
◇『ブーメラン』とあだ名された・・西城ヒデキじゃないですよ。ビキニパンツでもない。マセラッティ3200GTのテールランプですよ。特徴的なLEDテールランプは、登場当時賛否両論だったが、デザインしたジウジアーロ(奥山氏)は当初楕円形のテールランプを提案するも「強い個性が欲しい」というマセラティ側からの強い要望を渋々飲む形で出来上がったものらしい。イタルデザインは、ジウジアーロですな。
本人はあまり気に入っていないらしいが、結果的にこのテールランプが3200GT最大の特徴として印象あるよね。3200GTのエンジンはぎっちり詰まってますよ。V型8気筒DOHC ツインターボ、マセラティの伝統の90°V8 DOHC 32バルブエンジンですね。 排気量は 名前の由来でもある3.2リッターで、ツインターボ(ビトゥルボ)を搭載し、最高出力 370HP/6250rpm、最大トルク 50.0kgm/4500rpmを発する。3200GTは、現在マセラッティモデルの中の最後のターボモデルなんですよね。乗った感じ、確かにトルクは十分すぎるくらいあるし、ルノーや、ポルシェのようなドッカンターボではなく、エレガントかつスポーティでコブラのような暴力的な加速でもなければ、上品な加速であります。これなら、ATで良いし、スピードは控えめな感じでも大人しいクルマですね。歳をそれなりに重ねてくると、こういう感じがいいかもです。
マセラティ3200GT(Maserati 3200GT )はイタリアのマセラティは伝統的有名です。歴史も古く三本槍の話。団子三兄弟ではありません。確かに、3兄弟の由来ですけどね。トライデントマークは永遠不滅です。 かつての直線的なラインというか、ファストバック風を現代風なクーペスタイルにしたわけです。滑らかなグラマラスで落着いた曲面というか、丸っこくなりましたね。エクステリアは相変わらず、絶品!
インテリアは、マセラティ独自のGTカーらしくもスポーツクーペながら、ラグジュアリー性が高いです。内装もいろいろな選択があるけど、このタンレザー、コノリーなのか、スケドーニなのか確認してませんけどこの色がいいよね。汚れが云々とか言うけども、最初からこの色を選んだ人は、なかなかやるなぁと思います。調べたら、内装デザインは、なんでも・・エンリコ フミア(Enrico Fumia)さんだとか。。
ホイールサイズは、18インチの235-40で、後ろが265-35です。 このモデルは通常の3200GTではなく、最終のアセットコルサ、国内限定30台のうちの1台です。 MT車が4台で、AT車が26台らしい。
シリアルナンバー入りですよ。足回りの強化とスタビも違うようで、ウイッシュボーン鍛造アルミもの軽量化と剛性ですよね。 最初にチョイスされてくるタイヤは、セミスリックのようなタイヤでした。そりゃ高価なだけありますわな。部品代も尋常なくらい高い!通常の3倍はする。維持費だけでも大変ですよ。
マセラッティ3200GTに乗る人は、きっと車に、人との違いをアピールするタイプの人。個性的で、自己主張があって、へそ曲がりの人が多い。ん~~~! 私なんか、確かにそうかもしれないなぁ。
Posted at 2009/10/13 19:43:34 | |
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