
◆FIAT GIANNINI GT590 CORSA ジャンニーニGTコンプリート 2年ぶりにエンジン復活しました。大変お待たせしました。結局、初心忘れべからず。原点に戻ってコツコツと思考しつつ組みあがりました。
今回は圧縮比を下げ、バランスに専念キャブもデロルトからTMRに変更するものの恐らく上では空気が多分・・・少ないかもしれない。慣らし走行終了後、様子を見るとします。ジャン兄さん。復活なるか。今後が楽しみです。動画に撮ってきました。BGM♪~加工してあります。笑 実際のエキゾースト アイドリングでもとんでもない音です。マフラー排気音さてながら排気圧が凄いのなんのって。。ステンのマフラーが中でキンキン唸ってます。(最初は異音かと思った。)バイクみたい。エンジンそのものはとてもバランスが良く、ある意味とても静かだ。ただ、機関銃のような排気音は腹にまで痺れるような音であります。かなりトルクがある感じ。ハーレーのエンジンを2千回転くらい上げたようなそんな感じですよ。点火系はマレリではなく、レックスの同時点火を使いコードは、MSDを使う。現在NGK7番を使ってるけど、慣らしは様子をみて6番に落とそうかと思う。進角も若干遅らせておこうと思う。前回のトラウマ・・・此度の組み付けはかなり時間をかけ、リンクスジャパンの職人の知恵と友人であるT君。仲間の知恵を絞ってようやく完成した。気温が低い今のうちに慣らしをしておかないと空冷エンジンは熱膨張懸念がある為、今月急いで組み上げた。火を入れるも元気で快調な産声をお聞き下さい。復活の雄たけびです。
圧縮を下げ入念に計算してバランスをとってみた。キャブも軽くなりインマニもアルミワンオフで製作かなり軽量化を図った。これでエンジンの振りによるヘッドの負担もなくなるだろう。とりあえず仮組みで20時間ほどしてからもう一度バラシて増し締めと丁寧に点検しよう。T君と合意で意見がまとまった。ここまで丹念に組み上げた末、ネジ1個が緩みでエンジンがお釈迦になっては、たまらん。笑 一番肝心なところ。 赤ちゃんと同じ。首が据わるまで大事をとろうかと思う。今日、T君と話してたらFIATのピストンピンの位置で疑問に思った事がある。何故にチンクのピストンピンの位置はオフセットされているのか。もちろんピストンの首振りなんだと思うけど、他の車種ピストンでは目で見てわかるほどのオフセットはない。チンクだけが何故か・・・オフセットされてる。詳しく知っている人が居たら教えて欲しい。今回は FIAT126-Aの純正ではなく、違うピストンを加工してバランスを取って入れたのです。今回組み付けたピストンは、軽量かつ精度がいいものを使う。表面改質法である精密ショットピーニング一般で言うWPC処理を取り入れ、微粒子に秘められた無限の可能性をも追求したものを組み込んだ。なんだか難しい内容だけど、バイク関連のエンジンチューニングされてる方はご存知かと思います。ピストンの軽量化・材質精度の追求・WPC加工・キャブの軽量化とインマニの加工で流速を考える。バルブ、リフター及び・ヘッド周りはオリジナル ジャンニーニのチューニングヘッドを使う。クランクシャフトは、ノーマルではなく焼きいれしてあるため強度で高回転まで耐えうるだろう。慣らしの段階でまたエンジンを壊さなきゃいいんだけどね。次回の蓼科ツーリングはこれで行こうと思ってる。
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FIATジャンニーニ590GTコルサR | クルマ
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2012/03/17 00:44:15