2011年03月18日
先ず自然界にも放射能、放射線はあります。自然界での放射線のことを自然放射線と言います。
放射線を出す能力のことを放射能といいます。
日本全体で ”だいたい”0.99 mSv/年となっているそうです。
ちなみに山口県は 1.00~1.09 mSv/年だそうです。
本題のシーベルトについてですが、TVで 「○○マイクロシーベルトが検出されました。」などを言われていますが、なんのことかわかりませんね。
で、Wikiなど(主にWiki)で調べてみました。Wikiの情報が間違っている可能性もありますし、自分の解釈も間違っている可能性がありますので、「へぇ~そうなんだ」ぐらいで聞いてみてください。
『シーベルト』は、生体への”ひばく”の大きさの単位。
※ ひばくの表記は2種類あり
被曝・・・放射線にさらされること。
被爆・・・核兵器による被害。
普通は被曝が使われると思われます。
シーベルトの記号は Sv となっております。
1 Sv = 1,000 mSv(ミリ)= 1,000,000 μSv(マイクロ)= 1,000,000,000 nSv(ナノ)
TVなどでよく使われるのは mSv、μSv の部分です。
で、TVでよく言われている『シーベルト』ですが、気をつけてほしいのは「年間にあびるシーベルト」、「累計(総計)のシーベルト」「1時間あたりにあびるシーベルト」「瞬間的にあびるシーベルト」なのかを見極めてほしいです。
下にだいたい区分けしてまとめてみました。
・年間・・・ 法律で決められた「普通の人は、1年間に 1 mSv/年 まで(自然放射線を除く)」 1年間に自然環境から人が受ける放射線の 世界平均は 2.4 mSv/年
・1時間あたり・・・ だいたいHPなどで発表するときに使われています。
mSv/h(ミリ)だったり μSv/h(マイクロ)だったりします。
この値に24(時間)×365(日)で計算をすると1年間の値がでると思いますが、
常に外にいるわけではないので、あくまで参考値であることに注意してください。
0.5 mSv/h 緊急事態宣言 (Wikiではこの値で書かれていましたが。。。?)
10 mSv 屋内退避 (年間の値かもしれません。)
50 mSv 避難 (年間の値かもしれません。)
・瞬間・・・ よく比較の対象で出されるレントゲン(胃のX線) 0.6 mSv/回( 600 μSv/回)
ですが、これは人体の局所部分であることに注意してください。
よく言われている「シーベルト」は人体全体であびたときの値だと思うので
あんまり比較になっていないと自分は思います。
100 mSv 放射線業務従事者(妊娠可能な女子を除く)が1回の緊急作業で
さらされてよい放射線の限度。
・累計(総計) 累計とか総計という言葉だと少し語弊があるかもしれません。
・・・ 100~ mSv 癌の心配
250 mSv 白血球の減少
500 mSv リンパ球の減少、遺伝子(DNA)への心配
1000 mSv 急性放射線障害。吐き気、嘔吐など
2000 mSv 出血、脱毛、5%の人が死亡
3000~
5000 mSv 50%の人が死亡
7000~mSv ほぼ死亡(99%)
文部科学省から公表された環境放射能の値は宮城県は0.14μSv/h、山口県が0.098μSv/hでした。
結構、山口県は放射能が高い??
Posted at 2011/03/18 22:26:01 | |
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