
ダービー(GI、東京芝2400メートル、30日)藤川京子のクロスカウンター予想!
http://npn.co.jp/article/detail/63489932/
先週のオークスはJRAのG1史上初の同着決着ってことになりました。
結果はどうであれ歴史に残った(残ってしまった?)レースっすね。
ちなみにJRAでなければ帝王賞でG1同着ってのがあるらしいです。
1992年の第15回帝王賞で1着がナリタハヤブサとラシアンゴールド
しかも騎手が横山典騎手と蛯名騎手とオークスと同じ。
18年ぶりの奇跡だったんすね。
それはそれでおもしろいっていうかこわいです。w
今回のダービーはものすごいメンバーっすね!
って喜んでネット徘徊してたら、
まさかのダノンシャンティ骨折でダービー回避。
脅威的勝ち方で日本レコードホルダーになった彼。
それも今回の豪華なメンバーを演出する大事な部分でした。
ほんと残念。。。
最初見たときはやはり松国ローテが?!って思ったんすけど、
なんか馬運車でのトラブルとか。
さてさっそくですがオイラの切るメンバーからご紹介。
まずは1番人気であろうヴィクトワールピサ。
最近1番人気からバッサリいってる感がありますが、
何もそういうつもりではありません。
皐月賞の時もいいましたが、
血統がどうも物足りないんすよね。
半兄は父シングスピールをもってしてもアサクサデンエンや
父サンデーでもスウィフトカレント
父ネオユニヴァースになったヴィクトワールピサが
距離延長できる要素は血統的には厳しいです。
単純に父が2冠馬ネオユニヴァースになったんだから
距離延長は大丈夫なんでは?
なんて思う人もいるでしょうが、
血統的にはサンデーさらに短くしてしまってる感じなんすよね。
ラジオニッケイと皐月賞の競馬を見て
ほんと競馬のうまい馬ってことはあきらかですが、
強いとはあまり思えません。
皐月賞も内から抜け出したあとゴール前は
後ろからきた馬がちょっと詰め寄りました。
もちろんそれは先頭に出たので気を緩めたからってのもありますが、
距離延長してすごみがあるような感じには見えないっすね。
しかも馬体なんですが、
良く言えばガッチリとした。
悪く言えばズングリムックリ。
きっとこれは短距離母系の資質なんだと思います。
馬体からみた本来のスタイルは
直線キレるよりも、
むしろテンの速さで押し切るタイプ。
ただこの馬のもつ能力が高いせいか、
融通がきいてるてことっすかね。
ちなみに今までで500キロを超えた3冠馬はいません。
続いて切る馬はローズキングダム
出走直前に挫石でダービー回避か?!なんて感じでしたが、
症状は軽くなんとか出走。
ただそのせいで最後の追い切り自体を
ちゃんと自身をもってこなせたかは不明。
こちらはヴィクトワールピサとちがって
馬体自体はとってむクラシックな感じですが、
父キングカメハメハが邪魔してるのか、
スラッとしたなかに胴づまり感がありますね。
母ローズバドまでならクラシック的な血統構成。
1世代進んでクラシックよりもちょっと短距離向きになったというか。
ただこの馬の馬体を見る限り、
折り合いさえつけば、距離克服は可能だと思います。
でもなまじ朝日FSで先行押し切りで勝ったため、
あまり控える競馬は苦手としてるのかも。
馬体から考える理想は
先行押し切りではなくむしろ差す競馬だと思います。
良くも悪くも小牧騎手から後藤騎手に乗り替わり。
それが吉とでればいいですが、
とりあえず現状のままでは距離延長がいいとは思わないので切り。
ただしこれから秋に向けて化ける可能性は有りです。
次切る馬はヒルノダムールです。
今回のメンバーで勝ち切りこそないものの、
大敗もない安定した馬が何頭かいるんですが、
その中でもこの馬が筆頭格だと思います。
父マンハッタンカフェ、母父ラムタラ
母母父ザミンストレル系統
母母母父フェアウェイ系と
めっちゃ重いです。
距離延長は好ましいはずですが、
正直もっと長いほうがいいかも。
本来ならここでも期待しそうですが、
今回はメンバーが良すぎて
オイラ的には今回は外し。
能力で短い距離を克服してる可能性の高い馬です。
あー、切る馬やのにいっぱい書いてもうてる!
