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べこ▲レガのブログ一覧

2016年04月26日 イイね!

さよならBE パーツ引き取り先募集

さよならBE パーツ引き取り先募集こんにちは!
久しぶりの更新です( ^ω^ )

タイトルの通りですが、この度BEを降りることになりました
昨年4月に前オーナーから譲り受け、先月車検も取りましたが家庭の事情等々で泣く泣く降りる運びとなりました
綺麗だしまだまだ乗れる車なので残念ですが仕方ないですね…


前オーナーには色々とお世話になりました!
大切なBEを譲って頂き、本当に楽しい一年間を過ごすことができました( ^ω^ )
改めまして、ありがとうございました。
BHを降りて再びレガシィに返り咲き、色々なところへ出かけてたくさん写真も撮りました
充実の一年だったと思います(^^)



ところで取り付けたパーツ達ですが、もちろん外して個別に売却する予定です
そこでどなたか必要な方がいましたらお譲りしたいと思いますのでメッセージ等頂けるとありがたいです
よろしくお願いします( ^ω^ )


パーツ一覧

エンケイ GTC-01 シルバー 18インチ7.5J+48 黄色のリムテープ貼り付け済み グッドイヤー レヴスペック215/40R18装着(溝少ないため交換前提 ¥40000

TEIN GTワゴン フルタップ車高調 抜けや漏れなし ¥40000
STI フロントタワーバー ¥2000
ゼロスポ リヤタワーバー ¥4000
クスコ 強化スタビ 前後セット ショートスタビリンク付き ¥6000
CTS チューンドCPU MT用 ¥8000


残りは後日記載したいと思います(^^)
ちなみに他にも声をかけていますので、行き違いはご容赦願います。
Posted at 2016/04/26 23:47:29 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2015年12月02日 イイね!

タイヤの話 スタッドレスタイヤについて

タイヤの話 スタッドレスタイヤについてどうも、こんにちは(^^)
最近めっきり寒くなりいよいよスタッドレスのシーズンがやってきました
私なんかは雪国育ちなのでスタッドレスには馴染みがありますが、そうでない方も大勢いますよね
そこで今回はスタッドレスタイヤについてお話をしようと思います(^-^)

◇そもそもスタッドレスとは…?

◯成り立ち・概要
ひと昔前はスパイクタイヤが使用されていましたが粉塵公害や路面の痛みが問題となり、それを解消するために開発されたのがスタッドレスタイヤです
スパイクタイヤに対して鋲が無いことを意味するスタッドレスという名前が付けられました

◯スノータイヤとの違い
スノータイヤとは元々深い雪道を走る事に特化したタイヤであり、氷上性能は持ち合わせていません(><)
スパイクタイヤに代わり、ある程度の雪道と氷上の両方を走行できるよう開発されたものがスタッドレスタイヤです

◯表記
冬用タイヤにはSNOW、STUDLESS、M+S(MUD+SNOW)などの表記があります
また、海外のタイヤはオールシーズンタイヤも需要が高く、これらと区別するために山と雪の結晶のロゴマークが付けられています
M+Sと表記される通り一応オフロードも走行できるが、ブロック剛性が低いため欠けなどが起こりすぐダメになります

◇構造
ノーマルタイヤより溝が深く、いくつものブロックで構成されています
ブロックにはサイプと呼ばれる溝が無数に切ってあり、このサイプのエッジで雪や氷に食いつきトラクションを得る
また、ゴム自体が吸水や撥水により路面の水分を減らして滑りづらくなるよう工夫が施されています
低温下でも柔らかく、ノーマルタイヤに使われるゴムより対応できる温度範囲が広くなっています

◇原理
メーカーによって採用している技術は異なりますが、主に吸水(除水)、密着、引っかきの3作用で雪・氷上での走行を可能にしています

・吸水(除水)
ゴム自体に気泡などを含ませることで水気を吸い取りやすくし、氷上でも滑りにくくなります
又は特殊なオイルを含ませて撥水効果を発生させているものもあります

・密着
サイプやブロックのエッジを路面に食いつかせやすくしてグリップやトラクションを得る

・引っかき
ゴム自体のコンパウンドやガラス繊維、クルミのカラ、鶏卵などの異質物を配合したゴムによりグリップを得る

各社様々な技術や工夫でこの3作用を発生させて雪や氷の上でも安定した走りを可能としています
主にゴムの質、柔らかさ、溝の深さなどが性能に影響を与えています


◇特徴・注意すべき点

◯性能の差
もちろんメーカーやブランドで性能は全く異なります
基本的にはゴムが柔らかい方が吸水性などが良く、氷上性能が高いとされています
ただ、柔らかいとブロック剛性が下がることになり変形も大きくなるので安定性は損なわれます

