上海での乗り継ぎには12時間もあるので、上海観光をしてみようと思っていました。
まずは、邪魔になるスーツケースを預けないといけません。
ANAもルフトハンザも第二ターミナルに発着するので、ここで預けるのが一番ですが、到着フロアを歩き回ったもののそれらしき場所が見当たらず・・・。
出発フロアへ上がるエスカレーターところに、事前に調べていた中国語での手荷物預かり所「行李寄存」の案内があったので、上に上がることに。

が、上に上がると「行李寄存」の案内が見当たらない・・・。
とりあえず、アルファベットの大きい方へ歩いて行ったんのですが、端まで行っても見当たらず。

結局、A列カウンターの奥の方にありました。
これから行く人は、エスカレーター上って右奥の方に行けばありますよ。
ようやく見つけた行李寄存ですが、カウンターには不機嫌そうなオバちゃんが。(笑)
自分の手荷物預かり所のイメージだと、
1. 係りの人に荷物を渡して
2. お金を払って
3. 係りの人が荷物にタグを付けて
4. 引換券をもらう
って流れなんですが、前の人の動きを見てると、お客がカウンターの中に入っていって荷物を触ってるんですよね。
なんかシステムが全然想像できません。
あ、ちなみに自分はTOEIC500点いかないくらいのなので、英語でのコミュニケーションはかなり危ういです。(笑)
自分の番になると、まず「ここに荷物を置け」と、カウンターの横のベルトコンベアを指示されます。
言われる通りにそこに置くと、コンベアが動き出して、X線探知機を通って、その奥の床にドサッと落下。
オバちゃんはその荷物をどうこうするでもなく、「時間は?(と聞こえた)」というので、「ten hours」と答えると、
パソコンをカタカタやって伝票のようなものをプリントアウト。
100元を渡すと90元のお釣りで、妙に安いなぁと思ったものの、そのまま伝票にサイン。
ここでカウンターの中に入れと手招きされて中に入ると、荷物をここへ置けと、すでに何個もスーツケースが置かれている区画を指差します。
で、そこに置くとオバちゃんがタグを付けて、引換券を渡されて手続き終了。
ようやくシステムが分かったのですが、ここの係員はお客の荷物を触らないんですよね。
受け取りに行った時も、カウンターの中に入って自分で荷物を取り出しました。
なんでこんなシステムなのかはよくわかりませんが・・・。
ともかくこれで身軽になったので、上海市内に向かいます。
市内に行く方法はいくつかありますが、自分はリニアモーターカーにしました。
空港から竜陽路駅までを結んでいて、そこから地下鉄で市内中心部へ行けます。
リニアモーターカーは中国語で「磁浮」と書くようで、日本人にはわかりやすいですね。(笑)
乗り場には「磁浮」の案内に沿って行けば簡単です。
切符は窓口で買います。
運賃は片道50元、往復80元ですが、往復券と地下鉄の1日乗車券がセットになったものが85元で売ってるので、当然これを選択。

」
切符はこんな感じの磁気カードです。
改札と手荷物検査を通って構内へ。
ホームへ降りたらもう列車は止まっていて、適当な車両に乗り込んで座ったら即発車でした。

シートはこんな感じで、めちゃ安っぽいです。(笑)
行きの列車は最高速300km/h。
浮いているはずなのに、かなり揺れます。
新幹線の方が全然快適。
帰りの列車は430km/hまで出ましたが、ものすごい揺れでした。(笑)
竜陽路駅には8分ほどで到着。

竜陽路駅でようやく先頭車両を見れました。
なんか赤黒いものが付いてますが・・・。(汗)

改札を出て、地上に降ります。
が、とんでもないこの日の上海はものすごい蒸し暑さでした。
この時、「これは観光どころではないかも・・・」との思いが・・・。(笑)

地下鉄の駅はリニアモーターカーの反対側。
日本の漢字では「竜陽路」と書きますが、中国語では似ても似つかない全然違う字です。
今回、上海で何を見るかは全くノープランで、とりあえず地下鉄2号線にのれば人民広場に行ける、ということだけ調べていました。
地下鉄に乗るにも手荷物検査がありましたが、正直どこまで真面目にやってるのかは不明です。(笑)
人民広場駅で降り、地上に出るとそこはもう灼熱地獄・・・。
とても公園を散策なんて状況ではありません。
正直、空港に帰りたかったですが、せっかく来たのでちょっとだけ歩くことに。

交差点の向こうに「南京歩行街」というのがあるようなので、地下道を通って道路の反対側へ。

暑さのせいか、あまり人はいません。
ちょっと歩いただけで滝のように汗が出てきて、これはちょっとヤバいなぁと。
というのも、今回はウィーン・プラハ旅行が目的で、天気予報を調べると天気も良くなさそうだったので、あまり着替えを持ってきていなかったんですよね。
15分ほど進んだところで、これ以上の観光を断念。
空港に戻ることにしました・・・。
竜陽路駅のコンビニで水分補給して、またリニアモーターカーに乗ります。

写真のブレ具合から、車内の揺れが想像できるかと。(笑)
430km/hで走行する時間帯は限られているので、当初の予定では乗れないはずだったのですが、体験できたことが唯一の収穫でしたね。
結論:夏の上海は来るとこじゃない。(笑)
涼しい季節に再訪したいです。
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Posted at
2017/08/06 19:17:19