思い出の地を探す旅（２日目：宮城）

４月１３日（土）


１２日は、松島に宿泊しました。
松島を選んだ理由は、数年前に奥松島の民宿に宿泊をしたので、
再開されているのであれば・・・、と旦那が提案したのです。


が、残念ながら津波で流されてしまい・・・、再び宿泊する事は出来ませんでした。




宿の屋上から、朝の松島





穏やかで美しいです



朝食後、福浦島（だったかな？）を散策しました




松島のエリアも被害はあったそうですが、松島の点在する島々が波を砕いてくれたそうです



見ていて飽きません





近くから遊覧船も出ていました





こんな事をしてる人達も


松島の観光を終えて、一路女川へ



マリンパルで、お買い物



ホタテが大きくて美味しかったです




石巻から来られたファミリー
赤ちゃんが可愛くて、だっこさせて貰いました

お兄ちゃんも居たので、写真撮って良い？と聞くと、お兄ちゃんは弟を抱っこする！って
お父さん、ちょっとドキドキしてはりました(^-^)


そこから、先へ車を進めると・・・



女川の町です




マリンパルも、ファミリーマートもありませんでした




ここは前からあったのかなぁ？



あちこち歩いてみました



私達が歩いた場所から、さらに奥の方まで津波が押し寄せたようです


友達の家があった場所かな？とか、小一時間ほど歩いて、お昼ご飯の場所へ移動しました



女川丼です
奥はいくら丼ね



その後、石巻の町並みを車窓から眺めて、福島へ






福島の沿岸部も数年前に行った事があり、
道の駅そうまを通過した時、懐かしさがこみ上げて来ました


６号線をひたすら南下

うまく表現出来ませんが、岩手・宮城とは違っていました

車窓から見る風景に、どうしてもシャッターが押せなかったです


数枚だけ撮影したものを



バリケードがある事が、原発が近い事を意味しています



町があるのに、生活の気配がありませんでした





道は続いているのに、道なりに進む事が出来ません
私達はここまで来て、福島市へと移動しました




震災の後、福島市内は数度訪れましたが、沿岸部へは今回が初めてでした

地震の痕跡、津波の痕跡は目で見る事が出来ますが、放射能は目で確認する事ができません

見えてるままが、そのままであれば、家も町もあるから生活出来そうなのに・・・、と何度も何度も思いました


日中、住み慣れた我が家へ帰られている方がいます

でも、隣近所の生活の音がない場所に、ぽつんと帰宅するのは、何となく寂しい気がします

また、もしも帰宅し、夜を過ごす事になったとしても、やはり、生活の音が無い場所は不安が募りそうです



私の両親も、阪神大震災の時に家を一時的に離れる事がありましたが、やはり、何日も家を空ける事を嫌がりました

家に愛着がある事、荒らされたくない事、色々な気持ちがあったと思います


家があるのに帰る事が出来ないのは辛いと思います


１日も早く帰れますように