2009年08月25日
9月には中間決済があるんで何かとバタバタしてたります。
とりあえず、前年度より多少なりとも上向き傾向なのはよいことなのですが、顧客ニーズの多様化やこれからの介護情勢、政府や地方自治体などの予算や補助金など、目を離せない部分が多くて困っていたりもします。
そんな中月一回の社内会議(と言うかお茶会)での検討事項として、車両の入れ替え及び整理と言うことで簡単ながら決定事項を備忘録代わりにしてみたりw
1)アルファードの車両入れ替え提案(現3年目)→あと3年は使ってほしい
(アルファードの生産が終わってしまった・・・エスティマでは屋根が低くて使いにくい。ヴェルファイアではデザインが好ましくないと一致判断されたため。最悪ハイエースかエルグランドを導入)
2)セドリック→稼働率が低いので9月中に廃車確定。
(自力で歩行可能な方はタクシーを使用する傾向にあり、タクシー券を発行している自治体がある)
3)ミラ→AT限定の方がいる関係上稼働率が見込めないため、稼働率を上げるために売却し、AT車両を導入することで確定。
4)ミニキャブ→自治体での要請によって小回りの効く運用が望めるため、しばらくは現状維持。
ただし、5年目の固体があるため、今年度中に一度車両及び設備の総点検を実施する必要アリ。
今後、地方自治体の要請が増える傾向にあるのなら一台増車も検討。
車両管理も結構大変だったりします・・・
つか、ミラはやっぱり不評だったため、このあたりは経理の娘に80万以内で好きな軽を買えと丸投げw
Posted at 2009/08/25 20:56:05 | |
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仕事 | 日記
2009年08月05日
先月、仕事で宮城県気仙沼市まで一人の老人を送迎してきました。
このお客様は会社設立当時からお世話になっており、スポンサー支援もなさってくださったお方です。
癌で余命1年を宣告されて10ヶ月、4箇所の癌転移で末期症状に悩まされ、モルヒネ注射だけで晩年をすごしてきたような方でした。
そんな方が病院の病室で一言。
「生まれ育った気仙沼の海を見て死にたい」
と。
体調的には車イスでの移動しかできない状態。でも、できればかなえてあげたい願い。当然医師は猛反対。家族の方と相談すること2日、本人の意思確認と看護婦がつくという条件の下、決行の流れとなったのです。
移動時間約10時間。走行距離約500キロ。
10時間の過酷な移動に耐え、気仙沼の分家に到着されたときはえも言えぬ笑顔でした。
それから1ヶ月、その老人が今朝息を引き取られたそうです。
車イスの中で、海を見ながら亡くなられたそうで、本当に本人の希望通りの死に方と言うのでしょうか。
癌末期の特有の痛みもあまり感じられなかったのか、死に顔はとても安らかで笑顔だったそうです。
分家に到着したとき、「ありがとう」の言葉を何度も繰り返し、涙を流しながら手を握り返してくれた感触、今でも忘れられません。
実際、あんな世界は映画だけなんだろう。
そう思っていましたが、実際に直面したときのなんとも言えない悲しみ。そして感謝の言葉
周りには自分を見守ってくれた人、ささえ続けてきてくれた人、協力してくれた人。
闘っているのは自分ひとりだけじゃない。周りの方々の協力があって、初めて成し遂げられたのだろう。
老人は最後の願いを願えるために闘い、そして叶えた。
自分も最後の恩返しが出来たのか。
訃報の電話を聞きながら、涙を流して声も出ない状態で必死に伝えたメッセージは
「ありがとう。そしてさようなら。」
Posted at 2009/08/05 12:48:17 | |
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