えっとはしょって、リルダヴァルとエイシンフラッシュも切りで
いやまだ色々書きたいけど、
切る馬でもうこれ以上語るわけにはいきません。
長すぎて。w
それぐらい強烈なメンバーだと言えます。
切るのも一苦労っていうか。。。
ってことでやっとここからオイラの1番手です。
1番手はペルーサ!
前走青葉賞の勝ちっぷりはすごかったっすね。
この世代トップはこの馬っぽい!
そう予感させました。
父ゼンノロブロイはオークスの時に散々語ったので省略。
なんしか好きな馬です。ってはしょりすぎ!?w
肝心の母系なんすけど、
あんまりなじみない感じですが、
母父キャンディストライプスは先日亡くなった
バブルガムフェローの長兄で
自身はG1勝ちがあるいわけではないけど、
父として南米でかなりの活躍馬がいて、
95年にはアルゼンチンリーディングサイヤーになっている、
バブルカンパニーからの系統はG1一族っていってもおかしくない感じっすね。
キャンディストライプスの代表産駒はインヴァソールです。
で、母母ディフェレンテはアルゼンチンG1馬
つまり母のアルゼンチンスターは
日本で1戦1勝で引退してますが
名前のとおりアルゼンチン的良血馬という感じです。
そこにゼンノロブロイと
母父の感じとこの父の感じ
そして本馬で藤沢的な馬になってます。(え?
オーナーの山本英俊氏は
カジノドライヴとか
日本的な血統を嫌う馬主なんすね。
それはなぜか、
海外のG1にいけば、
海外VIPと親交を深めれるから。
だから最初から海外でG1取れそうな馬を買う。
そう言ったとか言わないとか。
ちょっと話はそれてますが
ペルーサ自身は4戦4勝で負けなしで
相対的上がり3ハロンは1位が3回
2位が1回と底を見せてないし
最後は切れるしとほんとタダものではない感じ。
ただ気になるのは世代のトップクラスとはぶつかってないとこすね。
この世代は完全にハイレベルなんで
ぶかってみればただの馬な可能性も無きにしもあらずです。
ですが、走るスタイルや勝ちっぷりは
ヴィクトワールピサにはない強さを感じます。
これぞクラシック的な馬みたいな。
まぁ完全に妄想ですが。w
つづいて2番手はレーヴドリアンです。
皐月賞時にクラシックをずっと応援する馬はこれだ!
て思ったんすけど、
まさかペルーサなんて出てきたので
2番手になってしまいました。
血統は父がサンデーの長距離砲
スペシャルウィーク
母父はグレイソヴリン系ハイエストオナー
母母父レッドゴッド系バイアモン
母母母父ニジンスキー系グリーンダンサー
母母母母父サーゲイロード
母系は半姉に阪神JF2着のあと死んでしまった
レーヴダムール
半兄は青葉賞とってダービー候補にあがったものの、
屈腱炎で引退となったアプレザンレーヴと
クラシックに有力候補になるものの、
運がない一族っすね。
ただ母レーヴドスカーの子出しの良さは
かなりいいのではって思います。
前走京都新聞杯では1番人気ながらも
3着でした。
皐月賞は9着と
いったいどこがいいの?って感じっすけど、
それは切れ味すね。
相対的上がり3ハロンは
6戦中1位が5回
2位が1回とメンバー中最速の切れ味と言えます。
9着だった皐月賞もあのメンバーで上がり最速。
それなのにゲート開いてから
おっつけないと全然馬群についていけないテンの遅さ
つまり上がりは最速なのにテンは激遅。
この極端っぷりはかわいさすら感じます。w
血統的にも中山の皐月よりも東京のダービーのほうが向いてるでしょうし、
距離がよくなるとグングンよくなるはずです。
ただ一族同様いきなり競争生命が絶つようなことにならないかだけが心配です。
3番手はルーラーシップです。
まだ3番手なのにこの長文大丈夫でしょうか。w
メンバー中一番の良血馬はこの馬っすよね。
前走プリンシパルS勝利でなんとかダービー出走にこぎつけました。
5戦して5戦とも1番人気はしかないのは
彼の良血さとポテンシャルの高さの証拠ではないしょうか。
ルーラーシップが強いなって思ったレースは
2着に敗れた若駒Sです。
寄れた馬にあたって、
それからな立て直して2着と
この芸当はなかなかできないと思います。
父キングカメハメハ
母エアグルーヴ
母父トニービンと
クラシックにはちょうどよいバランスだと思います。
母エアグルーヴは競走馬としてはもちろん、
繁殖牝馬としてもかなり優秀です。
子供にはアドマイヤグルーヴ、ポルトフィーノ
そして現役のフォゲッタブル。
ただ
これらの馬に言えることは
ポテンシャルを早くから感じながらも
どうも成長しきるまで長い時間がかかる。
そんな印象っすね。
ただ父がキンカメなので多少は成長が早いかもですが、
一族のことを考えると
まだまだ先かもしれません。
ダービーは大敗する恐れもあります。
でもこのまま無事で古馬までいくと
超ド級のサラブレッドになってるのかも。
相対的上がり3ハロンは5戦中1位が2回
2位が2回、3位が1回とけっこう切れるほうですが、
今回はメンバーがそろっていて
メンバー中では中の上ぐらいかも。
4番手はトゥザグローリーにしました。
正直ルーラーシップと3番手を迷いましたが、
良血さでルーラーシップを3番手にしました。
トゥザグローリーも負けず劣らず良血でしょ?
