
こんにちは、貧乏人です
本日父親が亡くなってからのデカい宿題を夏休み終了前に完了しました
実家、というか自宅の土地建物の相続登記を自分自身で完遂致しました
さて、
同居の親が亡くなると悲しむ間さえ与えられず(そんなに悲しくはなかったですが)各種様々な手続きを立て続けに行わなくてはなりません
まずは病院に長く置いとけないので即、葬儀社の選定を迫られます
私の場合は先に母親が亡くなった際に父親が依頼した葬儀社にそのまま何も考えず依頼しました
父親の母親、私にとっての父方の祖母の葬儀もそこなのでまあ妥当なところかと
つまりは高齢で入院した場合や大病が見つかったら即目星はつけておかないといけないんですね、実際問題、縁起でもないという気持ちはわかりますが
突然の事故でという場合もありますから若いうちから自分にもしものことがあったらこうしたら良い、と家族に書き置きしておくのも良いのでしょう、葬儀社選定含め
しかしながら最近の価格高騰で私の財力ではいわゆる一般葬は無理と判断、家族葬と致しました
当時のブログにも書きましたが田舎の家族葬は結局のところ小型一般葬となるあるある
籠盛りもお花もいっぱい、火葬場への移動も大型観光バスエアロクイーン登場でした、トホホ
あとは電気ガス水道電話NHKの契約者変更
市役所への各種届け出、固定資産税の名義変更
故人所有の自動車の名義変更、任意保険書き換え
なかなかに大変なのが故人の加入する生命保険の請求作業
何個も入っているとその一つ一つに医師の診断書や戸籍謄本などの資料が必要でまあ面倒くさい
しかしながらよーく考えよーお金は大事だよー、なので頑張るしかない
葬儀社への支払いもあるし(笑)120万耳揃えてお支払いしました
ここまででやる事20コくらい連続ですね
親の死亡で1週間くらいは休みましたからその間に出来ることを詰めに詰め込んで走り回りました
ただ、死亡届を出してすぐには戸籍に反映されないのです、それこそ5日〜1週間は最低かかる
つまり、葬儀のために休んでる間にはロクに関係書類を集めることができないのです、スーパー運の良い日の巡りなら忌引き最終日に取得できる場合があるかも?でも曜日の巡りまで考えて死ぬ人はいないですからね
そこで役立つのがお盆休みなんですね、もっと言えばお盆休みの平日
ここをフル活用して役所巡りをすることになります
葬儀で長く休んでいるので平日休み取りづらくってねぇ
さて、親が死んだのが2024年7月、市役所で資料集めしたのが8月
この時固定資産税の変更をした時こんなことを市役所から言われたんですね
ご自宅の権利の相続登記を3年以内にして下さいね、お手続きは市役所では出来ないので小松の法務局まで出向いて下さい、との事でした
その時はふーん、そうなんだ、としか思わなかったのですが後から思うと大変なことをサラッと言ってくれちゃってるんですよね
実は2024年4月に大変なことが決まっていたのですね
相続登記は3年以内にしろ、しないと過料(前科つかない罰金)10万円、です
4月以降に相続した人はもちろん、それまで罰則なしで放置していた人も対象、猶予は2024年4月から3年、なのでした
日本中で登記が未完了の土地がなんと九州の面積を超えているそうです
未登記者は1000万人、実に国民12人に1人、小さな子供を省けば10人に1人くらいになる?
土地の所有者が誰かわからなくて困るのが大きな災害の時の復興事業の足枷になることだそうで
正直なところ国の大失策です
ここ最近の現実的な事件としては東日本大震災で問題噴出、となったから、のようです
で、罰則付きの義務化となった訳ですが全国民対象にする割にはその申請がものすごく大変で窓口も不親切な法務局な訳です
国の大失策の責任、ツケを国民に全て押し付けたと言って良いでしょう
さて、では申請しようかと法務局に行ってみて下さい、みんなびっくりしますよ
ものすごく不親切、ちょっとの質問相談にも乗ってくれません
予約制の無料相談を予約して下さい、ということなのです
その相談も時間にして一回20分、何回も通うことになると思います
その度に平日の昼間の時間を要求される訳です、法務局なんてその辺にあるわけではないので行くだけでも大変なのに
市役所での戸籍集めに関しては運不運が別れます
簡単なパターンなら10分くらいで全部揃うこともあれば1〜2ヶ月かかる事も
故人が本籍をどれだけ変更しているかによるのです
引っ越しの際に住所だけでなく真面目に本籍まで変えないほうが良いですね
同じ市内ならまだ良いですが違う市、違う県で何度も登録しているとその引っ越した順にその市役所でスタンプラリーならぬ戸籍謄本発行ラリーしなければなりません
出生から死亡までの戸籍謄本ですが兄弟の多い昔の人だと紙の数が膨大です
簡単に8〜10枚くらいになっちゃう、その一枚一枚に発行手数料が掛かるので高額になりがちです、うちの場合で4000円くらいは掛かりました
マイナンバーカード一枚で分かればいいんですけどね、全部紙に印刷されたものを買わされます
あとは兄弟との遺産分割協議をしなければなりません
親と同居して介護していた長男や長女に全て相続、で話がまとまれば良いですが遺留分を現金で分けて欲しい、とかになると渡る世間は鬼ばかりがスタートしてしまうのです
古くから放置された私道や山林、田畑なんてあったら目も当てられません
こうなると素人にはもうお手上げで司法書士に依頼しないとまとまる物もまとまらなくなります
つまるところ、司法書士に依頼=お金が掛かる、です、
ざっくり10万円〜から?
