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鍋本舗@GP7のブログ一覧

2021年03月13日 イイね!

わたしに還りなさい。

わたしに還りなさい。押入れの中から発掘された
中学生当時のクラス文集に
エヴァ初号機が描かれていました。
描いたのはもちろん、当時の私です。

時に1997年。
「DEATH AND BEBIRTH」と
「THE END OF EVANGELION」
2本の劇場版でエヴァが “終わった” 年でした。

こんにちは。永遠のアヤナミストです。


一度迎えたその ”終わり” から24年後、
エヴァンゲリオンがふたたび ”終わり” を迎えることを
当時13歳の私は知る由もなかったでしょう。


というわけで、3/8の公開初日。
仕事あがりのレイトショーにて 「シン・エヴァンゲリオン劇場版」を観てきました。
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97年当時はいまのようなシネコン形式の映画館が少なく
座席数以上の観客がシアターに溢れ、立ち観なんてのもザラにありました。
一回入場してそのまま2~3回観ちゃうなんてのもまかり通ってましたっけね。
今はなき大分市府内町のセントラルシネマはそんな様子でした。
ごったがえすオタクの群れのなか、中学生の私は確かにそこにいたのです。

時は移り2021年。新型コロナウィルスが猛威を振るっている昨今のご時世。
レイトということもあり、シアターの入りは5~6割といったところ。
私も感染防止に配慮しながら、自分の席に座りました。

映画の公開形態が変わった(シネコン)ことと、なにより世界が変容したこともあり
97年に感じた ”隣のオタクの喜怒哀楽まで伝わってきそうな距離感” や
”ドロドロと渦巻く熱量” のようなものは、そこにはありません。
スマートで、システマチック。
旧エヴァが描いた ”2015年” よりも先の世界は、案外そんなもんだ。
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で、内容。
ネタバレしない程度に触れておきましょう。

個人的な言い方をするなら、シンエヴァに感じたのは
「同窓会で感じる居たたまれなさと焦燥感」 そのものだ。

同窓会がはじまり、開幕からしばらくは
「あの頃はああだったね、こうだったね」と昔話に花が咲く。
でも、いつのまにか話題はそれぞれの ”現在” へシフトしていく。

結婚・離婚・出産・死別・地位・仕事・お金・病気
社会人になるとそれなりに接するようになる話題。
それらの話題がかつての同級生たちの口から出てくると
なぜかギョッとしてしまうし、少し寂しくなる。
中学生当時、ゲームや音楽や宿題や部活の話しかしてなかった顔ぶれが
”大人になって大人の会話をしている” ことに、戸惑ってしまうのだ。

転じて、自分。
大人になったかつての同級生の輪の中で
「自分は立派な大人になりきれているんだろうか」 という焦りがよぎり
振られた話をはぐらかしながら貧乏ゆすりをしてしまう あの感覚。
楽しい昔話ばかりしていたいけど、そうもいかないのだろうな と
どこか諦めるような、自分を鼻でフッと嗤うような そんな感じ。


今作のエヴァでは、劇中的にもメタフィクション的にも
旧TV版・旧劇場版・新劇場版・各種スピンオフ含めたすべての事柄に決着がつく。
綾波も、アスカも、ミサトさんも、加持さんも、リツコさんも、ゲンドウも
カヲルくんも、シンジも、 ・・・そしてマリも、先へ進む。

終劇 の文字でスクリーンが消え、シアターを後にしたとき
しばらく戸惑いと寂しさと焦燥感が残ったままで、整理がつかなかった。
いや、ともすれば不快感のほうが強かったかもしれない。
だが、数日経ったいまは思い出の品々を段ボールに詰め押入れにしまうような
そんな感覚へと変わってきた。

捨てるのではない、しまっておくのだ。


強引に幕引きをしようとした旧劇場版。
アスカ(と弐号機)をズタズタに、綾波をグロテスクな化物(人外)として強調し、
エヴァという作品のアイコンたる2人のヒロインを不快感に塗れた描写で飾った。
庵野監督は我々に、最大の皮肉で、悪意で、怨念で、怒りで、
「ほら、お前らが観ているエヴァはこんなに気持ち悪い作品なんだ!」
「お前らだってアスカでマスかいてんだろ!綾波で気持ち良くなってんだろ!」
「こんなもんサッサと捨てて現実を見やがれキモオタ共!」 
と迫った。

