていたものをお友達が塗装してくれていました！

さすが！！

自分のだったら絶対しないけど

このクロムメッキ様の塗装かっちょいい！！

見えないところのおしゃれこそ真のおしゃれですね！


と、作業を進めます。



付け根を留めて

レインレールをがんがんとめます！



たった１枚の写真ですがここまで留めるのに二人がかりで超大変でした。

レインレールをはさむように２枚のウレタンスポンジのワッシャーを２枚もつけなければいけなかったので

あっちを留めればこっちがはずれ・・・・

それはもう想像を絶する苦労。

もし自分のものをするときはこのスポンジは絶対にはさまない！と心に誓いました。


まあ、そんな作業もなんとかこなしてやっと装着完了！！！





が、喜ぶのもつかの間。

ホロがついたことと閉まることは別の問題で。。。。。


これからこの距離を縮める作業が


レインレールの装着で疲れきった二人ではとても力不足でついにオーナーさんの手もかりて３人がかりで押したり引いたりたたいたりの作業が始まります。


二人は外からホロを押して一人は中でフックを引っ掛けようとするもあと１ｃｍ

一人が外から押して一人は中で引っ張ってもう一人はフックを。。。。これもまだまだ。

足場もつかみどころもなかなかないので四苦八苦です。

何度も休憩をはさんでそろそろ心が折れそうになったそのとき




引っかかった！！！！



９時からはじめた作業は昼食をはさんで１７時。

いやーまいったまいった！


こんな楽しい機会を与えてくだすったＦさんＴさんに

感謝。