一週間経過。

3/11　　午後2時46分

俺は中目黒にあるビルの6階にいました。

メーカーの勉強会に参加してました。

経験のない揺れの長さに、「ここではないどこかがヤバいことになってるんだ」

と感じました。よく記憶してませんが、10分以上揺れが続いていたような気がします。

揺れが収まり、非常階段で外に出ましたが、内壁の表層が剥離して破片が散乱してました。

初めて地震に対して明確な恐怖を覚えました。

うちの会社にはいわきと仙台に営業所があります。

いつも俺を気遣ってくれている先輩は避難所生活です。心が痛みます。




不安感から満タンにしておきたい、というだけで給油する輩や、

考えもせず水や米、パンやカップ麺を買い占める馬鹿ども。

ここ神奈川県でも死者は出ていますが、自宅周辺はなんの被害もありません。

海が近いですが、外海じゃなかったためか、大きな津波が襲ってくることもありませんでした。

家が壊れたり、津波で流されたりして、極寒の避難所生活を強いられている被災者の報道を見ても

何とも思わず、自分のことしか考えない人間が近所に大勢住んでいると思うと嫌になります。

特に何も起きていない地区でいろいろなものが売り切れるという現象は、

一人ひとりがよく考えればそんなに解決の難しい問題ではないと思います。

いつも通りに必要なものを必要なだけ買い、消費し、無くなったら、必要な分また買う。

それを続ければ、この異常な状況は避けられたと思います。

それができることさえ、被災地から見たら、幸せなことでしょう。




海外の報道では、この激甚災害の中でも秩序が保たれていて、略奪もおこらず

素晴らしい国だと称賛されているようですが、それは被災地のことであって、

日本全体のことではない、と理解すべきと思います。




ガソリンの駆け込みでスタンドの閉店や給油量制限が出て、周辺が大渋滞になったりしましたが

あと数日で落ち着くらしいです。