だが、それをつきつけた庵野氏自身がどっからどうみてもオタクそのものであり
”同族嫌悪” に終始し、自己批判・清算を一切鑑みていないところが
最大の突っ込みどころだった。


ちなみに私は、旧劇場版肯定派である。
人間は一人では生きていけないのに、他者との交わりに難を抱える生き物。
群れの中にいると逃避したくなるくせに、一人になると寂しがる。
嫌気がさしてすべての他者を拒絶しても、他者がいなければ自己すら定義できない。
皆どうしようもなくポンコツなのであり、ポンコツとして生きていくしかない。

冒頭の病室で「またいつもみたいに僕を馬鹿にしてよ」とアスカに縋ったシンジは
独りよがりの果てに、晴れて「気持ち悪い」と、なじりの言葉を頂戴することになる。
これは、おそらくシンジが望んだニュアンス通りではない。
望んだとおりにならないのが他者であるが、その存在を望んだのはシンジ自身である。
まさにヒトの抱えるディスコミュニケーションを象徴する結末だったと思う。
庵野氏の悪意交じりの作品だったとしても、徹底的なまでにに一つのテーマに収束し
なまじ悪意が強いがために熱量を帯び、どうしようもなく完成されていた。


今回のシン・エヴァンゲリオンでの庵野氏は
「ご覧のとおり俺はオタクだよ。でもオタクなりに
 世間様に胸を張って生きれるくらいの努力はしているつもりだ。
 面白くないかもしれないし、褒めてもらえないかもしないけど、
 俺は俺なりにこうやって折り合いをつけたよ。おまえらはどうだい?」

こう言っているように思えた。

捨てるのではなく、しまっておく と感じたのはそこの部分による。


思い出は思い出として取っておいてもいい。
たまに押入れから出して、懐かしく眺めてみるのもいい。
オタクでも別にいい。でもコミュ障や人間嫌いの逃げ道にするな。
しっかりと現在・現実を自分なりに生きて、折り合いをつけようぜ。
満点が無理でも自暴自棄にならず、及第点出すくらいは踏ん張ってみようぜ。
ということなのかな と。
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というわけで、社会不適合者のカテゴリに属するであろう私も、
私なりにお天道様に顔見世できるくらいの生き方をしていけばよかろう と。
そんなことを思ってみた次第です。

あ、ちなみに綾波は
白黒どっちもかわいいです。

アスカは昔からあんまりすきじゃないです。
2021年02月14日 イイね!

謎のモチベーション。

謎のモチベーション。さて皆様、メリークリスマス。
どうかよいお年をお迎えください。
そしてあけましておめでとうございます。
更に鬼に豆鉄砲をおみまいしたついでに
チョコレートなんぞむさぼってやりませう。

2020年にブログを一切書いていないばかりか
すでに2021年の2月も半ば
となっておりますが
節目の挨拶を流れ作業的に消化しております。

我ながら御無沙汰をしたもんだと思っておりますが
まぁ なにぶん、私ですからね(開き直り)

さて、先日左リア脚の不具合に見舞われたのをきっかけに
脚とリアスタビを後期型のものに交換したわけなのでございますが、
その際に取り外した脚を眺めていて、ふと思ったんですね

あ、なんかイラストのネタ降ってきそう。 って
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愛車のメーカーであるスバルが航空機産業にルーツを持つこともあり
エアロをスプリッター迷彩柄に塗るなど、かねてより軍用機っぽさを目指していた身としては
なんかこう、ノーズアートっぽい感じのイラストを描いてみようかな と。

はて、ノーズアート is 何? と思われる方もいらっしゃるでしょう。

ノーズアートとは、航空機(主に軍用機)の機体に描かれたさまざまな絵画、機体の愛称などを指す。
主に機首(ノーズ)に描かれることが多いが、胴体中央・後部や垂直尾翼など
機首以外の場所に描かれる場合もあり、これらも含めて広義的にノーズアートとみなされる。
イベントなどに際して施される特別塗装の場合と、常時描かれている場合とがある。
本来、軍用機に派手なノーズアートを施すことは敵の視認性を高めることになるが、
搭乗員の士気を鼓舞する目的でいわば黙認されていたということが実情である。
(Wikipediaより引用)

