
さて。今週から本格的にG1シーズン到来っすね。
またマニアックな文章にお付き合いねがいます♪
正直何からいっていいかわからないメンバーっす。
過去10年の前哨戦勝ち馬をここに並べてみると
まずはチューップ賞から
2000年ジョーディシラオキ
2001年テイエムオーシャン
2002年ヘルスウォール
2003年オースミハルカ
2004年スイープトウショウ
2005年エイシンテンダー
2006年アドマイヤキッス
2007年ウオッカ
2008年エアパスカル
2009年ブエナビスタ
2010年ショウリュウムーン
アネモネS
2000年サニーサイドアップ
2001年ダイワルージュ
2002年サンターナズソング
2003年センターアンジェロ
2004年レディインブラック
2005年ペニーホイッスル
2006年アサヒライジング
2007年エミーズスマイル
2008年ソーマジック
2009年ツーデイズノーチス
2010年ギンザボナンザ
フィリーズレビュー
2000年サイコーキララ
2001年ローズバド
2002年サクセスビューティ
2003年ヤマカツリリー
2004年ムーヴオブサンデー
2005年ラインクラフト
2006年ダイワパッション
2007年アストンマーチャン
2008年マイネレーツェル
2009年ワンカラット
2010年サウンドバリアー
トライアルではないけど、フラワーC
2000年マルターズスパーブ
2001年タイムフェアレディ
2002年スマイルトゥモロー
2003年マイネヌーヴェル
2004年ダンスインザムード
2005年シーザリオ
2006年キストゥヘヴン
2007年ショウナンタレント
2008年ブラックエンブレム
2009年ヴィーヴァヴォドカ
2010年オウケンサクラ
と勝った馬を並べてみると、
チューリップ賞組の馬がレベルが高いと思われる。
つづいてフラワーカップ
フィリーズレビューは短距離馬
アネモネSは消しでもよい。
これが10年の傾向。
今年の傾向は
良血馬がたくさん勝ちあがってきてるものの、
強そうな馬はさほど良血ではなく
良血馬はパンチが足りないってとこですかね。
オイラが素直に応援しそうな定義である母系が優秀な馬は
ギンザボナンザ 母母アドラーブル
ワイルドラズベリー 母ベッラレイアの半姉
タガノエリザベート 母ゼンノロブロイの半姉
オウケンサクラ 母ランフォザドリーム
エイシンリターズ 母エイサンサンサン
ラナンキュラス 母ファレノプシス
シンメイフジ 母母シンコウラブリィ
プリンセスメモリー 母デュランダルの半妹
桜花賞は1600mのマイルではあるものの、
これからクラシックをずっと楽しめる馬をオイラは応援したいので、
良血でもマイラーっぽいのは切ろうと思う。
その観点からフィリーズレビュー組も基本消し。
もちろんアネモネS組も消しでいく。
つまり上にあげた良血では
アネモネのギンザボナンザ
フィリーズレビューのラナンキュラス
マイラーっぽいシンメイフジ、プリンセスメモリーは消しになりました。
ラナンキュラスは超良血っすけど、
母ファレノプシスに比べるとパンチの足りないっていうかつめの甘い馬っすよね。
チューリップ賞組ですが7着だった、ワイルドラズベリーも消し。
良血ではない馬では
チューリップ賞を勝ったショウリュウムーンをハナから切りたいと思います。
新馬戦で7番人気とまったく期待されてなかったからです。
まだ戦ったことのない馬なのに人気に優劣がつくのは
血統背景はもちろん、
調教、馬体とかそういう要素にすぐれないって意味です。
ってことでなんとか絞れたのでここからがオイラの見解です。
まず1番手はオウケンサクラです。
前走フラワーカップに勝って
前前走チューリップ賞は4着
相対的上がり3ハロンは
6戦中1位が1回、2位が3回でそれなりの切れ味。
血統は父がブラッシンググルーム系のパゴ
母父リアルシャダイ、母母父シアトルスルー系スルーザドラゴン
母母母父チャイナロックと
クラシックに必要なスタミナ要素も十分兼ねそなえてます。
オイラが切る要素にした課題をほぼクリア。
ただ母系自体はG1クラスってぐらいの能力ががあるとは思いません。
父パゴがクラシック適正を上乗せしてきてると信じたいです。
2番手はコスモネモシンです。
オイラのなかではフラワーカップ組が臭いと感じてるからです。
フラワーカップではメンバー最速の脚であがっての2着。
2歳の牝馬の出世レースのフェアリーSに勝ってることもあって
能力は上位だと考えます。
相対的上がり3ハロンは
6戦中1位が2回
2位が1回、3位が1回とけっこう切れる脚です。
血統は父がゼンノロブロイ
母父シングスピール、母母父ボールドルーラー系
母母母父ハビタットとクラシックよりも中距離適正っすね。
もちろんクラシックも許容範囲内です。
父ゼンノロブロイの話をちょっとしたいです。
父サンデーのG1馬はいっぱいいますが、
年度代表馬になったサンデー産駒はたった2頭
ゼンノロブロイとディープインパクトだけなんです。
つまりサンデーはアベレージは高いものの、
超ド級ホースはあまりいなかったと言えなくもない。
この世代が1発目なゼンノロブロイと今年の2歳からデビューする
ディープインパクトの子たち。
あくまでオイラの考えですが
ディープは種牡馬としてはあまり成功しないが、
ゼンノロブロイは成功すると思ってます。
天皇賞秋をとるまでは善戦マンとして活躍し、
一気に秋古馬3冠を制します。
血統構成はサンデー×ミスプロと
今でこそ主流ですが、
これぐらいの世代では完全にスタミナ不足にもかかわらず、
天皇賞春に2着にも食い込み、
イギリスインターナショナルSではエレクトロキューショニストの2着と
スピード血統なのにもかかわらず
この成績は完全にスピード能力が突出していたと考えます。
もしこの馬にゲームのような距離適正ってのを当てはめると
1600mから3200mとなるでしょう。
今回のレースにも有力繁殖牝馬に種付けしていないにも関わらず、
3頭のゼンノロブロイ産駒が出走してます。
ほんとこれから注目です。
3番手はエイシンリターンズです。
チューリップ賞組上位と書いておきながら
チューリップ賞3着の馬っすね。
でも残念ながらオイラの注目はそこではありません。
前前走のエルフィンSに勝ってることです。
ただのOPのエルフィンSがどうしたかっていうと、
じつはこ出世レースなんですよ。
2005年からの勝ち馬ですが、
2005年エアメサイア
2006年サンヴィクトワール
2007年ウオッカ
2008年ポルトフィーノ
2009年レッドディザイア
2010年エーシンリターンズ
ほら、説得力あると思いません?!
