
今年もエビススーパー耐久12時間にMINI仲間で参加して来ました。
数ヶ月前から準備をはじめ、色々と苦労してのゴールは毎回感動的です。
今回の結果は、順位だけで見れば満足出来るものではありませんでしたが、内容としては精一杯がんばってみんなで完走を成し遂げたという事で、最低限の目標は達成でき、まずまずの成果だったと思います。
ちなみに
Aチーム R53クーパーSは22チーム中13位
途中ベルト切れでR56のTカーに乗り換えてペナルティ5周減算
修理して元のR53に乗り換えてコースに復帰して車を換えた事によるペナルティ5周減算
またもやベルト切れでTカーに乗り換えてペナルティ5周減算
合計15周減算という厳しいレースでした。
ベルト破断は想定内だったのですが、2度の破断は厳しかったです。
しかしTカーを用意していた事が幸いし、何とかリタイヤだけは避けられゴールする事が出来ました。
ラップタイム的には上位に食い込めるタイムだっただけに、やはり長時間走るという状況でのマシンの耐久性がR53は厳しかったです。
これは来年までに対策を考える必要がありますね。
Bチームは22チーム中20位w
しかも下の順位のうち1チームは途中リタイヤだったので、実質競っていたのは1台でした。
しかしBチームも途中でブレーキローターのヒビが発覚。
安全に関わる部分なのでこのままでの走行は危険と判断。
また同時にドラシャのインナーブーツ破損でグリスが飛び散っているのも発見。
この2点を解決しないと走れないという事でリタイヤも考えました。
まずMINI郡山に電話するも部品在庫なし。
そこで須賀川のMINIQさんに電話して、R50のインナーブーツに適合する分割式のブーツを手配してもらう事ができ、とりさんがパーツを受け取りに走りました。
その間にR56S用ローターを付けていたR53kazuhata号からローターを拝借してレースカーのローターと交換。
そしてストップから約2時間半後にブーツが到着。
早速交換を試みたのですが、なんと新しいブーツのサイズが大きすぎて合わない!
しかもMINIのブーツがポッドジョイントの凹凸に合わせた特殊形状で、汎用のブーツだと凹凸が塞がらずグリスが漏れてしまう事も発覚!
結局リタイヤかと万事休すでしたが、新しいブーツが大きかった事が幸い!
切れた純正ブーツの上に新しいブーツをかぶせて応急処置に成功!
奇跡的にトラブルから3時間後、走り出す事が出来ました。
今回のBチームR50のトラブルで、耐久を走る上ではブーツ類の新品事前交換やスペアを持つ必要性を学びました。
しかしブーツ破損やローターのヒビは、運転ミスによる破損ではないので、このトラブルが無ければ安定して周回出来た可能性もあり、次回に向けて更なるマシンの耐久性を重視したメンテをすれば良いかなと思います。
次回に繋がる有意義なレースだったと思います。
今回の12時間耐久は、出場車数が22台と例年の30台位に比べかなり少なく、自分も50分位運転しましたが、かなりコースクリアな時間がありました。
そんな状態だったので例年より危険度が下がったせいでしょうか、コースアウトをする車はほとんど無く、セーフティーカーもほとんど出なかった事や、リタイヤのチームも1チームだけかな?
とにかくどのチームも例年より安定していて私たちが順位を上げるのが難しかったです。
特にBチームのクーパーは、他のチームのマシンより非力で、抜かされる事はあっても追い抜ける車はあまり無く、作戦としてカメさん走行で安定したタイムを出しても、他のチームも安定していた為カメさん走法が通用せずw、しかもトラブルで3時間ロスだったのでかなり厳しかったです。
しかし順位はともかく、サポートメンバーの団結感もすばらしく、今回はすばらしいピット運営が出来たと思います。
2台完走はまさしく参加者全員と、準備期間に協力して頂いた仲間で成し遂げた完走でした。
また来年に向けてがんばりたいと思います。

Posted at 2014/08/11 16:20:07 | |
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