特にアメリカ軍の機体に描かれたものが想起されやすく
シャークマウスやモンスター・クリーチャー、セクシーなおねいさんなどが代表的ですが
現代でいうところの“ゆるキャラ”的なものや、ディ○ニーのキャラが描かれたものもあったんだとか。
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というわけで早速(というわけでもないんですが)・・・
例によって気の赴くままの落書きを始めたわけで。

ブログ冒頭に乗せた画像が完成したものになりますが
そこに至る過程は下図のとおりとなります。
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 ①ブロンドヘアーのセクシーでケバめのおねいさんが登場頻度高め
 ②ヘビやトカゲやドラゴンなどのウロコ系モンスターもよく題材にされている
 ③添えられている書き文字はただ単に機体のペットネームだったり、座右の銘だったり
   深い意味がありそうに見えて、でもなさそうで、かつ絶妙にダサい(ココ大事)

などなど、なんとなく私が解釈するアメリカ軍機ノーズアートのテンプレっぽいところを狙いつつ
サスペンションコイルをショックに巻きつくヘビ(ラミア)に見立てておねいさん&モンスター要素消化。
キャッチコピーは “Check the Absorber (脚に気をつけな)” と、明らかにダサい感じにしました。
ちなみに胸の★は掲載用に自主規制として添えてるだけで、私の手元にあるデータでは・・・
まぁ、みなまで言うまい。
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そんなわけで、イラストを真面目に描くのも2年ぶりくらいという体たらくの私が
「ノーズアート風味のシャレオツステッカーにでもしてやらぁ」 くらいの勢いで
謎のモチベーションをもって描きあげたこのイラストなのでございますが・・・

ここにきて今更ですけども、実際に貼るかどうかは
流石に考えちゃうよね。


過去の自作イラストはこちら


余談ですが、ラミアを描いていてふと思い出したのが
“鬼神童子ZENKI”の序盤のほうに登場した“闇呪羅”なる敵側のキャラクターです。
人間形態のときもボンデージにムチを携えた女王様スタイルなのにもってきて
ラミア形態になると丸出しになるという、控えめに言って痴女なんですけども
ホ──ッ ホッホッホッ(迫真)
って そんな乳丸出しで高笑いされても、いまいち説得力がないというか怖さに欠けるというか。
いや、違う意味で怖いか。
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Posted at 2021/02/14 17:23:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | イラスト | 日記
2019年10月26日 イイね!

BRZにまつわるエトセトラ。

BRZにまつわるエトセトラ。 交差点 出会いがしらに 昇龍拳

季節は秋。
人恋しい季節でございます。
交差点で昇龍拳を食らうような
そんな出会いもあるかもしれませんね。
鍋本舗でございます。

さて、本日はBRZにまつわる諸々をお送りしたいと思います。

【赤青コンビ結成】
まずは冒頭の画像を参照されたい。
これは7月の某ブログでふれていた件でありますが、
去る10/5に、ようやく友人のBRZと並べる機会に恵まれましたので
そのときの写真でございます。

彼は宮崎(日向市)在住時代からの腐れ縁的な友人でございますが
ZC31Sスイスポ→BRZと、たて続けに車がかぶったこともあり
これはきっと前世でも何らかの縁があったのかもしれないと思う今日この頃であります。

今後は、赤青コンビときたら
春香・千早か、カブト・ガタックか、エックス・ゼロか、テツandトモか、我々か。
それくらいの印象付けをしていきたいな と。
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【86・BRZがいっぱい】
続きましてはオフ界のお話。
去る10/13、熊本県の阿蘇ファームランドで行われました
86・BRZ合同ミーティングに紛れ込んできたのです

え? 「参加じゃないのか?」 って? ・・・違います。
あくまでも紛れ込んできたのです(2回目)

本オフを知ったのが直前だったうえに、参加者に知人が誰もいないためツテもなく・・・
“見学OK”との記載があったので、ここはひとつお言葉に甘えようということで
紛れ込んできたのです(3回目)