相対的上がり3ハロンは
6戦中1位が1回
2位が1回、3位が2回と
そこそこ切れる感じです。
チュウリップ賞のように先行力もあります。
血統構成は父がキングカメハメハ
母父キャロルハウス、母母父ノーザンテースト
母母母父セントサイモン系と
クラシック適性は高そうです。
母系は母がエイシンサンサンなんですが、
エイシンサンサン自身が重賞ウィナーであることも重要ですが、
生まれたデビューした子がリターンズを含め7頭いるんですが、
6頭が1勝以上しており、
4頭が重賞に出走してるってことで
エイシンサンサンは母としてかなり優秀だと言えます。
あと、父キングカメハメハの話もしておかないとダメっすね。
この世代を含め2世代しかいないのに
現在リーディングサイアーだなんて化け物っすよね。
サンデー牝馬との配合のしやすさと
松田国英調教師の求めた
NHKマイルC→ダービーを現実にし
スピードとスタミナを両立させたって部分と
3歳で引退してしまった底をみせなかったミステリアスな部分が
種付け頭数を増やしてると思います。
ただ血統構成じたいはスピード血統なものの、
キングマンボ自体がその母父のヌレイエフから
日本にあう適正をうけているのか
牡馬牝馬ともに2歳王者がキングカメハメハ産駒に
チューリップ賞の1から3着まではキングカメハメハサ産駒が独占とか
ほんとこれから日本の競馬界の血統図を塗り替える可能性のある馬だと思います。
それでも母系からのスタミナ要素がないとただのマイラーの可能性も否定できません。
4番手はアプリコットフィズです。
ほんとはこの馬を1番手にしようかと思うぐらいでしたが、
トライアルを使ってないことと
騎乗予定だった武豊が負傷したこととかを加味しました。
前走クイーンカップを勝ってること
フェアリーSは2着と
新馬は1番人気で1着と
3戦2勝連帯率100パーセントです。
相対的上がり3ハロンは
3戦中2位が2回と3位が1回と
けっこう切れる脚をもってます。
血統は父がジャングルポケット
母父サンデー、母母父リボー系、母母母父オーエンテューダー系
とここだけだけでもクラシック適性は抜群なんすけど、
さらにここからが大事なんですが、
母はマンハッタンカフェの全妹で
この母系はブエナビスタなどを含むビワハイジのラインと
同じ母系なんすね。
成績、上がり、血統とこの馬がオイラ的には一番です。
5番手はタガノエリザベートです。
トライアルに使ってないことや3歳で勝ってないことで5番手ですが、
ジュベナイルフィリーズの前哨戦のファンタジーSに勝ってるので
そない能力が低いとは思ってません。
相対的上がり3ハロンは
6戦中1位が4回、3位が1回と
今回のメンバーでは一番の切れ味の脚を持ってると思います。
血統構成は父がスペシャルウィーク
母父がストームキャット、母母父ミスプロ系
母母母父がニアークティック系となんだかニアークティックがいっぱいいるような。
オイラのあまり好きではない
ズピードよりの牝馬にスタミナタイプを配合した感じですが、
母系的には母ストレイキャットは
上であんなにほめちぎったゼンノロブロイの半姉にあたります。
そうなるとクラシック適正が抜群になりますよね。
まぁ父と母系の感じから
まだまだこれから成長しそうな予感もあるので
器としてはこれが一番大物かもしれません。
ってことでオイラの予想ではなく応援馬は
◎オウケンサクラ
○コスモネモシン
▲エイシンリターズ
△アプリコットフィズ
×タガノエリザベート
2歳女王アパパネは最後まで悩んだんすけど、
堅実で強いと思いますが、
スタミナの要素があまりないので
桜花賞は勝つかもですが、
ここまでかなって感じと
今年のチューリップ賞自体を
オイラがあまり評価してない点で
(前残りで人気薄が勝利)
バッサリ切ることにしました。
画像
オウケンサクラ
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2010/04/10 00:39:27