お久しぶりです、桜橘です。
お久しぶりすぎる間にカブ様お帰りなさいました。
かなり前のことですが。

主治医のショップ前にて。
幌の油圧ホース交換で作動バッチリ、ドアノブも戻って快適カイテキ!なのですが…
お願いしていた幌交換は出来ず、ボロ幌のまま帰ってきました(涙)
リアスクリーンの雨漏りが酷かった(しかも、直そうとして悪化した)ので、思い切ってお願いしたところ、外注さんが病気療養でお休みしてしまったとか…あぁ〜
しかも、カブ様受け取りの帰り道、エンジンが吹けない&シフトアップしない→失速という、謎トラブルまで抱えてしまいました!
高速走行中だったのですが、シューシューという蒸気機関車のような音がしたかと思ったら、5000回転から上に行かなくなって、そのまま速度が60kmぐらいまで落ちこんでしまったのです。
走行車線だったのでかなり焦りました・・・!
夜も遅かったため、主治医に連絡するも翌日改めてと話をしたのですが、いざ夜が明けてみるとフツーに動く…?
それからなかなか症状を再現できない日が続いたのですが、通勤途中で色々試すうち、不調の実態がだんだんわかってきました。
■ATをスポーツモード+アクセル全開だと、回転が5000より上がらない。
■アクセルを開けるとシューシュー音がする。回転が上がると音量も上がる。
■加速が軽自動車並み。
■アクセル全開にしてもキックダウンしない時がある。
■燃費が悪い(満タンに出来ない持病があるのでアレですが、良くて7km/L)
■不調時、振動などは無い
そこから、仕事の休み時間を使ってトラブルシュートの日々。ちなみに家でやると子供にタカられるので無理でした(笑)
まず、2次エアー吸いを疑ってみました。
ブレーキサーボへのライン、燃料レギュレータへのラインを点検しますが、ホース破れ・外れはありません。
しかし、キャニスターラインを点検してみると、スロットルボディとのホースバンドが効いていなくてスポスポです!
やったぜと思いながら、純正ホースバンドを手持ちのものと交換して試走・・・コレジャナイ!
シューシュー音もするし、パワー感も無いまま。
良く考えたら、2次エアーが原因ならシューシュー音はアクセル開度に連動しないはず。
このセンは違うみたいでした。
次。
燃料系も考えたのですが、そもそも燃圧を自前で計測できないので後回しです。
O2センサーも怪しそう…ですが、交換となるとアクセスが悪いのでコレもDIYは難しそう。
ちなみにこの時点で、主治医のトコで代車の空きが無いらしく、孤立無援でした。
ググってみると、キャニスターが詰まるとエンジン不調が起きるなどと発見。
そういえば、いつもタンク3/4ぐらいでガソリン入れられなくなるなあ、エア抜け悪いのはこのせいでもあるのかな、等と考え検証してみることに。
チャコールキャニスター内の活性炭が吸着限界を超えるとガソリン生ガスがスロットルから流れ込むため、空燃比が狂う何たら…らしいので、キャニスターライン上にある電磁バルブ(と言うのかな?)のコネクターを抜いて一時的に機能を殺してみます。
そして試走・・・コレジャナイ!!
やっぱりアクセル連動でシューシュー音がしています。
スロットル連動でキャニスターラインの開閉がコントロールされているので、もしやと思ったんですけどね。うーん。
まだまだ!
主治医に相談すると、ブレーキサーボからの2次エア吸いかもとのコト。
もう一度負圧ホースを点検していたら、スロットル廻りに違和感・・・ワイヤーがたるんでいるのを発見しました!
クリップの調整幅メいっぱい使って、やっと全開に出来るセッティングになりました。どんだけ伸びていたんだか…。
アクセル開度が足りない→回転が頭打ちになる。っていうのは、なんというお粗末な原因!
そして試走・・・あれ、コレジャナイ!!!
スロットルを開けられるようになったんですが、5000回転での頭打ちが改善されません。
何よりシューシュー音が治まっていませんし。
ただ、キックダウンは3/4開度で出来るようになりました。場面によってはフルスロットルで2段ダウン出来るように。
AL4、アンタ結構やるじゃない。
一瞬スロポジも疑っていたんですが、コレで容疑が晴れるという。
しかしもうネタ切れ寸前です。
あとはプラグか、ダイレクトイグニッションか…でもコレ原因だと不等爆になるので振動出そうですが、ソレは無いんですよね。
ECUか、燃圧か・・・。そっち方面のトラブルだと、主治医でないと手が出せません。
センサー類を片っ端から交換してみるか・・・お金が続くか・・・泥沼?
越年決定か、と思いながら、日課となってきたググり中に気になるモノを発見。
曰く、306の吹け上がらないトラブルはほぼ排気詰まり、と。
まさか!と思いつつも確かめてみようと、アイドリング→空ぶかしをしつつ排気系を確かめてみます。
すると、中間マフラーの前後フランジから、水がポタポタ落ちているではないですか!
フランジからの水漏れは排気漏れ、との記載を信じて、マフラーを降ろしてみると・・・
内部サビサビ!キター!!
でも構造上、サビを落とすことも取り出すことも出来ず、結局棒で出口側のメッシュ?部分をガスガス突っつき、裏返したり立てたりしながらガンガン叩いてみたりするのみ。
祈るように取り付け、遂に本日試乗・・・コレデシタ!
回るまわる!レッドまで吹け上がりました~♪
思えば納車から今日まで、2Lエンジンのくせにおっそいなぁ~等と思っていたのですが。
ロータリーより燃費悪いんじゃないかとか思っていたのですが。
マフラー詰まりが原因でした。
シューシュー音も解消。出口を失った排気が、フランジのカシメを破って吹き出していた音だったようで。コレもガスケットがないプジョーならではか。
越年目前でトラブル解消!
かなり嬉しいクリスマスプレゼントとなりました~♪
が・・・
マフラー取り外し中に、目にサビ&砂を食らってしまいまして・・・時間外で眼科のお世話になるハメに!
コレもまた、とんだクリスマスプレゼントっつーことで(涙)