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御覧の通り、沢山の86・BRZが並んでおります。
参加して 紛れ込んでみて思ったのは、やはり86のほうが多いなと。
私の家の近所でも、BRZかと思いきや86というのが日常茶飯事。
やっぱ何処へ行ってもトヨタさんのネームバリューには勝てませんな。

なお、スプリッター迷彩柄とかいう変なエアロを付けてるのは
当然ながら私だけでした。


【ライトにまつわるあれこれ】
10/19に、BRZに乗り換えてから初の車検を受けてまいりました。
現時点で走行80,000km超ですが特に大きな不具合もなく、概ね良好だったのですが
「基準には達してますけど、ちょっとヘッドライトの照度が低いですねぇ・・・」 と。

おかしいなぁ。買ったとき(中古購入)のままだし・・・。
てか、前のオーナーさんは何故暗くしたんや。

というわけで、純正バルブ(3510K)に近い照度と色味のバルブを探すことに。
ついでにフォグバルブも黄色にしちまおうなんて考えてたんですが
BRZの純正フォグは新規格のPSX24Wとかいうヤツ。
「暗い・安っぽい・バルブの選択肢が少ない」 と、BRZ乗りには大変不評な模様。
みんカラ内でも、フォグユニットをまるっと交換している人が多く
代表的なところでいえばインプレッサなどにオプション設定されているIPF。

なお、どうも私の前車ZC31Sスイスポのものがポン付けできるらしく・・・
廃車にするまえにとっておけばよかったと
後悔するばかりなのであります。



【86・BRZの持病】
先程 「車検時に大きな問題はなく概ね良好」 と申し上げましたものの
小さな問題というか、気になる点があるにはあるんです。
それは、86・BRZの持病ともいえるクラッチレリーズベアリングの軋み

86・BRZの純正レリーズベアリングは軸受部のカラーが樹脂製のものです。
特に初期型は過熱によるグリスの蒸発によって急速な摩耗や変形を起こし
まずは徴候として異音・軋みが発生しはじめ、そうこうしているうちに
クラッチペダルの踏み込みが「グニャン」とした感覚にかわります。
そしてほどなく破損し、クラッチの「滑り」を引き起こす と。

以前、私のBRZも当該部のトラブルに見舞われました
その際、当然ながらレリーズは新品に交換しているのですが
1年半で、早くも軋む音が聞こえ始めたのです。

後期型では“蒸発しにくいグリス”を使用しているそうなのですが
相変わらず軸受けのカラーは樹脂製のままです(品番は変わっている模様)

うーむ・・・ メーカーが樹脂部を見直していないということは
つまり樹脂製のままでもグリスを換えれば問題なしと判断したわけで。
ただ単に私のクラッチワーク・シフトワークがヘタクソなだけなのか・・・。

まぁ、丁寧なクラッチワークをより一層心がけるのは必須としても
純正のレリーズのままでは、また同じトラブルを引き起こすのではないだろうか
1回10万コースが1年半ごとに起きるとかいう事態は、どうかご勘弁願いたい。

そんなことを思いながら、何か良い対策方法はないかと情報収集していたところ
なんとなくよさげなものが見つかりました。

てなわけで、次項へ続きます。


【オートバックスのイベントに足を運ぶ】

思い切って強化クラッチキットをいれるか、とも考えたのですが
サーキット・ジムカーナでガンガン走っているならともかくとしても、
日常使用メインの私にとってそれはどうにも納得がいかない
問題はレリーズなのだから、クラッチを換えたところで根本的解決には至らない。
(むしろ強化クラッチを入れたおかげでさらにシビアになる可能性もある)

純正クラッチ盤の強度に対して純正レリーズが貧弱すぎる と誰かが指摘していたとおり
小生としては、ただただレリーズが何とかなってくれりゃそれでエエのであって
クラッチを換えちまうなんておこがましいのである。

