
おかげさまで今回が
札幌最終回ですぅ。
v( ̄Д ̄)vイェーイ
最後を締めくくるのは、味噌ラーメンに全く興味が沸かなかったこのわたしを、新横浜のラーメン博物館で
その
尋常じゃない濃さと旨さで打ちのめし、灼熱のインパクトを舌に焼き付けて虜にしてくれた、あのお店しかありえないでしょう。。。
そう、今回のお店は当然あの
超有名店「すみれ」ですよぉ。
まぁ、その「すみれ」でも本当は
本店のほうに行きたかったんですがぁ、ちょっと本店が辺鄙な場所にあるのと、さすが北国。夜になると外気温がかなり冷え込んでくるもんで、
ついつい、ホテルのそばにある
支店(;´∀`)のほうに行くことにしましたぁ~~
講義が終わると市電に乗り込みホテルまで戻ってしばし一服。
そして、小腹が空き始めるのを待って、すすきのの夜の帳へと今日も繰り出していきましたぁ。。。
まだ、時間も早くラーメンには
ちょっと早い????( ̄ー ̄)bグッ! ので、軽く肴で一杯でもぉ~~
ということで、なかなか食わせそうな店構えの
「魚作」というお店に突入ぅ。
何の気なしに戸をがらりと開けて、中を見やると、奥へと真っ直ぐ伸びる対面のカウンター席にびしっと決まった板前さん、そして何よりお勘定が取れそうなネタケースの中身に不覚にも
一瞬ひるみΣ(゚Д゚;)ましたが、
明朗会計を願いつつカウンター席に着いてみましたぁ。
気さくな雰囲気の女将さんのおすすめであれこれ注文しましたが、さすがは北海道。海鮮ものはどれをとっても
かなりのハイレベルですなぁ。ここは厚岸の生牡蠣やらなんにしてもんまかったなぁ♡
そしてどの料理も細工が利いていて、目にも楽しいいいお仕事っぷりでしたっ。
特に面白かったのがコレっ。
柳葉魚(ししゃも)刺ですがなぁ~~ほんのり脂が乗り甘みもあって身肉やわらかっていう想像内の美味しさですが、何より傷みの早いししゃもを生で食べるのは人生初めての経験でしたなぁ。
「魚作」さん。皆さんすすきのに行ったら
おすすめでやんす。
気になるお勘定も妥当な線でしたね。。。特別安くは無いですがいい思いできるでしょうなぁ。
下の写真は柳葉魚(ししゃも)刺ですよん。
たらりたらりと北国で一人酒。そして夜は更けゆく。。。。。( ´,_ゝ`)ヒック
賢者であれば、お酒がしこたま入ると
さらにお腹が空いちゃうのはご存知であろう!!!!!
さぁ、すみれに突入ですぞっ♡v(´∀`*v)
すみれ すすきの店
北海道札幌市中央区南3条西3-9-2 ピクシスビル2F
火~土 11:00~翌2:00
日 11:00~22:00
月 17:00~翌2:00
階段を上がり、店内に入るとすぐ右側に券売機が設置されています。食券を買おうかなと思っていたら、お店の人が
お席にどうぞ声を掛けてくれましたぁ。どうやら席での払いでいいみたいですなぁ。
座席数はテーブル席も合わせて23席。午後9時前というのが中途半端な時間なんでしょうかっ。
店内にお客さんはまだまばらな様子。ホールには女性スタッフが2人。一人は券売機に張り付いていて、もう一人が配膳に携わっていますなぁ。
接客はとてもハキハキとしていて好感のもてる感じのものでしたぁ。純連、彩未、そしてここにもいえることですが、接客レベルは非常に高いものがありますねぇ。
さてと、メニューに目を落としてみましょう。
うっ味噌ラーメン・・・
900円ですかぁ。結構いい商売やってますねぇ。
しかも初日からだんだん高くなってきておりますなぁ。札幌市内は結構ラーメンがいい値段するものなんでしょうかね~~
ここはその味噌ラーメンを注文することにぃ。お金をスタッフに渡すと券売機まで行って食券を買ってきてくれます。アイドルタイムのサービスなんでしょうが、
ちょっとこれは過剰ですかねぇ~~
ラーメンはあくまでラーメン。料亭じゃないんですからねぇ。
食券とおつりをもらい店内をゆっくりと一瞥します。。。
店内は洋風な感じも漂い、なかなかに
スタイリッシュにまとめられている印象です。
照明も暗すぎず、明るすぎず。落ち着いて食事が出来る
静かな空間を作り上げていますなぁ。
厨房とカウンターの間には背の高い曇りガラスの仕切りがあって、中の様子を伺かがい知ることは出来ません。これも純連、彩未と同じです。
