2012年09月06日
薬が増えたので、薬がこれ以上増えないよう気分転換の旅に出てきました。
本当に急な感じなのですが、今日無事に帰ってきたのでご報告。
東京から東北新幹線で約3時間で降り立ったのは新花巻駅。
宮沢賢治記念館、宮沢賢治イーハトーブ館、宮沢賢治童話村、ポランの広場、宮沢賢治像と見て回りましたが、正直なところ、見て回っただけで何を見たのかよく覚えていないのが本音です。
賢治は文学だけでなく、宗教的信仰や芸術文化などにも非常に長けていて、一度や二度来たくらいでは理解しがたい部分が本当に多いのです。
でも、「注文の多い料理店」や「銀河鉄道の夜」など、子供の頃読んだ絵本は今でも忘れられません。
その中のひとつ
何がしあわせか わからないです
本当にどんなつらいことでも それが正しい道を進む中での出来事なら
峠の上りも下りも みんな 本当の幸福に近づく ひとあしづつですから
銀河鉄道の夜、第九章、ジョバンニの切符 より
本当に、何が幸せなのかわからない。
そして辛いことがあっても、今の現状を思い返し、それが正しいことだと思えば、それは本当に自分に対する幸せへの一歩であると。
自分はうつ病で休職しました。でも、その休むことが正しいことであると思えば、復帰への第一歩になると。
そしてそれを克服するためには悲しみも辛いことも仕方なきことだというとも。
しかし、自分は復帰します。きちんとうつを治して。
賢治の銅像を見ながら涙して、思い返すことは・・・
タイトルの一言が全てを語っているのでしょうか。
Posted at 2012/09/06 01:57:29 | |
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