 「HAHAHA どうしたんだいメアリー、浮かない顔をして」
 「ああもう、きいてよジョニー、またクラッチから変な音がするの!」
 「OH メアリー、そりゃ大変だ!」
 「また修理コースなんてまっぴらよ! なにか良い方法はないかしら・・・」
 「そんなときはコレ! R'sの強化レリーズベアリングキットさ!」
 「まぁ! なんて素敵なパーツなの!」
 「コイツは純正のレリーズよりも頑丈で大きなベアリングさ しかも・・・」
 「しかも?」
 「樹脂でできていたカラーが金属製に置き換えられているのさ!」
 「つまり、樹脂製で起きがちだったトラブルからサヨナラできるってことね!?」
 「That's Right! 早いとこコイツを取り付けて、西海外をドライブしよう!」
 「ああ、素敵だわジョニー!」


というわけで、メアリーことわたくし鍋本舗は
R'sさんの「86・BRZ用 強化レリーズベアリングキット」を買い求めるべく
まずは公式HPをのぞいてみることに。

すると 10/26 スーパーオートバックス東福岡店にてイベント との情報。
気になるあの強化レリーズもイベント価格にて店頭販売するとのこと。
行きますよ 行きますとも!

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主にスイスポ(ZC31S/32S/33S)・アルトワークス用のアフターパーツメーカーで
展示してあるデモカーもその2車種でしたが、86・BRZ用のレリーズもちゃんとありました。
価格は\18,000(税別)と、決して安くはない価格ではありますが
後顧の憂いを断つための大いなる投資と考えればよいのです。

モノの確保はできましたので、頃合をみてどこかで交換依頼しようと思います。


【GR Garageのイベントに足を運ぶ】
上記のアールズさんのイベントと日付を同じくして、トヨタ GR Garage 福岡空港店で
CUSCO・TRUST・RAYSの三社が出展するイベントが催されておりました。
オートバックス東福岡店からも比較的近かったので、こちらにも足を運んでみることに。

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実は以前からクスコ製の86・BRZ用ステアリングが気になってましてね。
良い機会だし、イベント価格で多少お安くなるのかしらなんて期待しながら
スタッフさんに尋ねてみたところ・・・

「あ、廃番になってますね・・・。」

おっと、そいつぁ残念だなぁ・・・
でも許してやるぜ・・・ 何故って今日の俺は気分が良いんだ。

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あんたンとこのデモカーが
俺のエアロと同じ
スプリッター迷彩柄だからね。


※この妙なスプリッター迷彩柄のエアロについては
 その① その② その③ その④ をご参照ください。


というわけで、なんだかここのところ
クルマのトピックが多かった鍋本舗です。

まぁ、みんカラ的にはこれが正しいんですけどね。
Posted at 2019/10/26 23:08:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ関連 | 日記
2019年10月05日 イイね!

すべてを賭ける覚悟はありませんけども。

すべてを賭ける覚悟はありませんけども。さてさて、季節はすっかり秋。
過ごしやすい時期でございます。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

大橋彩香女史の新曲のサビが
「カナダ中がダイスキって叫ぶの」
聴こえてしょうがない鍋本舗でございます。


さてさて 最近の小生ですが、“とある方々”に、ちょっぴりハマっております。
Roseliaの皆さんである。

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きっかけは、文化放送のインターネットラジオを拝聴しているときに
やたらと流れていた「FIRE BIRD」という曲でして。
(田中美波のFIVE STARSが終わって途方に暮れているのはまた別の話)

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全然関係ないけど、FIRE BIRDのジャケ絵に
そこはかとなくアースウィンド&ファイアーみを感じるんですよね・・・ 俺だけ?・・・


なんだこれ・・・ ちょっと気になる・・・ 誰が歌ってんの?
へー、ロゼリアってーの・・・ また新手のアニソン歌手か何か?・・・
てな感じで調べてみましたところ

BanG Dream!とかいうメディアミックスプロジェクトの一環として、
キャラを演じる声優がリアルバンドとしても活動する形態
をとっているそうで、
作品内に登場する「Roselia」というバンドのメンバーを演じる中の人たちが
リアルでも「Roselia」を名乗り、歌唱はもちろん、楽器も演奏しているのだとか。
なるほど。これが噂のバンドリ界隈ですか。

そういえば・・・ 20年ほど前に、二次元とリアル両方で売り出した
Λucifer(リュシフェル)とかいうバンドがありましたね。
時代を先取りしすぎたんでしょう。



ときに、バンドリといえば、若年層のオタクに大人気のコンテンツらしく
齢三十五を迎えたおじさんにとっては、「若者に人気」という時点で
かなり気後れしてしまうのが本当のところ。