壁には
誇らしげに屋号が掲げられておりましたぁ。
ようやく訪れることが出来た札幌っ。
そして憧れの札幌の「すみれ」です。
これは期待が高まっちゃうなぁ~~(´∀`*)ウフフ
厨房は見えませんが、このお店の調理の一部がyoutubeにありましたんで拝借。
ご興味があればどうぞ見てやってくださいましぃ。
待ち時間は意外とありませんねぇ。もう出来上がってきましたよぉ。
うほほっ。これこれっ。待ってましたよぉ。。。
札幌のすみれの味はどないだ~~ヽ( `皿´ )ノ
表面には重厚な脂が。
すんごい脂。゚(*゚´∀`゚)゚ノ彡なんですけど・・・
先日の
「純連」(じゅんれん)同様にラードの蓋で全くもって湯気の出ないラーメン。
丼の淵には
生姜が飛び散りまくっていますよぉ。。。
トッピングには、角切りのチャーシュー、メンマ、そして長ねぎが添えられています。
浮き身のように見えるのは炒めた玉ねぎ、挽肉、もやしの様です。
と、とにかくスープを啜りましょうかね。ズルッ。
脂しか掬えないのも純連と同じじゃ~~
モーセの海割り伝説よろしく、レンゲの背中で脂を左右に割って
褐色の恋人♡を助け出すっ。そしてようやく
ゴクリっ。
おいおいおいおいおいおいおいおい。
ズドーン!!!!!!!!!Σ(`∀´ノ)ノ アウッ
かなりヘビーだ。
濃厚スープが容赦なく大脳皮質を刺激するっ。
味噌の味がむちゃくちゃ強調されてるなぁ。
まさに頬落舌踊の大騒ぎぃ。熱々のスープを啜ると、いきなり鼻孔から生姜特有の強い快香が抜けてくるっ。
そして次第に口の中には挽肉やらの
濃厚な旨みとコク、そしてどっと構えていたニンニクの風味がずんずん突き上げてくるようだ。肝心の味噌にも
甘みも十分。
だけどそれにも増したキレが全体の味をだれさせないねぇ。
味噌の使い方も大胆で相当の濃度があろうから、
味噌の味と匂いで口の中はすぐに
飽和状態になった。とろとろに溶けだした炒めた玉ねぎの旨みも余韻を引きずる秀逸の味わいっ。
何だか分からないけど、かなり奥行きのある複雑な旨みの波状攻撃が続く~~
これぞ至福の瞬間っ。んまい。ヽ(*´∀`)ノ
続いて麺を啜ります。ズルルっ。
アッヂィ~~!!!!!!!(;´瓜`)
中太麺を箸で持ち上げると、やかんの口のように勢いよく湯気が立ち上ります。
しっかしまぁ、なんて素敵な
オイルフォンデュ状態なのぉ。。。。。。
てらてらと艶かしくもあり美しい。。。
札幌ラーメンの王道である濃厚味噌に中太縮れ麺の組み合わせっ。
しっかりとしたコシを保ち、シコシコした食感はもはやお約束のもの。
それにしても麺肌がつるっとしているのでスープより
脂の方が絡んでくるのが困り者だねぇ。
兄弟で純連(すみれ)の味を受け継いでいるとはいえ「じゅんれん」の仕立てとは似て非なるもの。
わたしは
「じゅんれん」に比べると
「すみれ」の方がやはり好みかなと。。。
もやしは、柔らかすぎて食感が今ひとつ。メンマも特筆すべき点はない。
一番残念なのは角切りチャーシューの存在感が
イマサンだったこと。
全体的な
量が少なめに感じたことに、トッピングの貧弱さが加勢してコストパフォーマンスはすこぶる悪いと感じてしまうなぁ。。900円は
ちょっと高いかな。
味わいも実に複雑で山椒などのスパイスの使い方なども非常に凝っていて、従来の味噌ラーメンらしくないから、わたしにとっては価値ある一杯であったけどねぇ。
最後の最後に
「記憶の中のすみれの味」を手繰り寄せることが出来て満足しましたっ。
でも本当は食後に
少し後悔してしまいましたっ。
ラー博で感動したあの頃の
「純連(すみれ)」に辿り着きたくてせっかく札幌までやってきたのだからねぇ。。。
やっぱり無理してでも
本店に行くべきだったかなと。(;´∀`)
最後にこの旅の中で大変お世話になった
フルちゃんさん。
本当にありがとうございましたぁ。(*´∀`*)
またラーメン一緒に食べに行きましょうねぇ~~
店の雰囲気 ★★★★☆
スープの好み ★★★★☆
麺の好み ★★★★☆
総合的なもの ★★★★☆(セクシャルオイリーバイオレットNo.1♡)