本日はこれのお勉強会!!
『ミシュラン パイロットスーパースポーツ』
キター――――――。゚。\(´ω`)/。゚。!!
ミシュランのスポーツ系フラグシップモデルの最高峰!!
否が応にも高まる期待ですが、
見た目は目新しさを感じないおとなしめなパターン(・ω・)
って、第1印象でした。
が、このパイロットスーパースポーツ。
『過酷なレースから生まれた 走る悦びの最高峰』
と謳っているだけあって、作りこみが半端ないっす!
『レース』とは主に『ル・マン24』をさし、
『走る悦び』とは『安全に走れることが前提にあり、その上でドライビングを楽しめる』、
ミシュランタイヤの中で1番、つまり『最高峰』ってこと。
その為に、まず特徴となるのが、タイヤの骨組みとなる素材に
『トワロンベルト』を採用。
「ダケジャナイ、テイジン!」でお馴染みの帝人社製のアラミド繊維。 テニスラケットやMTBのスポーク、航空機に防弾チョッキと、『軽さ』と『丈夫さ』と言った二律背反な性能を両立させたい物には多く採用されていて、従来のアラミド繊維よりもその性能に優れています。
これをタイヤの骨組みに採用してなんとなる?
軽さは皆さんご存知、車にとってステキなことです。 では丈夫さは?
例えば高速走行時。
タイヤは遠心力の影響で、トレッド部分(接地面)が尖がったように膨れ上がります。 トワロンベルトによりこの変形を抑え、トレッド接地面を最大限確保・最適化します。 これにより安定した高速走行を得て、なおかつ接地面が均等に路面と接触するので異常摩耗を起こしにくくしています。
異常摩耗抑制のために、もう1つ。
『ヴァリアブル コンパクト パッチ』
コーナーリング時にはタイヤの内側と外側とでは路面との接地圧力が異なります。 左に曲がろうとする時は右側のタイヤの外側が1番地面に押さえつけられている状態。 通常この部分が集中して1番発熱してしまい摩耗につながりますが、ヴァリアブルコンパクトパッチはこの温度変化に対しても均等になるように接地面圧をコントロールし、異常摩耗を抑制します。 当然コーナーリングも安定します。
これだけ聞くとパイロットスーパースポーツは「硬いタイヤ?」ってなるけど、
『デュアル コンパウンド 2』が、
硬いだけではないタイヤに仕上げています。 タイヤの接地面外側1/3は安定感と耐久性を得るための言わば「ハードコンパウンド」に対し、内側2/3はウェット性能を確保するための「ソフトコンパウンド」 トレッドがそれぞれ2種類の働きを役割分担していることで、路面からの入力はトレッドで吸収し、しっかりした骨組みが余計な動きを抑制して、安心して楽しいドライビングが楽しめちゃう3段構え!!!
正直なところ、やってることは実は『パイロットスポーツPS2』と大差ありません。 ですが新素材や新技術を取り入れることにより、PS2の性能を大きく上回るタイヤとなりました。
ノイズ・燃費・ハイドロ性能・重量はPS2と同等なのですが・・・。
ターゲット車両がポルシェ・BMW・フェラーリと、そりゃそうだ。な、ラインナップなのも納得。
自動車メーカーが車を作る時、タイヤもその車の性能を100%引き出すための部品の1つとして開発を求められる欧州。 自動車メーカーとタイヤメーカーが共同開発することで、ある意味「究極の専用タイヤ」が出来上がったわけですが、もちろんそれ以外の車にも、その性能の高みを味わえるタイヤです。
・・・サイズが合えばの話ですが・・・(涙)
そろそろ18インチホイール買おうかなぁ・・・(´ヘ`;)
もしくは誰かフェラーリ・・・もしくはポルシェを・・・プレゼントしてくれないかなぁ・・・(´Д`)ハァ・・・。
ダラダラ長文、お付き合い、ありがとございましたぁ。
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タイヤ | 日記
Posted at
2011/04/14 23:05:58