案の定、まず何がわからんって 「エモい」 だわね。
なんでも、エモいエモい言われてるバンドリ界隈のなかでも
Roseliaが特にエモの代名詞みたいに言われているらしく
そのワードが散見されるのです。

35歳のおじさんに降りかかる
「エモい」とかいう謎の概念。


えーと、なになに・・・
感情が強く揺さぶられたり、昂ったときや、言葉にならないさまを端的に表現
うんぬんかんぬん・・・

なんやねんそれ ワカランっちゅうねん。
まーええわ・・・ 公式でLIVE映像あるらしいし、観てみよか。



エモいやんけ・・・(理解)


話は少々脱線しますが、かつての鍋本舗少年はバンド小僧でした。
耳にしていたのはGLAYやL'Arc~en~Cielなどで、XやLUNASEAが人気を博した後くらいですかね。
MALICE MIZERやSHAZNAなど、ヴィジュアル系と呼ばれるバンドも結構目にしていた頃合です。
(世間的には「第四次バンドブーム」と呼ばれる世代にあたるらしい)


・・・なんだかね、思い出しちゃうよね。
思わず久しく弾いていなかったギターを弾きはじめてしまうくらいには
影響されてしまっている (典型的なちょろいオタク)
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もう 指 全っ然
動かんけどな。

意地でもDetermination Symphonyは弾けるようになりたい・・・


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≪あるあるCityに展示されているパネル≫

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≪9/13、公開初日に劇場版(?)を観に行きました≫


曲がりなりにもバンド少年のはしくれだった身としては
やはり「ステージに立つバンドの姿」というものに一番の魅力を感じております。
(二次元のほうも可愛いですけど、リアルバンドの魅力は大きいです)

“声優がバンド活動”という触れ込みではありますが、
もちろんすべての演奏を声優さんが完璧に行っているわけではないことも
ライブ映像等を観ればわかることです(CD音源に比べ簡略化されてます)

しかし、人前に出て演奏するということがどれだけ大変なことかは
中学・高校のお遊びバンドで適当やってた小生ですらなんとなくわかるのですから
“声優さん”というひいき目が多少あったとしても、尊敬すべき部分でしょう。


まぁ・・・ それはそれとして

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最近の俺、こんな感じの
ツインテ娘がいる界隈を
好きになりがち問題。
2019年07月28日 イイね!

現実と非現実の狭間。

現実と非現実の狭間。改めて考えてみる。
リアルとフィクションの境界線って
一体どこにあるんだろうか。

「そんなモン簡単だろう
 そんなことすら判別がつかないから
 こじらせたオタクは性質が悪いんだ」


私もどこかでそう思っていたし、自分自身が当のオタクであるがゆえに
できるだけ “そうならないよう” に努めてきた節もある。
もっと言えば、“聖地巡礼”と称してはしゃぐオタクたちの姿を
どこか冷めた目で見ていたようにも思う。


さて そんな私なのでありますが、今回は少々思うことがあり
7/27~28の間、西宮(兵庫県)宇治(京都府)を訪ねることになりました。

7/26(金)の勤務明け早々に帰宅して仮眠をとり、日付を越えた深夜3:00頃に起床。
バッグひとつだけを掴み、一路関西を目指すべく愛車のハンドルを握ります。

思えば、ここまで大規模な車での遠出は2013年の広島遠征以来。
関西圏といえば修学旅行の定番であり、私も中学生のときに当該地域を訪れたことがありますが
そのときは公共交通機関を利用したし、旅行の変なテンションで移動のしんどさとは無縁だった。
大人になり会社の出張でも数回訪れているが、新幹線を利用すれば楽なモンで
九州からでも体感距離を“近く”感じてしまうから不思議である。

え? じゃあ今回も新幹線を使えば良いじゃないか とな?
いやいや、ここみんカラですし。
申し訳程度でもクルマに絡めとかないと怒られちゃうでしょ。
・・・ってのは某Y興行の社長ばりのキレキレの冗談であって
新幹線代と高速料金(燃料代含む)を比較すると、後者のほうが安いのですよ。