コンセプトの違いもありますが、氷上性能に特化したものは特に柔らかく造られているし、オールシーズンタイヤ寄りのものは乾燥路での寿命や高速安定性などを考慮してブロック剛性を高めるためにあえて硬く造られている場合もあります
そうなってくると一概に性能が良い悪いとは判断できませんが、自分の用途やカーライフに見合った性能を有するものを選ぶことが重要ですね

◯寿命と劣化
スタッドレスの溝(サイプ)は、実は新品から半分程しか雪・氷上で有効に働きません
スタッドレスとしての寿命を知らせるために、スリップサインよりも厚みのあるプラットホームというものが設けられています
もしプラットホームがトレッド面より露出してしまった場合はスタッドレスとしての性能は失われてしまっていると考えた方がいいですね

また、ゴムですから古くなれば硬くなります
先ほども説明した通り、柔らかい方が氷上性能は優れているため、仮に溝が減っていなくても硬くなってしまっていれば十分な性能は発揮出来ないのです(-。-;
一般的なスタッドレスは3〜5年で硬くなり性能が低下してしまいます
距離は乗らないから溝が減らなかったとしても3〜5年経過してしまっていれば交換をおすすめします

◯慣らし運転
古いものはもちろんダメですが、逆に新品のおろしたても本来の性能は発揮出来ません
これはタイヤを製造する際に一番表面の部分まで十分な性能を有した層を形成するのは難しいためです
よくタイヤの皮をむくという言葉を耳にするかと思いますが、正にその通りで200〜500km程度は乾燥路で慣らし運転をするのが好ましいとされています

◯苦手な路面
スタッドレスは氷上の水分を吸収して滑りを防止するため、ノーマルタイヤのように排水用のパターンは設けられていません
なので雨の日や濡れた路面ではタイヤと路面間に水膜ができやすく、スリップやハイドロプレーニングの危険性が高くなるので注意が必要です

同じような原理でシャーベット状の雪なども滑りやすくなってしまい非常に危険です
また、深い雪道ではサイプに雪が詰まってしまい本来の性能を発揮できなくなる場合があります
スタッドレスでこのような路面を走る際はスピードを控えたり十分に注意して運転しましょう

◯気温への適応
主に0℃以下を目安に本来の性能を発揮できるよう造られているので、暖かい日や路面温度が高いのに雪がある場合などには注意が必要です


◇まとめ
*スタッドレスタイヤは雪・氷上で滑りにくく造られているものの、万能ではない
*深い雪やシャーベット状の雪、濡れた路面は苦手傾向にある
*剛性が低く安定性に欠けるため高速では注意が必要
*溝があっても古いものは効かない
*自分の車の用途に適したスタッドレスを見極めることが大事


以上スタッドレスについてざっくりと書いてみました
次回は各メーカーのスタッドレスの特徴などをまとめてみたいと思います(^-^)


Posted at 2015/12/02 02:39:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | 小話 | 日記
2015年10月25日 イイね!

エンジンオイルの話 交換時期と必要性について

エンジンオイルの話 交換時期と必要性についてこんにちは(^^)
今回はエンジンオイルの交換時期や交換の必要性について書きたいと思います
規格だ種類だと色々まとめてきましたが,結局コレが一番大事ですよね
では順々に説明していきましょう

◇なぜ交換が必要か?
これは一番初めに書いた7要素編に深い関係がありますが,一言で言えばエンジンを調子よく保つためです
交換を怠ると7要素が満たせなくなり様々な不具合が発生するだけでなく,最悪の場合はエンジンの故障にも繋がります

◇交換を怠ると?
エンジンオイルの交換は指定距離又は指定時期のどちらか早い方が訪れたら行うことになっています
したがって,「時期は過ぎているが距離がまだ先だから交換しない」などという話をたまに聞きますが,どちらか一方が訪れてしまったら早急に交換する必要があります
距離と時期,それぞれ過ぎてしまうとどうなるかまとめてみましょう(^^)

