
先日は
営業で厚木に行ってきましたぁ。
今日はいいお店行ってきましたよぅ。
ヾ(*´∀`*)ノ
かねてから厚木に来る機会は多く、お店の前の道は頻繁に通るのですが、ここのお店だけはいつも込んでいてとても仕事の合間には寄れるような雰囲気ではなかったんです。
昔からこのお店はちょっと有名でして、
素材の旨みを生かした塩ラーメンがいただけるお店として聞いておりました。
塩ラーメンに関しては
神奈川県でも3本の指に入るんだとか。
まさに神奈川のラーメン好きを自認してこの店を知らぬ者はいないというほどですなっ。
ここは横浜の元町や、川崎駅ビルにも支店を構えてはいるんですが、
やはり最初は本店に行ってみないということで、
今まで弓を引き絞って
じっとチャンスを待っていたんですよぉ。
それが今回たまたまだとは思うんですが、
昼時なのに
店外に並びが少ない。
これに気づいたわたしは、ここぞと速攻で車を止めてお店の前まで駆け寄ったのでしたぁ。
さぁ、果たしてどんなんまいラーメンをいただけるのか、
行ってみようじゃありませんかぁ~~
☆-ヽ(*´∀`)八(´∀`*)ノイエーイ
本丸亭
神奈川県厚木市幸町4-10
11:00~15:00
18:00~22:00
火休
ここは
さすが繁盛店。お客用の駐車スペースがしっかり確保してあります。
しかも
誘導員のおやじさんまでいるではないかっ。指示に従い車を止めるとお店の方へ促され歩きだしましたぁ。
訪店時間はお昼過ぎの12:30頃。店外に並びは1人、いつもは相当並んでいて諦めることも多かったので、ラッキー♡と思いきやガラス越しの店内には6人ほどが長椅子でスタンバイ状態。
これはもう十分想定内のこと
やっぱりなぁ~~としばらく待つことに。
ふと視線をうつした店の外窓には
気になる貼り紙が・・・
「最近店の周囲に路上駐車する方が多く・・・・・先日は、ご近所の家の駐車場に無断駐車をしたうえ残念なことに暴力事件まで・・・誘導員に罵声を浴びせ・・」
はああ~~
世の中相変わらず救いようのない
DQN馬鹿がいるようですなっ。
(;´д`)トホホ…
繁盛店なりにお客のマナーに関する悩みをいくつか抱えているようですねぇ~~
思ったより回転は早そうで、3~4人の塊りとなって先客が出てくる。そうこうしてるうち店内から従業員が出てきて入店を促され引き戸を開けましたぁ。
店内はL字のカウンターのみ10席です。どかっと腰を下ろし、まずはメニューを眺めてみます。
ふふ~んっとっ。
塩ラーメン専門店ですが結構種類がありますなぁ。
しっかし、強気の値段設定ですなぁ。Σ(゚Д゚;
ここのお店は口頭注文です。価格に少々ひるみましたが、
塩釜焼きという言葉に惹かれるものを感じてここはいっちょ奮発することに。
塩釜焼チャーシュー入り塩らー麺1100円をチョイスしましたっ。
注文を済ませ、店内を一瞥します。店内の壁面にはメニューのほか店のこだわりや薀蓄などが貼られています~~
どうも麺は栃木県の
佐野の麺職人が打つ
青竹手打ち麺を毎日直送してもらっているみたいですなっ。
これは麺に関しては相当期待しちゃってもいいですかなぁ。
v(´∀`*v)ピース
店員さんは調理場に2人、そしてサポート役でホールと会計をこなす役目の1人の3人体制です。
良く声も出ていてテキパキと仕事をこなしているなという印象。
わたしの席は目の前でラーメンが作られていくというナイスポジション。
そういえば厨房写真を取り損ねてしまいましたなぁ。
丼にあらかじめスープを張って温めておく気遣いは人気店のお約束か。
麺の茹であがり寸前にスープに入れ替えられますが、漉し網で丹念に不純物を取り除いてますよぉ。
丁寧なお仕事ですなぁ~~
さぁ、ラーメンの登場です。
やや透明感あるスープは
淡く金色を帯びて美しいですなぁ。
トッピングは薄紅色の
レア感があり肉汁を湛えたチャーシュー5枚とワンタン1つ、そして刻みネギがスープ表層に散らされています。
見た目の
シンプルさが潔くてお店の味への自信が満ち満ちているかのよう。
そしてこのお店のラーメンの象徴ともいえる
春菊が添えられておりますぅ。
店主さんは、大阪で30年近くもラーメン屋を営んでいたとか。
その研究の集大成として出た答えがこの一杯に込められているといいますなぁ。
雑誌で初めてここのお店のラーメンを見たときに、
どうもこの
春菊入りの塩ラーメンに見覚えがあると思っていたらここの店主、大阪は梅田の
「揚子江」というラーメン屋での修行経験もあるそうです。
どうりでですなっ。揚子江はわたしが大阪出張の際に行くラーメン屋の十八番でもあるのでしたぁ。
v( ̄Д ̄)v イエーイ
早速、
スープを啜ります。
おほっ。柔らかいっっ!!!!
