PMA 1/43 ARROWS A18 YAMAHA 1997
投稿日 : 2012年07月29日
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ミニチャンプスの1/43アロウズA18ヤマハ、英国GP仕様です。
ハンガリーGPでのデイモン・ヒルの快走が忘れられないファンの方も多いでしょうが、英国GPでも6位入賞しています。
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前年から、トム・ウォーキンショー体制となった(間違ってたら失礼)
アロウズですが、フランク・ダーニーが改良したマシンもヤマハエンジンも信頼性に乏しく、開幕戦では予選落ちしそうになり、その後も第6戦まで完走することさえ出来ませんでした。
ウォーキンショーは複雑なマシンはいらない、シンプルで扱いやすいマシンにするため、フェラーリを離れていたジョンバーナードをテクニカルディレクターに抜擢、マシンの改善を命じます。
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ウォーキンショーのファクトリーでは、特に問題のあったギアボックスやマシン各部の強化だけでなく、軽量だったが信頼性の全く無いヤマハエンジンの問題点も見直しがされました。
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前年、ティレルに供給されたヤマハ OX11Aエンジンは、超軽量コンパクトで先進的であったが、そのためにトラブルが相次ぎ片山右京もポイントを獲得することが出来ませんでした。
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改良されたマシンは、英国GPでヒルが6位入賞。
第11戦ハンガリーGPにおいて予選3位からスタートしたデイモン・ヒルがシューマッハとビルニューブを抜いてトップを快走しました。
「まさか、ヤマハ、ブリジストン、アロウズ・・・・ヒルが優勝??」
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この年、ついにF1GPに参戦したブリジストンタイヤが高性能でハンガリーのコースに合っていたこともあったでしょう。
しかし終盤、アクセルリンケージのトラブルでスロットルが固着して戻らなくなり、同時にギヤチャンジも出来なくなってしまい、最終ラップにビルニューブにパスされますが、なんとか2位でフィニッシュしました。
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ヤマハのGP初優勝とブリジストンタイヤの初優勝(この時点で)は幻に終わりましたが、前年チャンピョンを獲りながらウイリアムズチームを追われたヒルが、B級チーム(失礼)で大活躍したレースとして忘れられない事でしょう。
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デイモンヒルの入賞は2回のみで、ドライバーズランキングで12位。
リジェから移籍したペドロ・ディニスもルクセンブルグGPで5位入賞。
コンストラクター部門では8位でした。
白とブルーのカラーリングも素敵、大好きです。
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