個人で申請する人の割合は2〜3割だそうです
逆に言えば7〜8割の人は司法書士などへの依頼をせざるを得ないことになっていると言えます
戸籍謄本が1箇所の市役所で揃って、かつ、揉める兄弟がいない、もしくは一人っ子、これくらい条件が良ければ個人での申請も可能、かというレベル
条件の良い人なら申請は楽勝なのかと言えばさにあらず
法務局のハードルはどんな人にも一律で高いままなのです
しかもここで2027年3月末の猶予期間満了が迫ってきていることがさらに大変さに拍車をかけます
全国1000万人の未登記者が来年3月末までに登記完了させなければならない訳です、出来ると思います?無理無理無理無理ィ!
まだあまりニュースになっていないので自分が追い込まれていることに気づいてない人も多いと思います
一応猶予期間を伸ばす申請(相続人申告登記)も法務局で出来ますのでいきなり10万払え、にはならんのですがあくまでも先送り、いつかはやらねばならんことには変わりありません
本格的に相続登記を完了するには法務局に登録免許税なる税金を払う必要があります
土地建物評価額の0.4%です
2000万の家の人は8万円なんですね
今まで登記をしない人が多かったのはこの税金を回避する側面もあった訳です、でも逃げ道は国によって塞がれました
今ならまだ間に合うと思いますが2026年年末から2027年年始にかけての時期に相続登記を始めようと思ったらもう大混乱に巻き込まれること確定です
司法書士とていきなり何百件の案件は受けられません
お断りされるパターンが増えるでしょう
私のパターンは超幸運の重なった簡単最速パターンでした
戸籍謄本集めは1日で終了、その日のうちに申請書を書き翌日法務局へ提出、お盆期間のためか法務局の審査の数も少なかったか土日挟んで1週間で審査終了、合計9日間のスピード登記となりました
個人申請としてはトップレベルの速さだと思われます
それでも法務局へ計3回行っています
申請書は1人で相当悩みました、ミスなく一発通過は本当にかなり超ラッキーです
司法書士に依頼して確実を取るか、自分でやって安さを取るかの二択
どのみち私はルンペンなので自分でやる道しかなかったのですが
無料で使えるGoogleやYahooのAIはなかなか良い相談相手でした
100%の信頼は危険ですが・・・たまにサラッとハルシネーションによる間違いを教えてきますよ
で、冒頭のカレー、ゴーゴーカレー小松店です
小松の法務局帰りに小松イオンモールの郵便局にも寄って故人の口座を解約してきました、雄叫びを上げながらの小松市内をウイニングランです
大変面倒な申請をやり遂げた自分へのご褒美カレーですね
金ないのに1300円のカレー、奮発しましたよ
マヨネーズは卓上のボトルマヨを自分でかけた失敗雑マヨです

写真の紙が登記識別なんちゃら、いわゆる権利書です
大事に保管しないとあかんやつです
日付を見ると盆明けすぐに審査されてOKが出ているようですね
8月14日金曜日提出で土日は休み、開けて17日月曜朝一発目に審査完了?
ややこしさゼロの単純明快な簡単申請の部類なのでサッサと終わらせられた感?
こちらはそういう法務局内部の動きがわからないので待ってる間、不備があって補正作業を要求されないかで戦々恐々とさせられます、普通の勤め人が平日の法務局には呼び出されたとて、そう何回も行けないのよね
自分の場合署名横のハンコ忘れ、申請日の記入忘れ、不動産番号の転記間違いさえ気を付ければ不安点はなかった感じです、実際一発通過だった訳で不備はありませんでした
(実のところミスはしていたんですね、ハンコと申請日の書き忘れをしていて提出時に受付のおねーさんに指摘されて難を逃れています、優しいお姉さんでした、ありがとう)
相続登記、まだの人、急いで!
え、なんでほぼ同じ内容のブログを2回つづけて書いているのかって?
1回目のを自分で読み返してみたらなんか怨念の塊だったんですよ
32年前の深夜に書いたラブレターの次くらいに酷いかも
もう少しスッキリ爽やかに同じこと書いとこうか、と思っただけです
どちらも自分の体験、感情を嘘偽りなく記してあります
今回は親御さんが亡くなられた方が検索でこのブログに行き当たった時に、え、私今から何をしたら良いの?状態の解消、心構えになれば良いかなという気持ちもちょっとだけ付け加えています
相続登記のお手続きがまだの人の参考に多少なりともなれば良いな、それだけです
時間も余裕もないのにこういう義務を課されるのは本当に大きいストレスを背負わされるんでね、体と心と財布に傷を負います、少しでも軽傷で済んでほしいのです