Q-MODEL 1/43 DENSO TOYOTA 90C-V WSPC SUZUKA 1990

Q-MODEL デンソー トヨタ90C-V チーム・サード。
ルマン仕様は紹介してましたがWSPC開幕戦の鈴鹿仕様は後から購入しました。
ローランド・ラッツェンバーガーがイモラで亡くなってから20年経ちました。

世界スポーツプロトタイプ選手権 の開幕戦、ドライバーはピエール・アンリ・ラファネル、ローランド・ラッツェンバーガー。
ミノルタ36号車とこのデンソー38号車が新兵器の3.6リッターエンジンを搭載しています。
ポールポジションは、2年連続でトムスのGリース選手が獲得。ラッツェンバーガーは僅差の3位に着けました。

予選2位のメルセデス1号車が燃料漏れでピットスタートになり、36と38の2台の90C-Vがレースをリードして始まりました。
燃費の心配があり徐々にペースを落としたデンソートヨタですが、ジャガーがリタイアしたこともあり、終盤までノントラブルで3位を守ります。

しかし、レースも残り数周となったところで「給油時間が短すぎる」としてペナルティのピットストップを命じられます。
すぐにピットアウトしましたが、後方から迫るニッサン24号車がデンソー号をパスして4位に後退。
残り4周で再逆転のチャンスはあるかに見えましたが・・・

最終ラップのダンロップ下、燃料が尽きてゆっくりとマシンがストップしました。
ラッツェンバーガーも落胆したことでしょう。
表彰台どころかチェッカーを受けることが出来ずリタイア扱いです。

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