そんな声もあるかもですが、
こっちのほうが完全に良血さでは劣ります。
母トゥザヴィクトリーはG1勝ちもありますが、
やはりドバイワルドカップで2着と
今までの日本馬で
一番ドバイワールドカップで好成績だったということが
この馬の評価を底上げしてると思います。
ただ繁殖牝馬としてどうなのか。
トゥザグローリー以外の子では
アゲヒバリは地方馬
売却価格が6億で話題になった子は
(ディナシーって名前になった)
結局出走すらしないままで繁殖にあがったとか。
つまりルーラーシップとちがって
こちらの母系は母系力が足りないんすよね。
あとこの馬は父キンカメで
母トゥザヴィクトリーとどちらも金子オーナーの馬だったのに、
金子オーナーが購入していない。
本来なら金子真人夢の配合的馬でもおかしくないのに。
その他トゥザヴィクトリーの子も金子オーナーの持ち馬はいないのが
ちょっと気になるとこっすね。
子だしは今のとこいいとは言えません。
トゥザグローリー自体は3戦2勝
唯一の負けは青葉賞でのペルーサに敗退と
ペルーサが化け物であったならば
底を見せてないことになります。
でもペルーサが強くても4馬身差で負けてるので
この馬自体は底を見せてる可能性も無きにしもあらず。。。
5番手はコスモファントムです。
今回正直この馬が一番不気味。
7戦2勝で皐月賞には調整の遅れからか
それともあえてかはわからないですが、
出走しませんでした。
ただ相手したきた馬たちがとてもいい!
野路菊Sではリルダヴァルの2着
エイシンアポロンには先着
萩Sは1着でエイシンフラッシュより先着
ラジオニッケイではヴィクトワールピサに
クビ差2着でダノンシャンティとヒルノダムールに先着と
世代一戦級にまともに張りあえてきたことがわかります。
前走京都新聞杯は久々の出走ながらも
2着に食い込み叩きとしては十分だったような感じです。
逃げ先行のわりには上がりもけっこうあるほうだと思います。
ただ血統は難解。
父シアトルスルー系
ステファンガットイーヴンはドンHを勝ってるG1馬
出走経歴からダートとしてはアメリカ3冠とかの距離をこなしてるので
アメリカンタイプなスタミナは保有してると思われる。
母父ナスルーラ系パリスハウスはG1勝ちこそないがスプリンター
母母父ターントゥ系サザンアローは1600mのG1を勝ってる馬。
単純な感覚ではアメリカンスタミナの父と
欧州スピードな配合。
これは血統構成としてはプラスな感じはしませんが、
正直こんなこと言ってるオイラの意見が正しいかも
正直不明。
それぐらい難しい血統っすね。
血統、成績とものほんと不気味そのもの。
まともに走れば実はこの馬が最強!
って結果もありえます。
ってことで今回の予想ではなく応援馬
◎ペルーサ
○レーヴドリアン
▲ルーラーシップ
△トゥザグローリー
×コスモファントム
画像
ペルーサ
Posted at 2010/05/30 10:13:42 | |
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