◯交換距離を過ぎてしまうと…
・オイルが汚れたり劣化する
スラッジやススなどがエンジン各部にたまり,動きが悪くなるため出力や燃費が低下する

・せん断などにより粘度低下
油膜が薄くなり各部が磨耗して最悪の場合焼き付く
密封不良によるオイル消費が発生する
オイル消費により排ガスが悪化し,環境や健康に悪影響を及ぼす
緩衝作用,清浄作用が低下しエンジン音や振動が大きくなる

◯交換時期を過ぎてしまうと…
・オイルが酸化して粘度が硬くなる
各部の動きが重くなり出力や燃費が低下
クリアランスの狭い部分にオイルが流入しづらくなり潤滑不足の恐れがある

以上のようにどちらも過ぎてしまえば不具合の原因となり得ますので注意が必要です!


◇オイルフィルターの交換も必要?
そもそもオイルフィルターはエンジン各部に循環するオイルをろ過し,汚れや不純物を取り除く役割を担っています
フィルターですから当然汚れは溜まる一方で,定期的な交換が必要になります
もし交換を怠るとフィルターが目詰まりを起こしてしまい,オイルの供給不足を防ぐためにバイパスバルブというものが開いて,新たな通路を通ってオイルが循環します

あれ?ちゃんと循環するなら問題ないじゃん(^^)
と思った方もいるかもしれませんが,大きな問題があります
バイパスバルブは目詰まりしたフィルターを避けて通る緊急時の通路のため,フィルターがありません
つまりろ過されない汚れたままのオイルがエンジンに循環することになってしまいます

また,オイルのみの交換ではフィルターの中に残った何百ccかの汚れたオイルが再度エンジン内に循環するため,せっかく新しいオイルを入れても早く汚れていってしまいます
このようにフィルターもきちんと交換する必要があります


では,いよいよ交換目安はどのくらいなのかということを説明していくわけですが,それにはまずシビアコンディションという概念を理解する必要があります

◇シビアコンディションとは?
車は一般的に,日頃から使用しなおかつ1年1万キロ程度の走行というのがバランスの取れた使い方とされていますが,以下のような使い方にひとつでも当てはまる場合は,車に負担の多いシビアコンディションという状態であるとされています

・多走行(年間2万キロ以上走行)の場合
・短距離走行(1回あたり8km未満)が多い場合
・渋滞やストップ&ゴー,アイドリング,低速走行(30km未満の走行)が多い場合
・悪路(凸凹,砂利道,未舗装路)走行が全体の30%以上の場合
・山道,登降板路が全体の30%以上の場合
・雪道走行が全体の30%以上の場合
・外気温が氷点下を下回る場合

どうでしょうか?案外どれかに該当するという人は多いと思います
日本ではどうしてもこういった状態に当てはまる使い方をされることが多いみたいですね´д` ;

シビアコンディションに該当すると,車への負担が大きくなるわけですから当然オイル交換も早めに行う必要があります
それを踏まえて具体的な目安を紹介したいと思います

◇各社の指定交換距離・時期
まず主な国産メーカーの推奨交換目安は以下の通りです
なお,大雑把にまとめたものなので車種やグレードなどによって異なる場合がありますがご了承ください

・トヨタ
NA 15000km 12ヶ月
ターボ 5000km 6ヶ月

・日産
5000km 6ヶ月

・ホンダ
一部のエコエンジン 15000km 12ヶ月
NA 10000km 12ヶ月
ターボ 5000km 6ヶ月

・マツダ
NA 15000km 12ヶ月
最近のターボ 10000km 6ヶ月
軽NA 10000km 6ヶ月
軽ターボ 5000km 6ヶ月
ロータリー 10000km 12ヶ月
ディーゼル 10000km 12ヶ月

・スバル
10000km 12ヶ月
(理想的には5000km 6ヶ月を推奨)
軽NA 10000km 6ヶ月
軽ターボ 5000km 6ヶ月

興味深いのはスバルの「理想的には5000km又は6ヶ月」という記載ですね
これはまさにオイル交換は早いに越したことはないということを表しています

また,驚きだったのはロータリーの10000kmごとですね
ターボは別に指定がありますのでRX-8のみということになるかと思いますが,知り合いのRX-8なんかどんどんオイル減っていきますからね〜(^^;;
本当に10000km走って大丈夫なの?マツダさんw

話が逸れましたが,大体どこもNAは10000km又は12ヶ月,ターボは5000km又は6ヶ月ごととなっていますね
そして,どこのメーカーもシビアコンディションの場合はほとんどが通常の半分の距離・時期で交換するべきだとされていました

以上を踏まえて個人的な推奨交換目安を出させて頂きました(^^)!

