国内自動車生産、2010年の1000万台割れ確実…11月
http://www.carview.co.jp/news/0/139320/
この記事をみたら、目が覚めました。
眠れないので、ちょっと持論展開、というかエッセー、というかもはやレポートw
恐らく、読んでいると億劫になると思うので、読み飛ばしちゃってください^^;
国内においての自動車需要について。
最近のクルマが売れない理由については、多くの自動車ジャーナリストや自動車ファンから多くの意見が飛び交っている。日本においては、クルマの技術進歩が需要増加の観点となっており、現在ではハイブリッド車やEV車などの環境に優しいクルマにおいての関心度が高い今日である。
しかし、国内の需要が伸び悩む原因の一つが、やはり、サブプライムローン問題からリーマンショック、そして円高による不景気が最も大きな要因である。世帯収入がここ数年減少し、生活費の出費の割合が増加する生活のやりくりでは自動車を買う余裕すらなくなっている。今はもはや、「安定した収入を得られない」という現実に、流暢にクルマにお金をまわすことが難しいのである。余談ではあるが、その狭間に自転車ブームが流行ったのは、クルマとの比較においては特に注視される観点であるため、維持費などの経済面では大きく圧迫する出費であることは間違いないだろう。
次に、近代のクルマに対する付加価値の増加。自動車の価格はデフレであるにもかかわらず高い。「クルマは年を重ねるごとに進化し続けなければならないものである」という観点からか、便利な電子制御等が昔に比べて多く見られるため、どうしてもそこに価値がついてしまう。現代のクルマにプリミティブなクルマを作れば、確かに安くなる。しかし、自動車の安全基準や走行性能に規制がある以上、安易にハードルは下げられないのである。
また、景気悪化は若者のクルマ離れを促進させる。某民間調査によると、新社会人の貯蓄額が年間100万円以上貯める人が、全体の15%以上もいるそうだ。その理由が「何があっても良いように、最低限のお金だけは確保したい」という理由が大多数を占める。いかに景気が不安定であるかを痛感する調査である。
さらに、陸上交通輸送の発展も影響している。現代の日本においては、電車やバスでほとんどの目的地に到達することができる。都心部で活動する若者でクルマが必要だと考える人はほとんどいないだろう。しかし、数十年前はそうもいかないので自動車が流行した。自動車業界は景気だけでなく、他の輸送手段との競争も苦難なのである。
他にも考えられることはあるが、これらの打開策を考えてみたいと思う。
まずは近代のクルマにスポットを当ててみる。
ハイブリッド車、EV車、フツーの車、いろいろある。軽自動車もある。安価なクルマは、やはり軽自動車だろう。しかし、今の軽自動車は本当に「安価」だろうか。
軽自動車も年々進化し、上級クラスでは普通車のような値段と内装、そして性能を併せ持つ。廉価なモデルでも100万円はする時代になってしまった。100万円ですら頑張って・・・と言って貯められない時代ですから、もっと価格を下げられないだろうか?と自分なりに考えてみた。
1.内装をもっと安っぽくてもいいからとことんケチれ!
今の軽自動車は本当に豪華だと思う。プラスティックもキレイ。もっと質は下げても良いような気がします。もちろん、叩いて壊れるようでは困りますが。
また、内装材によるロードノイズの低減、これも無くても良いと思います。重量がかさむだけです。
2.ドアはもっと薄く!ドアの重量増はただの贅肉
ヴィヴィオに乗っている人ならご存じですが、ペラッペラのドアですよね。あれくらい薄い方が良いと思います。もっと薄くてもいいかな(怖)?一度全部分解したことがありますが、とってもシンプルでした。
3.柔よく剛を制す衝突安全設計
どんなに衝突安全の評価が高くても、そのクルマで事故したら死なない、なんて誰が言ったのでしょうか。打ち所が悪ければ一緒です。基本的に事故したらクルマはそこでご臨終なのです。修理して使えるならそれでもいいのですが、最低限に人が生存できるであろう安全設計であれば、それで良いと思います。安全設計には膨大なお金が注ぎ込まれています。日本車がユーロNCAPの基準で頂点を目指すことは、もはや名誉以外の何者でもないです。日本と事情が違いますから。日本の基準で評価されれば良いのです。スズキの新型アルトがユーロNCAPで試験を受けただけ素晴らしいのです。軽自動車の場合、国内が主な市場ですから、安全設計においては、もう完成の域に達していると思います。
4.無駄にカネをかけるな!エンジンとミッション
エンジンは耐久性の良いものとして、鉄やアルミが主な材料ですが、かつては鋳物でした。重要な部品の一つであるため、いかに安く作れるかがメーカーの課題ですね。プラグは1つでいいでしょ!2つも要らんよ、某自動車メーカーさん。
ミッションはCVTが燃費の面で注目されていますが、シンプルで安価に作れるトルコンATに、価格がその面で反映されれば、そちらを選ばれる人もいるはず。
マニュアルミッションなら楽しいし、もっと安く出来そうですね。
5.足まわりは板バネでもいいでしょ!
スズキの初代アルトは、後輪リーフスプリングです。ストラットサスペンションはアライメントだとか、ストローク、車高などを気にする必要があるため高価です(ヴィヴィオは特別?)。トーションビームも安価ですが、重量の問題があります。日本の道路事情だとストラットサスやトーションビームの方が都合が良いですが、安さ優先で。また、板バネの方が速度超過によるカーブ事故が減りそうですね。踏ん張れないですから。
トータルで考えると、初代アルトに、日本の衝突安全設計をクリアしたようなクオリティ。
50万円台くらいで販売できそうじゃないですかね?w
ペイントは、ペンキでカラー豊富にそろえて。w
「安さ最優先」で考えたら、こうなる気がします。
狭いのは、気にしない。
走らないのは、気にしない。
フラフラするような気がするのは、気にしない。
日本のクオリティなら、できるはず。
マニュアルミッションなら、もっと安く出来そうですね。
色々と綴ってみました。
クルマとオーナーさんの生活との兼ね合い、ニーズ等があるので一概に何とも言えません。
人によってこだわりも違うので、バラバラな意見の中心にピッタリ合ったニーズに応えるクルマはやはり難しいようですね。
まだまだ色々とあるとは思いますが、この辺にしておきます。
※この文章はあくまで自分が思ったことをそのまま書いただけです。
100%主観的ですので、こわーいツッコミはしないでくださいね~><。
Posted at 2010/12/28 06:36:37 | |
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