
今日も終日
鎌倉で勤務でした。
今回は、以前にもご紹介しているお店なんですが、小町通りを少し入ったところにある
「鎌倉赤坂飯店」にとびっきりの排骨麺(ぱいこー麺)を食べに行くことにしましたぁ~~!!!
詳しいこと!?は前回に書いているので割愛しますが、このお店の雰囲気は一風変わっていて、少々とっつきにくい面がありますが、そこをあらかじめ理解さえして訪れれば、かなり美味しいものにありつけるというそんなお店です。
しかも
断固取材拒否の鎌倉の
隠れスポット♡としても知る人ぞ知るお店でもあるんですよ。
なんでも、東京赤坂の老舗である赤坂飯店と、ここ鎌倉赤坂飯店とは縁があるということで、巷の噂によれば唯一のれん分けを許された方らしいですな。
鎌倉赤坂飯店
神奈川県鎌倉市小町2-11-2
12:00~15:00
火休
訪店時間は12:55分頃。店の外には並びがなかった。ここでは昼時に地元の常連客が店外に列を作ることも多く、
ガイドブックにも載らない店の突然の行列に遭遇した観光客が不思議そうな顔で振り向きながら通り過ぎていくのをよく見かけますねぇ。
今日はすんなり着席できました。入れ違いで先ほどまで満席であった様子。年配のお母さんがせっせとカウンターの上を拭きあげていた。わたしはカウンターの一番奥の席にもぐりこむように着席しました。先客は7人です。席数はカウンター5席、2人掛けのテーブルが2卓だけ。かなりこじんまりした作りですね。
頭上のメニューボードの
料理名の上に数字がふられていますな。
店員はびっくりするほど老齢で
文化勲章もののスーパー店主、奥さん、息子さんの3人。いつものように寡黙に仕事をこなし続けます。カウンターに座り新聞に目を通します。どれぐらいたったでしょうか、目の前にお冷が出ました。わたしはもう一度カウンターの上のメニューの数字を見やります。
しばらくして、息子さんと目が合いました。注文のタイミングです。わたしは
「7番」を注文しました。排骨麺1200円です。
これが例の
いわく付きのメニューボードです。
この店には鎌倉では
有名なローカルルール(;゚Д゚)!?があります。
さぁ、このお店の基本的なルールを確認してみましょう。
その一、
Q,席に着いてもすぐに注文をしてはいけない?店主に怒られる?
A、はい。忙しい時は怒られます。
「こちらが聞くまで待っててくださいよぉ!!(怒)」
怒られている人を何度か見ています。お冷もじっくり待てばやがて出てきますから落ち着きましょう。
そのニ、
Q,注文は番号で言わなければいやな顔をされる?
A,はい。番号で言った方が無難です。そのまま通る場合もありますが、たいてい番号で聞き返されます。
だけど、ラーメンと餃子は品名でOK!!メニューボードの番号を覚えましょう。
その三、
Q,メニューに書いてあるもの以外は注文してはいけない?怒られる?
A,はい。店に入るなり「ラーメン、半チャーハンっ!!!」と注文した男性客は
「書いてあるものしかできませんよぉ!!(怒)」と子供の様にお諌めされておりました。
ふっ。でも
慣れれば大したことないけどね~~
正直、また行きたいか、行きたくないか、
人によって、
真っ二つに判断の割れるお店ですな。
(´∀`*)ハハハ
常連さんはその辺理解して通っていますな。
「ダンッ!!!!ダッ!!!!ダン!!!!ダン」
中華包丁をまな板に叩きつける音が狭い店内に響きます。これは揚げたての排骨をカットする音♡
待つこと20分にさしかかろうというところ。
この音がわたしのラーメンがすぐそこまで来ていることを教えてくれてます。
平ざるで麺が上げられ今丼の中に放たれます。
おっ!!!ゴマ油の香りが漂い始めましたなぁ。
さぁ、ラーメンの登場です。
どこまでも澄み切った
清湯スープの琥珀色があまりに艶やかで美しく、思わずため息が出そうになる。
排骨(ぱいこー)は、
ぶ厚く切った骨付きロースをしっかり味付けてカラリと揚げたもの。顔を近づけなくとも鼻先まで排骨の揚げたての香ばしい香りが上ってくる。
そいつが麺の上をこれでもかと
覆い尽くす様は圧巻♡
トッピングはほかに鮮やかに色だしされたシャッキシャキの小松菜、スープに浮いた長ねぎ。
スープを啜りましょう。
前回にも書いたが、もともとの所謂中華料理店のあっさりした清湯スープに、
胡麻油やスープに少しなじんだ
排骨から溢れだす力強い肉の旨みがふんだんに加わる。
もはや違った次元のスープに昇華している。
いつまでも残るスープのコクが舌から離れない~~
あああああああっ
んまぃヾ(*´∀`*)ノ
まことに愛い奴じゃ
香ばしいスープの後味が堪らんのぅ。
排骨が分厚いのなんのって、
噛めばも~ハフハフ
なかなか冷めなくて齧る度に口の中を火傷しそうになっちゃった。
カラッと揚がった表面は
香辛料の香りも軽やかで、
びっくりするほどクリスピーな印象。
なによりもジューシーさこの上なく肉厚で薄衣で、あ~~今日はなんて幸せな一日だろう。
麺は中太のやや縮れの入ったもの。いつも柔らかめで出てきますが、
今回は
ぷりぷりとした食感が楽しめました。このスープにこの麺ありの相性が良いもの。
表面に張られた胡麻油を麺肌に輝かせながらスープをきっちり持ち上げてくるよなぁ。
なによりうれしいのは
排骨が鍋蓋の役割になっていて
最後まで麺がアツアツだぜぃ!!!!
いやあ、堪能したなっ。
鎌倉小町通り沿いで行列のできる食べ物屋に旨いところはないと言われている中、
多分ここは例外店舗の一つであろうね。
それにしてもここ・・・
写真撮るのに気を使うね~~
やたら視線が気になるのよ。(:.;゚;Д;゚;.:)ハァハァ
店の雰囲気 ★★☆☆☆
スープの好み ★★★★★
麺の好み ★★★★☆
総合的なもの ★★★★☆(驚愕の排骨で★ひとつあっぷ♪)
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【鎌倉市】ラーメン | グルメ/料理
Posted at
2009/09/10 13:44:09