◇個人的な推奨交換目安
・NA 5000〜7000km 6ヶ月
・ターボ 3000〜5000km 3〜6ヶ月
・軽NA 4000km 6ヶ月
・軽ターボ 3000km 3〜6ヶ月
※フィルター 2回に1回交換

メーカーの推奨よりは大分早めですが,やはり早いに越したことはありません
特に軽なんかは普通車よりも高回転,高負荷が多いので短いスパンで交換する必要がありますね


◇まとめ
オイルの劣化状況は色や粘度などで簡易的に判断できますが,どの程度劣化しているのか,エンジンにどの程度影響があるのかといった部分は測ることができません
エンジンの調子を保ち,不具合なく快適に使い続けるためには早め早めのオイル交換が最適です

自分の車がどのくらいのスパンでオイル交換をしなければならないのか,前回交換してからどのくらい走っているのか
たまに気に留めてエンジンをいたわってあげたいものですね(^ー゜)

Posted at 2015/10/25 04:29:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 小話 | 日記
2015年10月12日 イイね!

エンジンオイルの話 ILSAC規格編

エンジンオイルの話 ILSAC規格編お久しぶりです(^^)
今回はILSAC規格というものをご紹介します
前回紹介したAPI規格と同様こちらもオイルの品質に関して定めた規格で,API規格のSH以上のものに対して省燃費性能や環境性能を追加した規格です
API規格のドーナツマークに対してILSAC規格ではスターバーストマークと呼ばれるマークが表示されています


◇ILSAC規格は環境規格◇
まずILSAC規格ではAPI規格のSH〜SNまでのグレードに対してそれぞれGF-1〜GF-5という表記で規格を定めています
ただ,API規格にさらなる基準を設けて規格化されたものですので,例えAPI規格でSNだったとしてもILSAC規格でGF-5を満たしているとは限りません
ドーナツマークと共にスターバーストマークが表示されていればILSAC規格適応ということになります


ILSAC規格の主な内容は次の通りです

・省燃費性
・酸化防止
・排気システム保護
・清浄性
・磨耗防止
・揮発防止
・シール適合性
・防錆性

たくさんありますが要はエンジンオイルに要求される基本的な要素を突き詰めている感じですね(^^)
ではそれぞれを系統に分けて詳しく紹介していきましょう


◇環境性能◇
・省燃費性能
名前の通り燃費の向上を目的としています

・酸化防止
省燃費とエンジンの潤滑低下を防ぐ意味合いがあります
というのもオイルは酸化すると粘度が硬くなる傾向にあるからです
硬くなればもちろんエンジンの負担になって燃費も悪くなるし潤滑不足の恐れもありますので,より酸化に強い添加剤などが使われています

・排気システム保護
排ガスをクリーンに保つため触媒などの排ガス抑制装置を保護するものです
そもそもエンジンオイルには磨耗防止材としてリン系の添加剤が使われているのですが,このリンは触媒などの排ガス抑制装置に悪影響を与えるということがわかっています
磨耗防止のために最低限のリン系添加剤は含みつつ,排ガス抑制装置に与える影響も考慮しなければならないという絶妙なバランスを模索しているわけです

◇エンジン保護性能◇
・清浄性
燃焼により生成されるスラッジなどの堆積物を低減させエンジンを保護するものです
スラッジがたまると各部の動きが悪くなったり,ストレーナーや狭い通路に詰まりを起こし潤滑不良を招く原因にもなりかねません
特にターボのベアリングなどの保護を目的としています

・磨耗防止
エンジン各部の磨耗を防止し,エンジンを保護します
主にリン系の添加剤などが使われていますが,排ガス抑制装置に悪影響を与えることがわかっており,相反するどちらの要求もクリアする必要があります

・揮発防止
エンジンオイルにも揮発性があり,わずかずつではありますが揮発していきます
揮発による消耗を防ぎエンジンを保護します

・シール適合性
エンジンに使われるゴムなどが原料のシールを保護する性能
どうしてもシールにはゴム部品を使わざるを得ないので,なるべく影響を減らしオイル漏れなどを低減しなければなりません