てなわけで最寄の行橋ICから高速に乗り
まずは1時間もかからないうちに関門海峡を渡り、あっけなく九州を離脱します。
ここでまず「お、いけるやん」なんて思いがちです。広島旅行のときにも思いました。

ですが、ここからが一番の難関。
ただでさえ単調な運転になりがちな高速道路なことに加え、まず山口県が長い。
前回は行きも帰りも早々に山口県内で心を折られてしまい・・・。
目的地がその隣の広島県だったから良かったものの、
今回はそこから更に4県ほど先がありますのでね。 わー大変だー(死んだ魚の目)


とまぁ、同乗者のいない孤独なドMプレイのような行程ですが
小休止を挟みつつ、7/27(土)の10:30頃には合流地点に到着することができました。

現地で出迎えてくれたのは、ノヴさん(京都のオタク)と、おぷてーさん(愛知のオタク)
おぷてーさんとは半年ぶり、ノヴさんとはなんと6年ぶりの再会です。
久しぶりの再開にわーわー言いながら、ひとまずはこの3人でもって
「涼宮ハルヒの憂鬱」の舞台となった西宮を散策します。
とはいえ時間的な制約もあったので、ガッツリではなくお手軽程度のもんですが。

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《西宮市フレンテホール展示場の模様》
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《作中に登場する喫茶店のモデルとなったお店(移転後)》
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《作中で頻繁に登場する西宮北口駅/甲陽園駅》
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《作中でハルヒたちが通う“北高”のモデルとなった学校》

「涼宮ハルヒの憂鬱」の1期が放送されたのは2006年のこと。 もう13年前になるんですね・・・。
私は当時大学生でしたが 「なんかすごいアニメやってるぞ」 と
友人たちの間でもブームになっていました。

その後の2期(2009)も、劇場版“消失”(2010)も、勿論楽しませていただきました。
まぁ、エンドレスエイトに関しては
様々思うところがあるにはありますが。



さて、場所を移動しましてお次は宇治です。
こちらは 「響け! ユーフォニアム」 の舞台となっております。
(雨天のこともあり、こちらも散策はお手軽コースです)

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《劇中で久美子たちが通う高校の最寄駅とされる京阪六地蔵駅/ファンの間で「うまくなりたい橋」と呼ばれる宇治橋》
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《久美子たちが通う北宇治高校のモデルとなった学校/物語の折々で登場する公園》

実はわたくし恥ずかしながら、ユーフォはまだ1期しか拝見していないので
ロケ地に関しても少々ピンと来ていない部分もあるのですが
案内していただいたノヴさんにお話を聞きながら、
しっかり観ようと思いを新たにしたところでございます。


さて、今回散策した西宮にしても、宇治にしても、訪れてみて思うのは
とにかく“アニメに登場するほぼそのままのものが実在している”ということです。
まずは、製作した京都アニメーション様のロケ取材における力の入れよう
そしてアニメとしての画に落とし込む丁寧な仕事ぶりが見て取れます。

いままで“聖地巡礼”をあまり心良くは思っていなかった側の立場ですが、
実際に訪れてみると、これはオタクがどうこうとか聖地がどうこうとかの問題ではなく、
ただ単純に、いま私たちが生きているこの街、景色、気候、空気感みたいなものが
登場人物たちの人間味であったり、心情背景に大きく色を添えてくれる。

そして、作中で登場人物たちが“思い”をもって動き回った舞台を
今度は逆に私たちが共有し、元気付けられたり、勇気付けられたり・・・
言うなれば鏡写しのような。そんなことなのかもしれません。



・・・で、ここからが本題です。

まずは、先達起こってしまった痛ましい事件の被害者、亡くなってしまった方々、
および京都アニメーション社員の皆様に深く哀悼の意を捧げたいと思います。


今回どうして、はるばる九州から関西圏を訪ねたのか。
それは 「この悲惨な事件に衝撃を受けたから」 としか言いようがありません。

まぁ、西宮や宇治に居るときもそうだったんですが・・・
どんよりした気持ちでその場所へ向かいます。

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《現場近くのショッピングモールの立体駐車場から京阪六地蔵駅方面を臨む。画面中央に小さく“それ”が見えます》
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《黒く焼け焦げてしまった壁が火災の凄まじさを物語ります。焦げたような匂いがまだ残っていました》
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《静かな住宅街に突然現れる“焼け跡”。悲しくも異様な光景です》
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《住宅街ということもあり道が狭く入組んでいます。消火活動も困難を極めたそうです》


