
納車されましたので、ご紹介させていただきます。
Vespa RALLY300 GTS Super
・・・と名乗っていますが、本当はただのVespa300 GTS Superです。
1972年Vespa 200Rallyのカラーとデザインを纏わせているので、Vespa 300Rally GTS Superと名乗らせていただいております。

こちらが2代目200Rally。
Vespa 200Rallyと言えば、当時最速のスポーツベスパ。先代のVespa 180Rallyの正常進化版と申すべき車両です。残念ながら72年を最後にRallyのカテゴリーは終了しています。
さすがに現代において3本サス&機械式ドラムブレーキというわけには行きませんが、現代Vespaのフラッグシップ、GTS Superをベースにしているだけあって、Rallyデザインもきちっと着こなしていますね。
カラーは往年のマンダリンオレンジ。オールドベスパのカタログ(辞典?)を引っ張り出していただき、カラーコード指定ですので色はまったく同じ色です。
特徴的なのはサイドにある3本のラインステッカー。これは2代目Rallyにのみです。このラインステッカーだけのために200Rally仕様としたといっても過言ではありません。
そして反対側は・・・

これを見てニヤリとしたり、笑ったりした方は立派なVespaヲタですw
説明いたしますと、この当時のVespaはポイント点火が主流でした。つか、80年代まで普通にポイント点火を採用していたのですが、この当時の200RallyはポイントからCDI点火に切り替わり、バッテリーを積んでいました。
そこで、CDIであることを示すために「ELECTROINC」という文字が入っていたのです。
言い方を変えれば、
「ザクとは違うのだよ!ザクとは!」
って感じでしょうか?w
こちらはディーラーさんの好意でやっていただきました。自分も本当にこの文字が入るとは思わなかったw
現代から見ればCDIは当然なのですが、当時がわかっている人ならこういうジョークもわかるかなぁとw
当時最速ベスパだったの200Rally。あこがれていた時代のオールドベスパとは違いますが、個人的に現代に蘇らせた気分です。
さーて、秋までに慣らしを終わらせて、ツーリングいかなきゃね~。
Posted at 2011/08/09 16:05:02 | |
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バイク | 日記