◇バイオ燃料への適応◇
・防錆性
今後環境への取り組みとしてや,石油の枯渇などの問題からエタノールなどを原料としたバイオ燃料の開発が活発になっていくと考えられています
このバイオ燃料は燃焼により多くの水分や酸性物質を生成し,錆の原因となります
特に酸性物質は非常に腐食性が高く,これまでのエンジンには必要とされなかった更なる防錆性能・酸化防止性能が要求されます



以上のようにILSAC規格では環境性能に重きを置いて規格が作られています(^^)
長く車に乗るためにも環境やエンジン保護に関する性能はますます厳しい要求が続くことだろうと思います


さて、今回はこのあたりにしておきましょう!
次回はエンジンオイルの交換時期や交換の必要性に関して書こうかと思います
Posted at 2015/10/13 00:26:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | 小話 | 日記
2015年09月01日 イイね!

エンジンオイルの話 API規格編

エンジンオイルの話 API規格編前回はSAE規格について書きましたが,今回はAPI規格について紹介します(^-^)
API規格はオイルの品質に関しての規格です
ガソリン用とディーゼル用で異なりますが今回はガソリン用のみ書かせて頂きます


◇ガソリンエンジン用規格◇
ガソリンエンジン用規格は最も古いSAクラス〜最新のSNクラスまでの12種類で,年々新しくなるエンジン構造やその年代で必要とされる基準(環境性能や燃費基準)に沿って作成されています

ひとつひとつ説明しているとめちゃくちゃ細かくなりそうなので大まかに(^^;;
まず12種を全て挙げると,SA,SB,SC,SD,SE,SF,SG,SH,SJ,SL,SM,SNとなります
途中抜けているアルファベットがありますがそれは後ほど!

一番最初のSAは無添加鉱物油で,特別な性能は必要ありません
SB以降は添加剤を混ぜたもので,アルファベットが進むにつれて要求される基準が厳しくなり,より高品質なオイルとなります
具体的に何が向上しているのかと言うと…

・酸化安定性
・耐食性
・防錆性
・高温,低温時の安定性
・耐磨耗性
・デポジット(汚れ)防止性
などが挙げられます
特にSLクラス以降は環境対策にも重きを置いており,要求される性能も更に高度になっていきます

SLはオイルの耐久性や清浄性能,揮発防止性などを向上させています
更にSMでは省燃費という観点を追加し,今までには無かった使用後の劣化油についても審査の対象となります
最新のSNでは触媒保護性能や,更なる省燃費性能と耐久性が求められます

時代が進むにつれてエンジンも高性能になり,かつ環境性能にも配慮しなければならないため,オイルもどんどん品質を向上させていったわけですね(^-^)
そして現在ではエコカーが広く普及し,そのほとんどがSNクラスを指定油に定めています


◇ドーナツマーク◇
API規格に合格したオイルには,通称ドーナツマークと呼ばれるロゴが記載されます(画像参照)
オイルの種類はSN 5W-30などと表記されるため,マークの真ん中にはSAE規格の表示もされるようになっています

◇SIとSKがないのはなぜ?◇
SAからSNの間で2つほど抜けているアルファベットがありますがお気づきでしょうか?
実はSIとSKが抜けているのです

なっ、なぜ…(´Д` )?

そう思った方も多いと思いますが,これにはきちんと理由があります
諸説ありますが,まずSIに関しては,SI規格と混同する恐れがあるという事で飛ばされました
SKに関しては,某国の有名オイルメーカーの略称がSKであるため,こちらも紛らわしいという理由で飛ばされました


さて,API規格についてはこの辺りにしておきましょうか(^^;;
それにしてもSAE粘度に関しては関心のある方が多いと思いますが,案外API規格には無頓着な方が多いようです
やはり品質が向上すれば価格も多少なりとも高くなってしまうので,同じ0W-20なのに値段が違う場合などは注意して見てみましょう

その値段の違いはSMとSNの差だったりするかもしれません
例えSN指定のエンジンにSMのオイルを入れてしまってもすぐに壊れるという事は無いでしょうが,わずかな差が積もり積もって性能の低下や不具合を招いてしまうかもしれませんね(><)


オイルの規格にはAPIの他にも似たようなILSAC規格というものがありますので次回はそちらについて書こうかと思います(^-^)

ではまた♪
Posted at 2015/09/02 02:41:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | 小話 | 日記

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