なんというか・・・ 言葉が出てきません。 ただただ絶句です。

件の“第1スタジオ”がある場所は、静かな住宅街のど真ん中。
今日も明日も、ずっとその先も 静かな日常が流れていたはずの場所なのです。

そこに突然現れる、黒く焼け落ちた建物。
あたり周辺にまだ残る、焦げたような、くすぶるような、そんな匂い。

なんだか頭がぼんやりとして、現実と非現実の境目がわからなくなる。
先程述べた聖地うんぬんの話もあいまって、明らかに脳みそが混乱しています。


連日、報道で何度も何度も観たのだ。
建物をなめつくす赤い炎、立ちのぼる黒い煙、逃げ惑う人・・・。
私は、悲しい気持ちで画面をみつめていたはずなのだ。

これは現実に起きたこと。テレビのむこうの作り話ではないのだ。
わかっているはずなのに、頭が理解を拒んでいた。


実は九州を発つ前、私のみん友さん(オタクに理解のある方)たち数人に声をかけて
寄せ書き的なものを作って、お花と一緒にお供えしませんか
私が現地へ行きますから、皆様のメッセージを一筆いただけませんか と。
わがままながら、そのような動きをとらせていただきました。

有志の皆様が書いた直筆のメッセージを写真にとって送ってもらい
少しばかり絵心のある友人と私が描いたイラストに皆様のメッセージを加工追加したのです。
さながら“デジタル寄せ書き”とでも申し上げればよいのでしょうか。

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《心ばかりの花籠と、有志の皆様の思いを乗せた寄せ書きです》
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《私が献花する様子を、ノヴさんが撮影していてくれました》
altalt
《京阪六地蔵駅そばの顕花場には、溢れんばかりのお花が手向けられておりました》

私の思い、友人の思い、そしてみんカラで繋がっていただいた皆様の気持ちも一緒に届け
顕花場で 深く 深く お祈りさせていただきました。


去り際に取材のマイクを向けられましたが
お答えできるような立場でも身分でもないただのオタクですので、お断りしました。
代わりにといっては何ですが、皆様から寄せていただいたメッセージは
テレビやネットを通じて報道に乗ったようです。

改めて、私の気持ちにご賛同いただいた有志の皆様にお礼を申し上げたいと思います。

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当該記事のページ(関西テレビ放送様)です ↓
 https://www.fnn.jp/posts/2019072719122510KTV
 https://www.fnn.jp/posts/2019072721095505KTV/201907272110_KTV_KTV


最後に。

とにかく、ただただ残念です。
オタクなので何か特別なフィルターはかかっているかもしれませんが
アニメを抜きにしても、一体何を思って他人の日常に・・・
頑張って毎日を生きている方々の会社に押し入って
あろうことかガソリンをぶちまけて火をつけ、多くの命を奪うことなど
決して許されるものではないし、あってはならないことです。

容疑者が犯行の為に購入したとされる40Lのガソリン
今回私が九州から京都まで車で走る際に消費した量とほぼ同じです。
およそ1.2tの金属のかたまりを600kmも動かすような量です。
それに火をつけたら・・・ 考えるだけでも恐ろしくなります。


再三の繰り返しになってしまいますが
いまはただ、いちファンとして、オタクとして、人間として
京都アニメーションのすべての社員様へ
お見舞いを申し上げるとともに、
負傷された方の一日も早いご回復
そして、亡くなられた方のご冥福を
お祈り申し上げたいと思います。



altalt
Posted at 2019/07/28 22:20:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日々のこと | 日記

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「「コロナで出会いがなくてマジつれぇわー」などと嘆く後輩。
こちとらコロナじゃなくてもそんなもんねぇわ甘えんな。」
何シテル?   11/27 13:19
大分生まれ、大分育ち。 学生時代4年間は愛媛県松山市で過ごす。 2007年春、ニートになりかけるが地元大分で無事就職。 転勤で2008年秋から5年半を宮崎...

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