
E-GS130-0番台をパワーウィンドーにドアごと張り替えたのが悪かったのか、モーターは壊れないけれど継電器類の故障の多発、そしてドアカーテシコード切断、そして謎のバッテリー上がりやガソリン車と言う性質上、維持には困難を極めました。
YS120やMS120のスタンダードからデラックスを探していたけれど、一向に見つからず、また、3Y系エンジンの大半は解体して輸出されているのと手巻きウィンドーの方が壊れる要素が少ないので、見かけは汚いけれど、YS130の0番台、つまり前期方が、とある鉄道会社の車庫で眠っていて、LPGのタンク検査切れで、解体目的で私に売ってくれる予定だった車を、LPGボンベ検査(4年しか付かなかった)を通し、無事故(と言ってもバンパーに凹みあり)だったので、少し金額を上乗せして車検を10月17日に通しました。
S130系クラウンセダンの前期・後期は、それぞれ0から始まれば前期型ですし、数万から数十万の1が付いて、そのしたに0をはさめば後期方と言うことです。
ただ、MS130みたいに前期型しかない形式もありますが。
この車は天然の丸目&銀バンパーのノーマル車です。
たまに後期方のS130をこんな風にして、ドアミラーにされたかわいそうな車が居るのが哀れです。
が、この写真は、貝塚市のそぶらへウツギとマルバウツギの採集に行ったときで、母も同席していました。
とある生物系博士の方から、あのあたりはウツギが生えている、と言う事ですが、祖母はウツギくらいいくらでも見分けられた時代の人間(戦前に看護婦資格を取得)で、昨年、亡くなってしまったので、母なら急斜面にも入られるし、肥後守ナイフで潅木を切るくらい、お手の物ですので、私と母が、私が細い林道の急斜面にYS130を停め、二人で低木を切りまくります。
やっとこさ、茎の中が空っぽになったウツギを見つけました。
全部、私の力で引っこ抜いて、根元を10cm位残して、水を染み込ませた新聞紙に包みます。
上の枝は適当に切って、古代の火起こし様に使います。
根っこは意外と浅いですが、すべて私の庭に植えました。
ウツギは別に貴重な植物ではありませんし、古代から火起こしの火きり棒に使われているので、環境破壊にはつながらないでしょう。
さて、YS130のミラーは根元が折れて、接着剤をつけている始末なので、ここだけはノーマルとは言えませんが、GS130のミラーを使いました。
これは前の車の肩身です。
また、GS130からはライト類は全部取って来ているので、いずれボンネットと方向指示器の上側はメッキ品になる予定ですが、実際にYS130スタンダードがタクシーで走っていた時代に、このような車は多数目撃したので、まあ良しとしましょう。というか良しとしてください。
Posted at 2009/12/09 16:55:17 | |
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