そして何よりふわっと口の中に鶏出汁がどこまでも広がっていきますぅ~~なんとも優雅で品が良い風味。塩の加減も優しくて控え目に味を引き出す程度の使用感。脂分も同じく控え目。
ごまかし無用の直球勝負なスープですな。ぐいぐい飲めちゃうぞっ。
鶏と対馬産の焼きアゴ(飛魚)を使った和風出汁のWスープとのことですが、
魚介風味はあまり前には出しゃばらないですねぇ。
とにかく
鶏のふくよかな味わいが主張していつまでも鼻腔にとどまろうとするよね。
素材の味が十分にスープに出切ったこの奥深い味わいは、
まさに鶏鍋のスープ
雑炊開始の一歩手前♡といった感じですなぁ。
いやいや~~
こりゃんまいっ!!!!!!! v(´∀`*v)
人気サイドメニューがラーメン茶漬けっ。わかるよわかるっ♡
こりゃ最後に御飯入れたくなるわ~~
麺を啜ります。ズルッっ。
佐野直送の
青竹手打ち麺は、中太縮れ麺。自慢の塩スープにほど良く絡み、つるんと喉越しもいい。噛み応えプリン、歯応えムチンとしっかりしていて、十分にボリューム感もあるもの。
いやはや
能書き以上に旨いもんってあるんだね~~
スープにひたひたになった
春菊が麺に絡まるとまた
んまいのなんのっ。
冬になったら鶏鍋に春菊は欠かすまいと心に決めた瞬間でしたなぁ。
塩釜焼チャーシューがまた泣かせるゼっ。
蒸し焼き状態の肉からは脂身の甘さと濃いコク味が舌の上にどっと流れだすよう。
パサパサ感が一切なくってどこまでも柔らかく、プリンプリンといちいち唇に反発する小憎らしいやつ。
味付けも本当に優しくて今までのチャーシューの概念にはまらない全く新しい代物でしたぁ。
でも1100円は高いなと正直思うけどね~~
ワンタンも本当にスベスベ食感であり、具の味付けの濃淡加減が絶妙のもの。
麺が無くても、このワンタンだけでもいけそうなぐらい旨かったなぁ~~
いやぁ。スープ完飲しちゃうなんて
ここ最近はない荒業を披露してしまいましたぁ♡
(;´∀`)
また血圧上がっちゃうぞなもし。
いやぁ、わたしに似合わぬ大絶賛のオンパレードだったなぁ~~
ラーメンの好みは人それぞれあれど、
このテイストを否定する人に是非お会いしたいもんだねぇ。(*´∀`)
この鶏鍋風の出汁には文句のつけようがなく、
誰もを頷かせてしまう
説得力があったなと。( ̄ー+ ̄)キラリ
ただ高すぎだけどな。( ´Α`)
店の雰囲気 ★★★★☆
スープの好み ★★★★★
麺の好み ★★★★★
総合的なもの ★★★★★(柔よく剛を制すで一本背負い勝ち)