
ご存じの方も多いと思いますが、
ブリーザープラグの役目についてのお話しです(^_^;)
Europaはトランスミッション後ろ側の右についている
これです。
頭のキャップをさわると、スプリングの反力で
ピクピク上下に動くやつです。
これは簡単に言うと「空気穴」です。決して一方通行の
チェックバルブではありません。
トランスミッション内の上層内部と繋がっているパイプです。
ゴミや直接水が入らないようにキャップがぶっていま~す。
素材は金属のものと、プラスチックのものがあります。
何故このようなプラグが付いているかと言うと、トランスミッション
内のオイル温度が上昇すると、上層部の空気が暖めたれ
膨張します。それによりトランスミッション内の圧力が上昇
、その圧力を逃がす働きをしています。
勿論、ギヤが高速で回転しているときも、気圧が変化します。
また、オイルの温度が低下してくると、逆に圧力が下がり
ミッション内部は負圧になります。そうならないように
温度が下がり気圧が下がって来たら、外気を導入し内外圧力を
一定にする働きをしています。
お解りになられた方もいると思いますが、このプラグの働きが
無いと、ミッション内部の圧力変化に耐えられず、オイルシールや
パッキンからのオイル漏れを起こす原因を作ってしまいます。
この、ブリーザープラグの詰まりによるオイル漏れの原因を
分からすに漏れたガスケットやパッキンを交換しても
また、オイル漏れを起こしてしまいます。
そうなる前に、簡単ですから時々人差し指で、ぴょこぴょこ
押して見てください。
目詰まりを感じたら即清掃しましょう(^_^)v
その時ゴミ等がトランスミッション内部に落ちないように
気をつけて清掃してくださいね。
お節介なアドバイスで失礼いたしましたm(_ _)m
Posted at 2012/04/26 22:52:49 | |
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