クラッチ「操作系」のオーバーホール ②
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
マスターシリンダーのリザーバータンクの中です。スラッジが溜まっています…。まさか、OHが新車以来21年ぶり…なんてことはないと思いますが…。(私の手元に来てから初めてのOHではあります)
2
マスターシリンダーのプッシュロッド部もぼろぼろです。激しく動く箇所ですからネ…。
3
ゴム製のブーツはぐいと引っ張ると取れます。今回は固着していたのでラジオペンチで強制排除しました。再利用しないのでOKです。
プッシュロッドを指で押しこんだ状態で、スナップリングを取り外します。スナップリングプライヤを使います。
4
スナップリングさえ外せば、マスターシリンダーの中身が全て出てきます。
インナーパーツはアッセンブリ交換です。メーカーもアッセンでしか供給しません。このアッセンにはゴムブーツは付いてきますが、プッシュロッドは付いてきません。
マスターシリンダー(ボディ)内部を見て、腐食や編摩耗がある場合は、交換する必要があります。(今回はOK)
5
シリンダーピストンにゴム製のセカンダリカップを取りつけます。双方とも新品のアッセン部品です。
セカンダリカップの取りつけにちょっとしたコツがありますが、写真を撮り忘れました。傷つけないように「えいや!」とやれば大丈夫でしょう。
古いカップと新しいカップの比較です。ゴムがやせてしまっているのがわかります。
6
組み付け前には、新しいパーツの摺動部分へしっかりとグリスを塗ります。ゴムパーツを侵さない専用のグリスが必要です。
私が使っているのはDAYTONAの、その名も「ブレーキキャリパ-グリス」です。
7
マスターシリンダーにインナーパーツを挿入します。
もちろん、マスターシリンダー(ボディ)は洗浄済みです。固形化したフルードもそぎ落としておきます。軽い腐食部にはペーパーを当てておきます。
8
プッシュロッドを指で押さえながら、スナップリングをはめます。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク