EBRRO 1/43 MARCH 85G NISSAN WEC JAPAN WINNER 1985

エブロ（レジン製） 1/43 日産 シルビア ターボC ニチラ #28 星野一義/萩原光/松本恵二 WEC JAPAN 1985 優勝です。
コレは、お友達も持っていますよ。

先々週、中嶋一貴選手がWEC富士6時間を制して・・・
スポーツカーの世界選手権で初優勝した日本人というと、やっぱり星野一義さんでしょうか。

1985年WEC JAPAN 富士1000kmレース、金曜の予選1回目を終え星野さんのシルビアターボCがトップタイム、
長谷見さんのスカイライン ターボC トミカが2位と暫定フロントローを獲得。
しかし、土曜日の予選はハンス・シュトウックのドライブするワークスポルシェが驚異的なタイムで逆転。ニッサンの2台は2列目からのスタートとなりました。

しかし、決勝当日は金土まで好天に恵まれましたが、台風の接近により最悪の天気に。
このレースは、自分が観戦したのはフリー走行と予選のみ、決勝日に富士には行きませんでした。(行かなくてよかった？)

シルビアターボニチラ(マーチ85G)は、ドライではポルシェ956と対等に戦えるとは思えませんでしたが、雨になれば・・・

雨と濃霧でスタートが延期され、2時間レースとして行われることに。
回復しない天候に、ワークスのロスマンズポルシェを含む海外勢は申し合わせをしたようです。
数週してピットインしリタイアすること・・・

しかし、天気が海外勢は深溝のレインタイヤなんて初めから持ってないんで、ペースカーランでもコースアウトするほどでした。
撤退も止むを得ない状況ではありました。

スタートから星野さんの集中力は凄かったです、2位に大きな差をつけピットインしましたが、ニスモの難波社長はドライバー交代させませんでした。
マシンやコースの状況を知り尽くした星野さんにすべてを託したのでした。　(2時間レースなので、給油は1回のみ)

実は、ピットインしたときに「オレの仕事は終わった・・」と思ったらしいですね。
もう一度、集中してコースに戻った星野さんは2位の中子選手に大きなリードを保ったままフィニッシュ。
スポーツカーの世界選手権で優勝した瞬間です。

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